注意する食薬も〜
サラサラ
サラサラ
ひょこッ
仙「おぉ、ぺんたんよ、頑張っておるようじゃな。」
サラサラ
サラサラ
ぺ「はい、先ずは気虚体質から取り組んでおります。」
仙「気虚、、ふむ、『気』は最も大事なものじゃからのう。」
ぺ「はい、、。」
サラサラ
サラサラ
仙「ではひと息入れて、おやつの時間、気を補う、『さつまいもの塩麹蒸し』 じゃ。」
ぺ「うわっ、美味しそう、、仙人、ありがとーー。」
パクッ
パクパク
ぺ「ん〜、もうメチャ美味しい、。」
仙「ウハハハハ、塩麹をまぶして蒸しただけじゃが、、美味いじゃろう、、。」
ぺ「はい、、ホクホク、アマアマ、、止まらない、、。 」
仙「気虚と言えば『補気類の食薬』じゃ、さつまいもは気を補うには持ってこいじゃ、、。便秘気味の人はこれに少々黒ごまをかけると良いぞ。」
ぺ「はい、、黒ごまも、、美味しい、。」
《 気虚体質 》
【 オススメの食薬 】
- ローヤルゼリー・蜂蜜
- いんげん豆・ささげ・白豆
- 椎茸・栗
- じゃが芋・カボチャ・さつまいも
- うるち米・もち米
- 鮫・鯖・鱈・イワシ・かつお・ナマズ・イシモチ
- なまがつお・スズキ・太刀魚・うなぎ・ドジョウ
- 牛肉・鶏肉
- 豚の骨・豚の胃袋&腎臓
【 オススメの中薬 】
【 オススメの漢方薬 】
- 四君子湯
- 参苓白朮散
- 補肺湯
【 注意するもの 】
- 生もの・脂もの
- 大根・ごぼう
【 注意する事 】
- 過労を避ける。
- 日光浴・空気浴・体操・気功などをする。
【 オススメの薬膳 】(リンクが貼ってあります)
- 小イワシの唐揚げ、薔薇塩添え
- 十六ささげと鶏肉のおこわ風
- むかごご飯
- 太刀魚と椎茸の蒸し物
- チキン&ポテト ローズマリーバター添え
- 鰤のソテー みかんソース添え
- 鱈のホイル焼き わさび漬け風味
- 春キャベツと鮭フレークの和え物
- 長芋の辛子明太子和え
- 芽キャベツのたこ焼き風
- 鯖缶でとろろグラタン
- 新じゃがとえんどうのシャキシャキ和え
- 鯛のシソ酒蒸し
- チキンのレモンソテー
- 焼き鮎と新生姜のご飯
- 塩麹きのこご飯
- 塩麹で鶏肉じゃが
- なつめと長芋のお粥
- 黒米栗ご飯
【 オススメの薬膳茶】
【 オススメの薬膳酒 】
*補気類の食薬・中薬のお話はこちら
*『体質 』についてのお話はこちら
仙人問答
仙「体質というものは、生まれつきのものもあるが、後天的要素も大きいのじゃ。」
ぺ「あ、先天的な物だけではないのですね。」
仙「ふむ、先天的な物により形成され、後天的な物により定型されていくのじゃ。」
ぺ「後天的な物、、。」
仙「後天的な物とは、飲食の栄養、生活環境、精神情志、自然社会環境、病気や怪我、薬物治療、、などじゃな。」
ぺ「ふううむ、、結構後天的要素、多いですね。」
仙「生まれて成長して行く過程で、色々変わっていくからのう、。」
ぺ「確かに、、そうですね。」
仙「中医学においては、『陰陽』『気血津液』が生命の物質基礎とされておるから、その『陰陽』『気血津液』の盛衰変化で体質を9種類に分けておるのじゃ。」
ぺ「気虚体質は、その『気』が低下している、、と言う事ですね。」
仙「ふむ、『気の生成不足』『気の消耗』によって臓腑の機能が低下するのじゃ。気虚体質を放置すれば『気虚証』となって治療が必要となってくる。『気虚証』もな、どの臓腑が弱っておるのかにより『肺気虚・心気虚・脾気虚・腎気虚』を判別し、治療して行く事になるのじゃ。」
ぺ「うわっ、、大変そう、、。」
仙「そうならぬ為に、体質を知り、それにあった食生活を心がける事が『予防』へと繋がって行くと言う訳じゃ。」
ぺ「なるほど、、まさに中医学は予防医学、、ですね。ところで仙人、気虚体質の注意するものに『大根、ごぼう』とありますが、、。」
仙「大根やごぼうは、薬膳学では体を冷やす物とされておる、それに又『気』をくだす物ともされておる。」
ぺ「あ、そうでした。」
仙「『気』を溜めたい時には不向きな食薬、と言う事じゃな。」
ぺ「『気』を溜めたい時、、そう言う事なんだ、、。」
仙「ひと口も食べてはならぬ、、と言う事ではないぞ。しかし多食は避けたいのう。」
ぺ「はい、注意します。」
仙「毎日の食事も勿論じゃが、体質改善には、薬膳酒は取り入れやすくオススメじゃぞ。」
ぺ「はい、毎日、20〜30ml飲めば良いですものね。」
仙「どれ、わしもなつめ酒を頂くとするか、、。」
グビっ