さくらでLet's Encryptの常時SSL化が簡単すぎてビックリした件

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先日、さくらインターネットでLet's Encryptの扱いを開始して、今日からは「さくらのレンタルサーバ」でも利用できるようになりました。
というわけで、早速私の個人サイトも常時SSL化したので紹介します。 SSL化というともう少し面倒なのかと思ったのですが、ポチポチとクリックしているうちに完了してしまって、むしろビックリしました。 実は、最近はレンサバの開発にかかわっていなくて、ちょっと感動しました。 (UIの改善の余地には、色々と思うところが出てきましたが・・・)

手順は簡単、まずコントロールパネルに入って、左側のメニューの「ドメイン設定」にある「ドメイン/SSL設定」を開きます。
そこで、常時SSL化したいドメイン名の証明書のカラムにある「登録」のリンクをクリックします。
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そうすると、無料・有料のSSL選択をする画面が出るので、「無料SSLの設定へ進む」をクリックします。
余談ですが、単にSSL化するだけであれば無料SSLでいいのですが、法人や個人事業主などで利用する場合には、少々金額は張りますが、実際に組織が存在するかどうかを確認するタイプの有料証明書をおすすめしています。
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確認画面が出ますので、「無料SSLを設定する」をクリックすると作業が開始されます。
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無事に申請が完了すれば、赤字で発行手続き中の旨が表示されますので、少し待ちましょう。
数十分から数時間と書いていますが、おおむね30分ほどで発行されると思います。
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発行されたかどうかを確認する人は、先ほどのドメインの画面に戻ります。
無事に発行されて設定が完了すれば、以下のように、SSL利用中の項目に「表示」と出て、内容が見られえるようになります。
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今回の作業で実際に操作をしたのは数分程度。そして、証明書発行までには30分ほどで完了しました。
発行までの間は別の作業をしていたので、実際にはもっと早かったのだろうと思います。
驚くほどに簡単でした。

証明書が発行されたのを確認すれば、実際にアクセスをしてみましょう。
自分のサイトに、「https://」と付け加えてアクセスをしてみると、「保護された通信」と表示されました。
なお、画像やCSSなどがhttp://にたいしてリンクされている場合には、保護された通信にならないので、適宜URLの書き換えを行いましょう。
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やはり、有料証明書の方が、実在証明があるので良い部分がありますが、これだけ簡単にSSL化できるのであれば、無料証明書はやっぱり魅力ですね。

さくらのレンタルサーバなら、スタンダード以上で無償でドメイン上限数まで何個でもSSLを利用できますから、ぜひ試して見てください!