人生の折り返し地点を迎える前に起きた出来事。通り過ぎた今だからこそ自分の気持ちを正直に伝えようと思う

人生80年時代だとしたら、私は最近になって人生の折り返し地点をようやく迎えました。

だからどうした!というぐらい、いつの間にか通り過ぎましたが(笑)、男女共に平均寿命が延びてきた今、もしかしたら100歳まで生きるかもしれませんが、明日死ぬかもしれません・・。

必死に生きてきた40年間でしたが、今ここに命があること、いい人達に囲まれてきたことに大いに感謝しております。本当にありがとうございます。

人生の折り返し地点を迎えた今、ようやく落ち着いてお話できる時が来たと思います。

初めてこの記事だけを見た方には多少わかりにくいかもしれませんが、いつもこのブログをお読みいただいている読者の方に向けて、ここで正直に今の私の心境をお話したいと思います。

3年目を迎えて事業をさらに拡大したいと考えていた

個人事業主になって3年目を迎える前に、このままの状態でいるか、さらに事業を拡大していこうか、自分の中で葛藤していました。

しかし、会社員と子供がいる主婦が、これ以上活動の場を増やしていっていいものかどうか、私の中でものすごい葛藤が起きていました。何かが起きたら自分の責任です。

もし実行してしまえば私だけではなく、夫や子供達にも大きな影響が出てしまうことになります。夫も含めて色んな人にもアドバイスを求めに行きましたが、ほとんどの人が事業拡大には大反対でした。

1人で行うには、スキル不足であると(汗)自分でも勉強不足、スキル不足は十分に感じていました。

もっと伸びたい自分がいるのに、思うように行かずにフタをされたような気分でいた私・・。

今になって冷静に考えてみると、1人でどうにもできないことですし、とんでもないことをしようとしていたとわかりますが、当時の私はやりたい事をできないことで、相当ストレスが溜まっていました。

実は離婚したのは最近ではなく、今年始め頃にしていました

私が離婚しましたと記事にしたのがつい最近でしたので、読者の方には突然離婚したと伝わっていたかと思います。

離婚しました。私達夫婦が離婚した理由と離婚後の人生で最も大切にしていきたいこと

夫婦仲と家族仲はとっても良好でしたが、実は離婚の話は去年から出ており、夫婦で何度も何度も話し合いを重ねておりました。

長年いると軌道修正することも難しくなってくることもあり、お互い一緒にいるより離れた方がメリットが大きいという結論に至ったことで、今年始めに離婚をいたしました。これは元夫が子供達を守るために、決断したことだと思っています。

仕事のスタイルが違っていたことで多少ケンカもしましたが、お互いの生き方を尊重していましたので、本当に前向きに離婚に至りました。離婚ケースの中では、あまりないパターンかもしれません・・。

でも、15年も一緒にいましたので、やっぱり人間として寂しくなってきます。

夏が始まる前ぐらいまでは「もしかしたらやり直せるかも?」と、2人の関係を戻すために努力を重ねていましたが、やっぱり1度ねじれた糸をほどくことはなかなか難しかったです。

離婚してしばらくはレジャーや旅行も一緒に行っていましたし、「家族」としては何1つ変わらない日々を過ごしていました。

しかし、離婚して同じ屋根の下でいつまでも住んでいるわけにもいかず、住む場所も決まっていませんでしたので、引越し先を決めて、審査をしてと、今年の6月頃に実際に引越しができるまではしばらくかかりました。

養育費に関しては私が払うことにし、家計も別にしていましたが、引越し後も、近くに住んで家族みんなで食事を作ったり、食卓を囲んだり、みんなで出かけたりはしていました。

リアルでは離婚しているのに、ネット上で偽っていることに罪悪感

離婚の件に関しては結婚以上にかなりデリケートな話ですし、この場で言った所で批判もいっぱい来るでしょうし、主婦の私に対するイメージ的にも良くないと思い、ひたすらブログ上では黙っていることも考えました。

ただ、このブログはリアルな私とほぼ同時期で連動しています。ほとんど日記感覚で書いていることも多々あり・・。

リアルでは離婚しているのに、ネット上で偽り続けていることに、ずっと良心の呵責が起きていました。私は、いつも訪れて来てくれる読者の方を裏切っていることになっているのではないか?と。

オフ会で会う人達にも「顔色が悪いよ?」とか、「元気がないよ?」とかずっと言われたいた時期がありましたが、言いたくても言い出せない自分とひたすら戦っていたからです。

お会いする人達にウソをついていることに、常に罪悪感でいっぱいでした。

お会いしてきた方達だけではなく、読者の方にすぐに言い出せなかったこと、大変申し訳ございませんでした。

夫婦じゃないのに夫婦のように書いていたことを許してくれなんて決して言いませんが、偽っていたことは本気で謝りたいと思います。地面におでこをつけて土下座して謝りたいです。

色んな人の意見を真摯に受け止めることも大事であり、正直な気持ちを書くことも大切だと思い、別居して心が落ち着いた頃合いを見計らって、元夫婦でよく話し合って離婚したことを公表いたしました。

子供を私の元に連れて来られなかった理由

ここで、母親の私がなぜ子供を連れて来なかったかが気になるかと思います。

子供の気持ちを最優先に考えることが最も大切です。

「お母さんとお父さん、どっちがいい?」なんて聞くのは子供達には負担が大きすぎると思い、一切聞かないで自然に任せることにしました。

ただ私自身、2年前からずっと宣告されているアゴの手術が待っていたことで、長期間家を空けるわけにもいかず、どうしても引き取ることができませんでした。手術と入院、体調の回復を含めると1カ月間は親不在ですし、不安でいっぱいでした。

顎変形症手術入院体験記。顔の腫れがおかめ納豆状態に!食べられることがこの上なく幸せだと思ったこと

苦渋の決断でしたが、学校も転校することなく、元の家でストレスをかけることなく過ごした方がいいと思い、私が何度も子供のもとに通う形を選択しました。

体調もメンタルも少しずつ回復してきましたので、元夫と子供の事について日々連絡を取り合って話し合っています。

子供達にとって、どちらの環境にいる方が最適か?

現在は元夫の元がいいかもしれません。家事能力も高く、子育てにも熱心であるため特に問題なく、親権を移すようなことは現在は考えていません。

これから迎える思春期では、娘達にとって母親のそばがいいかもしれません。その時が来たら自然と迎えるようにしてあげたいです。

年齢を重ねる事に気持ちも変化していくと思われますので、どっちの家にも行けるような体制づくりを作るべく、子供達の笑顔だけは失わない最大限の努力をしていく次第です。

アゴの大手術が近づいてきたことで、自暴自棄になった

事業も拡大していきたかったのですが、そろそろ子育ても一段落してきたことで、外で働きに出たいと思っていたのが夏頃です。

しかし、2年前に宣告された大手術が控えていることもあり、1ヶ月以上も仕事を休むことになってしまいます。多大なるご迷惑をおかけすることになってしまいます。

外に働きに行きたくてもできない自分、もしかしたらアゴの手術が失敗するかもしれないという恐怖心で、手術の1ヶ月前はプチうつ状態になっていました。

もう誰にも会えなくなるかもしれないと思い、色んな人に会いに出かけました。この時に励まして応援していただいた方々、本当にありがとうございます。

ただ、主婦を演じていたのに夜に出歩きすぎていたことは大いに反省しています。自暴自棄になっていたことは事実であり、見えない先の恐怖心に勝てない弱い自分がいました。

家庭環境や金銭面に恵まれずに育ってきた私でしたが、この時が人生の中で最ももがき苦しんで荒れまくっていた時期でした。

どうしていいかわからない時に、心の支えになってくれた人がいた

離婚しても周りに偽って気丈に振る舞っていないといけず、自分の体を大切にしないといけないのに子供のことばかりが気になっている自分。

でも、元通りにはもう戻れない人生・・。

プライベートでも事業面でも八方塞がりで、1人ではどうしようもなくなっていた時に、いつも事業面で相談に乗っていただいた方に、思い切って相談に乗っていただくことに。

実際にコンサル料をお支払して事業面のアドバイスをオンラインで度々受けておりましたが、ブログ大改編のために実際にお会いして打ち合わせをしてみることに。

最初は方向性がまったく決まらず、主張を言い合ってなぜか大ゲンカしてケンカ別れしました(汗)初めてお会いして大ゲンカって。。

でも何度かネット上で話しているうちに事業の方向性に共感するところがあり、自分がどうしてもやりたいと思っていた事が実現しそうであるとわかり、統合して事業をやっていこうということに。

お互い心を持った不完全な人間です。夏に初めてお会いしてから、少しずつ心の距離も縮まっていきました。

ここで子供の事もありますし、結婚に対する不安もありましたので、一緒になるかどうか相当悩みました。でも1度きりの人生、思い切って前に進む決意を固めました。

事業面だけではなく、心の支えとして必要性を感じたことから、家族として一緒になることにしました。(ハッキリ申し上げますと「再婚」致しました)

お相手の方は、Webコンサル業をしている方ですので、ウラでしっかりと支えてくれる点が非常に心強いです。共通の知人には、現在順番にあいさつ周りをしている次第です。

もしかしたら、もう少し時間をおいた方が良かったのかもしれません。でも、早く心の支えとして頼れる人がいて欲しかったのが正直な気持ちです。

今後どうなっていくかよくわかっていませんが、後悔はしていません。

ただし、いつも行動ありきの自分ですし、行動ありきで失敗ばかりしていますが(笑)、行動したのは事実ですので、今後の事はしっかりと考えていきたいと思います・・。

現在は最適な子育て環境を整備中

現在は2つの家族がいつでも会える距離で、全員で子育てをしていく環境を整えています。

子供達も赤ちゃんではないので、事情はよくわかっているのですが、親としては本当にこの環境でいいのかどうか、悶々と悩んでいました。

でも子供達が「お母さん、離れてからの方が楽しそう!」と言ってくれたことで、私の中で少しずつ前進できた自分がいます。こんなに子育てって楽しかったけな?と、1度離れたからこそわかったこともあります。

会えない時があるからこそ、会っている時は濃厚な子育てをすることができています。

現在は子供達とも毎日気軽に会える環境を、周囲と真剣に話し合いながら整備中です。少しの距離があっても、愛情の深さだけはしっかりと伝えていきたいです。

1番幸せな家族形態は、お父さんとお母さんが同じ屋根の下で仲良く暮らしていることかもしれません。私のようなケースは外から見るととっても変な家族形態かもしれませんし、他の人の理解は得られがたいかもしれません。

私も今までなら受け入れがたかった事ですし、多くの人の理解が得られないのは当然だと思っています。現状は戸惑いも多いですが、家族の数だけ色んな形があってもいいかなと感じ始めました。

ただ、子供とベッタリいられる時間は本当に限られていますので、現在は成長度合いをそっと見守りながら、今目の前にある生活を大切にしていきたいです。

偽っていた謝罪の意と今後はブログ上でも正直でいたい

何度も何度も申し上げますが、今年の頭より現実をこの場で言いたくても言えずに、偽って書いていたことを、ずっとお読みいただいている読者の方達に心より謝りたいと思います。

きちんとすぐにお話しなかったばかりに不安にさせてしまったこと、色んなうわさ話が飛び交う中で何を信じていいかわからず動揺させてしまったこと、

本当に大変申し訳ございませんでした。

もう1度わかりやすく、時系列にまとめますと、

  • 2017年初頭:離婚
  • 2017年6月:1人暮らし開始
  • 2017年夏:新しい出会い
  • 2017年秋:再婚

です。これだけをこの場で言いたかっただけです・・。

私は根っからウソをつく事は嫌いですが、読者の方達を裏切っていくことはもっと大嫌いです!

今後はブログ上でも「ももねいろ」のスタイルらしく、シンプルにありのままに正直でいたいと思います。

やっと言えるまで落ち着くことができたこと、いつもお読みいただいている読者の方に正直にお話できたことで、少しホッとしている自分がいます。

ただ、術後で体調もメンタルも十分に回復できていないことで、この記事を書くだけでも1週間以上かかってしまいました。まだ、ゆっくりと休む時間が必要ですね。

いつも読んでいる読者の中に元夫もいますし、元夫のご家族、私の元会社の方たち、リアルでつながっている友達もいます。リアルではブログ上で隠している事を伝えていましたが、これ以上ウソを書いたら袋叩きにされてしまうことでしょう(汗)

詳しく話さなくてもいいというご意見も多数いただきましたが、家族や親戚にありのままの気持ちを話したら「ブログでも正直に話した方が誠実だ。」という意見を多数いただき、最後は自分自身で考え抜いた結果、今回の自分の気持ちを正直に話すことにしました。

人生常に同じで進むことなんてありえませんし、今回も自分がまさか離婚するなんて思ってもみませんでした。そして、もう1度結婚するなんて考えてもみませんでした・・。

ただ、ここまで来られたのは、周りで私のことを支えてくださる方々がたくさんいたからです。人間1人では生きられないと、本当に身をもって実感しています。

もし今回支えて下さった方達が困った時は恩返しとして、私が助けてあげたいと考えています。

何でも1人で頑張ってしまうクセがあり、人生の後半戦は「頑張らない」ことを軸に、さらに「1人で頑張らない」ことを主軸に生きていきたいです。

40代になったから「もうお手本なんていらない」じゃなく、常に年齢なんて関係なく素晴らしい生き方をしている人達をお手本にして生きていきたいです。

もう人生の半分が終わったではなく、まだ半分もあります。

人生の後半戦が、始まったばかりです。

後半戦、やりたい事をやっていかないと、すぐに人生終わってしまいますね。

始めの40年間はちょっと苦労して頑張りすぎて生きてきた分、残り40年間は自分をより大切にし、もう少しゆっくりと楽しんで生きていってもいいかなと思っています。

「今さら」ではなく「今から」私の人生が始まると思い、どんな事も心の底から楽しんで生きていきたいです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう