香水は性別問わず相手に良い印象を与えるための大きな力となってくれます。日本人は香水をつける習慣があまりないため、少し香水のいい香りがするだけでクラっときてしまう女性の方もいらっしゃるようです。
一方で、いざ女性の心を掴むために男性が香水を使ってみようと思っても、どんな香水をどうやって使えばいいのかわからない方がほとんど。他の人の真似をしようにも、周囲に香水を使用している方がなかなかいらっしゃらないこともあり、結局香水を使うことを諦めてしまうこともあるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、男性が香水を使用する上で注意すべきポイントと、絶対に失敗することのない選りすぐりの香水についてご紹介していこうと思います!この記事を読めばきっとあなたも香水を使いたくなるはず。徹底的にレクチャーいたしますので、最後までよろしくお願いします!
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香水の基礎知識
女性ウケがいい香水をご紹介する前に、まずは香水の基礎知識について簡単にご説明したいと思います。
香水は意外にも奥が深く、香水について知っておくことで、より良い香水選びをすることができるようになります。また、香水を実際に使用する際に覚えておいていただきたいこともいくつかあるので、一通り目を通しておきましょう!
香水って?
そもそも香水とはどのようなものなのでしょうか?
香水の歴史は非常に古く、初めは宗教や医療目的で使用されていたものでした。しかし、近代になるとその香りをたしなみとして利用するようになり、現在では様々な形で私たちの生活に浸透しています。
香水は基本的にアルコールなどの液体に香りの元となる香料を混ぜ込み、心地よい香りを演出しています。こういった特徴から、市販のフレグランス製品と同じようなイメージをお持ちになっている方もいらっしゃるかもしれませんが、そういった製品と香水は全く異なるものなのです。
一般的なフレグランス製品はある香りに強い香りをかぶせることで香りを出すように設計されていますが、香水は香り同士が混ざり合って、異なる香りを演出するように設計されています。従って、香水による香りは人種によっても異なりますし、同一人種によっても個人差が出てくることすらあるのです。
このように、香水は単なる香りを演出するものではなく、個人によって演出される香りが異なる特徴を持っていることから、単なる日用品の域を超えて世界中で愛されていると言えます。
体臭を消すことが目的ではない
香水を使用したいと思われている方の中には、体臭をどうにかしたいという悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。一般的なフレグランス製品では汗をブロックし体臭を消すことを謳った製品なども存在しますが、香水に関して言えば体臭を消すというイメージではなく、体臭をいい香りにするといったイメージをお持ちになった方がより良い香水選びに繋がるといえるでしょう。
なので、体臭に悩む方にとってはご自分に合う香水を見つけることで、オトナな雰囲気を醸し出したり、若い方には出すことのできない香りを演出することだってできます。もちろん、一般的なフレグランス製品で香りを消すことも有効な選択肢ではありますが、ご自分の体臭を逆に生かす方向へアプローチしていくことで、あなたにしか出せない香りを演出することができるのが、香水の強みであると言えるでしょう。
香りの種類にはこれだけある!
皆さんは香水にどれだけの香りのタイプがあるかご存知でしょうか?細かい部分まで数えると非常に多くのタイプの香りがあり、自分にあったものを見つけるのも一苦労です。
そこでここでは、香水の代表的な香りのタイプについて簡単にご説明していこうと思います。初心者の方はここでご紹介する香りを一通り確認しておいてくださいね!
シトラス
香水を語る上で外せないのがこのシトラス系の香りです。すっきりとした香りを演出し、周りにいる人たちに好印象を与えることにつながります。このシトラス系の香りは香水をつけた直後に香ってくるものが多いです。
香りのイメージとしては、グレープフルーツ・レモン・オレンジ・ベルガモット・マンダリンなどの柑橘系。香りが強すぎると、鼻につく印象を与えかねないのでご注意を。
オリエンタル
オリエンタルも香水の世界ではよく聞くワードで、西洋の人たちが東洋に対して抱いているエキゾチックな香りを意味しています。「夜」の印象が強く、官能的でセクシーな演出をしてくれることから、主にプライベートシーンにて積極的に使用されるようです。
もともとの原料としては、シカから採取されるムスク、マッコウクジラの結石であるアンバーグリスなどの動物性原料や、サンダルウッドなどの樹木からの香料が使用されていました。しかし、動物性原料に関しては動物への保護意識の高まりや、コストなどの点から、現在はよく似た化学物質を合成して香水に使用しているケースがほとんどです。
グリーン
グリーンはその名の通り森の爽やかな香りを意味する香りです。周囲の人にナチュラルな印象を与えることから、好き嫌いがあまりない香りのタイプであると言えるでしょう。初心者にはおすすめできる香りです。
また、ナチュラルテイストなイメージから、男女問わず使用できるユニセックスな香りタイプとしても知られています。
フローラル
フローラルは花らしい華やかなイメージを演出してくれる香りになります。こちらの香りは好き嫌いがはっきり出るタイプではありますが、好む方からすればこれほどいい香りはないでしょう。
フローラルの中でも一種類の花をイメージしたシングルフローラル、花束をイメージしたフローラルブーケなど種類があり、より華やかな香りを演出したいならば、フローラルブーケの香りのタイプを選択するとGood!
やや女性的なイメージが強いですが、香りの種類によっては男性がつけても違和感がないものが多いので、花の香りを好む方はフローラル系を選択しても良いかもしれません。
シプレー
シプレーはなかなか聞いたことのない方もいらっしゃるかもしれません。こちらは、樹木の一種である樫によく生えているコケのオークモスをベースに、ベルガモットをプラスすることで醸し出される香りのタイプとなっています。
フォーマルな印象を与え、ビジネスシーンでも使用できる香りとして知られていて、オトナな雰囲気を醸し出すことから男性にとっては頼りになる香りですよ!
香水の4つのタイプ
香水の香りについて一通りご紹介したところで、お次は香水に存在する4つのタイプについて扱っていきます。
- パルファン
- オードパルファン
- オードトワレ
- オーデコロン
香水は以上のように分類することが可能です。同じ香水でも、種類が異なると使い方が全く異なってくるので、ご自分にあった種類の香水を一度ご確認してみてください。
パルファン
パルファンと呼ばれる種類の香水は、濃度が15%〜30%程度と4つの中で最も高く、非常に香りが強いことで知られています。香りの持続時間としては5時間以上、中には10時間程度香るものも存在し、持続性が高くより長く香りを楽しむことが可能です。
一方で、香りが強く持続時間が非常に長いという特徴は、香水の使用に慣れていない方にとっては「香りが強すぎる」という大失敗を犯しやすいと言えるでしょう。従って、香水初心者の方はパルファンの使用はできる限り控えて、後ほどご紹介するオードトワレ、オーデコロンの使用を管理人はおすすめいたします!
オードパルファン
オードパルファンはパルファンの次に香り持続時間が長いとして知られていて、濃度は10%〜15%程度、5時間程度まで香りが持続します。こちらのオードパルファンも初心者の方にとってはややハードルが高いですが、上手に使うことができれば、より複雑で心地の良い香りを演出することにつながるでしょう。
オードトワレ
オードトワレは香水の中で最も一般的なタイプのもので、濃度は5%〜10%、3時間程度香りが持続します。
香りが程よい強さで、持続時間も短めといった特徴から、万人ウケするタイプの香水が非常に多く販売されているので、香水初心者の方にはオードトワレの使用を強くおすすめします。
オーデコロン
最後にご紹介するオーデコロンは濃度は1%〜5%、2時間程度香りが持続することで知られています。4つのタイプの中で最も軽い香水として知られていて、普段の生活で少し香りを楽しみたいといった方にはおすすめできるタイプです。
以上が香水に存在する4つのタイプになります。わかりやすいように表にまとめておきますので、こちらにも是非目を通しておいてください!
濃度 | 持続時間 | 使用難易度 | |
---|---|---|---|
パルファン | 15%〜30% | 5〜10時間 | 高い。上級者向け |
オードパルファン | 10%〜15% | 5時間程度 | やや高い。中級者・上級者向け |
オードトワレ | 5%〜10% | 3時間程度 | 普通。種類が豊富で初心者向け |
オーデコロン | 1%〜5% | 2時間程度 | 低い。香りに少しアクセントが欲しい方向け |
香りの変化を楽しもう
一般的なフレグランス製品は香りが単一で、時間によって変化することはほとんどありません。しかし、香水は様々な香料が含有されていて、それらが蒸発して香りを醸し出すタイミングが異なり、また体臭などと混ざり合って香りを演出するといった特徴から、体につけてからの時間によって香りが大きく変化してきます。この香りを楽しむのも、香水の醍醐味と言えるでしょう。
この香りの変化は時間によって
- トップノート
- ミドルノート
- ラストノート
の3つに大別できます。それぞれについて確認しておきましょう!
トップノート
トップノートは香水をつけてから数十分程度の香りのことで、その香水の基本的な香りであると言えます。
ミドルノート
ミドルノートは香水をつけてから3時間程度までの香りのことを意味します。香水からアルコールが蒸発し、それと一緒に香料も気化して香りが安定してくる状態。
その香水の特徴が最も際立つ時間帯なので、人に会うときはミドルノートの時間帯にあらかじめ調節しておくとGood!
ラストノート
ラストノートはいわゆる「残り香」と呼ばれるものになります。トップやミドルと比較して落ち着いた印象であることが多く、香水によってはセクシーさを演出してくれるものも。
ミドルノートでお相手の心を掴んで、ラストノートで勝負を仕掛けにいく!みたいな戦略をとることができるかも!?
香水は一般的なフレグランス製品と異なり、複雑な香りを演出する。香水の香りは豊富に存在し、その中でもシトラス・オリエンタル・グリーン・フローラル・シプレーは女子ウケが良く定番の香り。香水の4つの種類のうち「オードトワレ」が最も初心者におすすめ。ミドルノートで心を掴み、ラストノートで勝負を仕掛けろ!
モテる香水の選び方
香水に関する基本的な知識を身につけたところで、いよいよ本題のモテる香水の選び方について扱っていきます!
無難で万人ウケするものを
まず、最も大切なのが無難で万人ウケするものを選択することになります。
いい香りとキツイ香りというのは実は紙一重で、香水をつけている人にとっては心地よい香りだとしても、周囲の人間にとってはキツイ香りであることも珍しいことではありません。もちろん、香水の香りで自分を表現するというのも一つの方法ではありますが、女性にとって不快なものだと逆効果となってしまいます。
また、デートなどで何の気兼ねもなく極端な香りの香水をつけていては、周りの人たちのことを考えられない人なんだというレッテルも貼られてしまかねません。こうなると、モテるとは反対の方向へ進んでしまうことはお分かりですよね?
以上より、特に香水初心者のうちは無難で万人ウケする香水を選択するようにしましょう。次にご紹介する香りから香水を選んでいけば、自然といい香水にめぐり会えるはずです。また、後ほど管理人おすすめの香水をいくつかご紹介いたしますので、そちらもあわせてご確認ください!
女性が好む香りって?
では、実際に女性が好む香りとはどのようなものなのでしょうか?
シトラス系
まずはやはりシトラス系のものがあげられるでしょう。フレッシュでフルーティーな香りは間違いがなく、どれを選べば良いか自信がなかったらトップノートにシトラス系の香りがするものを選んでおけば安心できます。
爽やか系
グリーンなどの気持ちの良い爽快感のある香りもおすすめできます。華やかな香りなどは女性からすればいい香りには違いありませんが、男らしさを損なってしまうという危険性も同時にはらんでいます。そういった勝負に出ることも間違いではないですが、香水初心者の方には爽やか目の香りが強いものが無難でしょう。
スイート系
バニラなどのスイート系の香りが強いものも女性ウケは良いと言えます。しかし、香りが強すぎると甘ったるい印象を与えてしまいますし、人によっては男なんだからもっと爽やかにして欲しいと感じる方もいらっしゃいます。
よって、柑橘系や爽やか系などより安定感はないですが、甘めの香りが好みの方にとっては選択肢の一つとして考えてみてもいいかもしれません。
セクシー系
オリエンタルなどのセクシー系の香りは、シチュエーションによっては絶大な効果を発揮してくれます。仲がある程度深まっている女性に対してや、最近マンネリ化してきたデートなどでつけていくと、効果があること間違いなし!
一方で、初デートなどでセクシー色の強い香水をつけてしまうと、場合によっては第一印象から即アウトになってしまう可能性も否定できません。従って、セクシー系の香りは女性ウケは決して悪くないものの、使用するシチュエーションをかなり選ぶということを頭に入れておきましょう。
テスターだけで本当の香りはわからない!
以上の女性が好む香りを理解して、早速香水を買いに行こうと思った方もいらっしゃると思いますが、ちょっと待ってください!実は、店頭にあるテスターだけでその香水の香りはわからないんです。
というのも、先ほどご説明したように香水の香りは、時間経過ごとにトップノート・ミドルノート・ラストノートと変化していくもの。テスターで少し香りを嗅ぐだけではつけ始め数十分のトップノートの香りしかわからず、肝心のミドルノートとラストノートの香りが全くわからないのです。
従って、香水を選ぶ上でのテスターによる香りの確認では、あくまでその香水の第一印象だけしかわからないということを理解しておきましょう。より詳細な香りについて知りたいならば、実際に使用したレビューを確認するようにしてください!こうすることで、失敗をできる限り減らすことができますし、自分にあった香りのものをしっかりと選ぶことにつながります。
モテる香水を選ぶには、何よりも無難で万人ウケをするものを選ぶこと。香水を使用して色々なことがわかってきてから、少しずつ香りの幅を広げていこう。女性が好む香りは柑橘系・爽やか系・スイート系・セクシー系。購入する際にはテスターだけの香りで判断せず、口コミなどをしっかりと確認しておくと失敗しにくくなる。
これをつけておけば間違いない!メンズにおすすめの香水
香水を選ぶ際の注意点を一通りご紹介したところで、管理人おすすめのモテる香水をご紹介していきます!それぞれに個性があるので、この中からあなたのお気に入りのものが見つかれば幸いです。
なお、ご紹介する香水のタイプは全てオードトワレとなっていますので、香水初心者の方から気軽に使用できるものとなっています!
GUCCI ギルティ
まず最初にご紹介するのがGUCCIのギルティです!GUCCIと言えば知らない人がいないほどの超がつく有名ブランド。本店をイタリアに構えイタリア特有の洗練されたデザインから、古くから人々のアイコンとしての役割を果たしています。世界で一番最初のブランドとも言われているようです。
そんなGUCCIが販売する香水のギルティ、実はこれ管理人が普段から愛用しているものなんです。ものすごくいい香りで、ただ外を歩いているだけでいい気分になることもよくあります。もちろん、女子ウケはバツグンにいいですよ!
箱とボトルのデザインはこんな感じです!
箱にはグッチの象徴であるブランドデザインが真っ黒な箱の上にありありと浮かんでいます。カッコ良すぎるぜ。。ボトルデザインもパッケージに負けず劣らずで、金色を基調としたゴージャスな印象を与えてくれます。持っているだけで気持ちよくなってしまうあたり、やはりGUCCIのブランド力はハンパないですね。
キャップを取るとこのように。
スプレー部分も金色で統一されていて、GUCCIらしいエレガントなデザインとなっています。
ギルティの香りは、全体的に華やかなオリエンタル系の印象で、やや香りが強めなのでつけすぎには注意。正しく使えればこれほど女子ウケのいい香水はないのでは?と思うほど。香水選びに迷ってしまったら、ぜひGUCCIのギルティを試してみてください!自信を持っておすすめします!
基本の香り | 華やかなオリエンタル |
---|---|
トップノート | 華やかさが強い。お風呂上がりのいい香りをイメージするとわかりやすいかも? |
ミドルノート | 華やかな香りの中に飴のような鋭い甘さが混じってくる。とてもセクシー。 |
ラストノート | 鋭い甘さが減ってきて、セクシー感は残しつつも落ち着いた印象。 |
ドルチェ&ガッバーナ ライトブルー
ドルチェ&ガッバーナのライトブルーも万人ウケするとても優れた香水です。ドルチェ&ガッバーナもGUCCIと同様にイタリアの世界的ブランドとなっています。女性の愛用者も多いということもあり、この香水をつけておけばまず間違いはありません!
ボトルのデザインは商品名のライトブルーカラーがキャップの部分にあしらわれていて、全体として落ち着きのある印象。男性が持っていたとしても違和感がないデザインはGoodですね!
香りの全体的な印象はマイルドなフローラル系の中に柑橘系やリンゴなどのフルーティな香りが混じったもの。ラストにはアニマル系のアンバー、ムスクの香りが立ってきてセクシーな雰囲気を醸し出します。GUCCIのギルティよりも爽やかさがあり、好き嫌いがあまりなさそうな点が非常に嬉しいです。
基本の香り | フローラルフルーティ |
---|---|
トップノート | フルーツ系の香りが立ち上がってきて、みずみずしい印象。 |
ミドルノート | 甘めなローズの香りがメインで、フローラルテイスト。 |
ラストノート | 動物系のアンバーやムスク。セクシー感が際立つ。 |
アランドロン サムライ
アラン・ドロンのサムライは日本で圧倒的な支持を集めている人気の香水です。アラン・ドロンはフランス・パリ生まれの映画俳優で、現在もご存命の81歳。かつてはイケメンといえばアラン・ドロンとして世界中で名を馳せていたようですね。
そんなアラン・ドロンは実は日本の文化をこよなく愛するお方で、メンズ向けの香水であるSAMOURAI・SHOGUNなどをセルフプロデュースしています。特にSAMOURAIはサムライとして日本で支持され、香水を使用したことのある方なら知らない人はいないほどのネームバリューを誇っているのです。
さて、サムライのボトルデザインはスプレー部分がシルバーで、あとは全面ガラス張りのシンプルなデザイン。サムライというほどですから、潔さをイメージしたのかもしれませんね。香水はマリンブルー色となっています。
サムライの基本的な香りはやや軽めなオリエンタル。つけ始めのトップにローズやジャスミンのフローラル系の香りが立ってきて、最後にはバニラの甘さ、ムスクのセクシーさが際立ちます。
基本の香り | 軽めなオリエンタル |
---|---|
トップノート | ローズ・ジャスミンのフローラル |
ミドルノート | レッドペッパー・シダーウッドのスパイシー。ピリッとした印象を。 |
ラストノート | バニラ・ムスクでセクシーな終わり方。 |
プロデュースしているアラン・ドロンは女性が大好きということもあり、最後のラストノートでしっかりとセクシーさを演出するあたりは、さすがだなと思ってしまいます。メンズ香水と言えばコレ!というほどの鉄板なので、おすすめできますよ!
ブルガリ プールオムエクストレーム
ブルガリのプールオム エクストレームも強くおすすめできる香水です。ブルガリもGUCCIやドルガバと同様に、イタリアの老舗ブランド。世界中で愛されていますよね!
そんなブルガリから販売されているプールオムエクストレーム。もともと、プールオムというブルガリの大人気香水があったのですが、これにアレンジを加えたものがプールオムエクストレームなのです。
プールオムエクストレームは基本的にダージリンの香りがメインです。そこに、トップノートでグレープフルーツやシトラスなどの柑橘系をアレンジして、より爽やかで万人ウケするデザインとなっています。
基本の香り | フローラル |
---|---|
トップノート | ダージリンをベースに、柑橘系で爽やかな印象 |
ミドルノート | フローラルの中にペッパーやベチバーのスパイスが感じられる |
ラストノート | ムスクのセクシー感 |
メンズ用となると、ペッパーなどのスパイス感が強めのものもありますが、これがいき過ぎるとかなりキツめの香りとなってしまいます。ブルガリのプールオムエクストレームはそのさじ加減が絶妙です。フローラルの中に感じられる男らしさは女性ウケ間違いなし!
カルバンクライン エタニティフォーメン
アメリカの世界的ブランドであるカルバン・クラインが世界中のメンズに自信を持ってプロデュースするエタニティフォーメンも女子ウケが高い香水としてあげられます。
ボトルデザインはスプレー部分がシルバーになっていて、長方形の角ばったデザインが特徴的です。香水の色は白みがかった黄色で、爽やかな印象を受けます。
香りの系統としてはデザインと同様に爽やかさが特徴。植物系のグリーンの香りがメインで、ここにフローラル・フルーティな香りがミックスされています。
基本の香り | グリーン・フローラル |
---|---|
トップノート | 爽やかなグリーンの中にラベンダーの香り |
ミドルノート | バジルやセージの特徴的なグリーン系の香りにローズに似たゼラニウムがミックス |
ラストノート | サンダルウッドで深みのある爽やかな印象 |
とにかく女子ウケがよく、フォーメンと名前についているにも関わらず、女性の愛用者もいるほどです。パートナーとお揃いの香りにするのも面白いかもしれませんね!また、香りがしつこいと気温が高くなってくる春夏に使用しづらくなるので、そういった観点からも爽やかさを感じることができるエタニティフォーメンはおすすめできます。
グリーン系の香りということもあって、ビジネスシーンでも活躍してくれそうなのは嬉しい点です。幅広いシーンで使用したいと考えている方にとっては魅力的な香水になること間違いなしです。
ARAMIS アラミス
ARAMISが販売するアラミスはオトナな男を演出してくれる香水です。
ボトルデザインは落ち着いたゴールドを基調としたスタイリッシュなデザインとなっていて、持っているだけでオトナなシブさを演出することができそうですね!
香水のタイプとしてはビジネスシーンで活躍してくれるシプレー、ウッディタイプ。トップノートのベルガモットの柑橘系の香りから、ラストのツリーモスの香りでオトナな雰囲気を醸し出します。ツリーモスは苔の一種ということもあり、かなり特徴的な香りとして知られていますが、特にベルガモットとの相性が王道とされていて、非常に深みのある香りを演出してくれるのです。
基本の香り | ウッディでシブみがある |
---|---|
トップノート | ベルガモットの柑橘系の香り |
ミドルノート | セージのグリーンと甘い香りがマッチ |
ラストノート | ツリーモスとサンダルウッドがダンディズムを演出 |
ある程度歳を重ねた方しか出せないオトナな風格を演出してくれることから、30代半ばくらいからの使用で効果を存分に発揮できるでしょう。若者には出せないダンディズムを意識してみたい方にとっては非常におすすめできる香水です。
香水の正しい付け方
香水初心者でも問題なく使用することのできる香水についてご紹介したところで、最後に正しい香水の使い方についてご説明したいと思います。
せっかく自分にあった香水を見つけたとしても、正しく使えなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。難しいことではないので、あと少しお付き合いください!
香水をつける上での注意点
香水の正しい付け方について扱う前に、香水をつける上での注意点について簡単にご説明します。自分では正しいと思っていた使い方が実はNGだったなんてこともあるので、チェックしておきましょう!
シーン別で付け方を変えよう
まず注意していただきたいのは、シーン別で香水のつけ方を変える必要があるということです。
香水は一緒に溶かしてあるアルコールなどの溶媒の蒸発に合わせて、香料が揮発し香りが発生します。基本的には香水の香りは「下から上」へと立ち上がってくることを覚えておいてください。
つまり、体の下になればなるほど立ち上がってくる際に香りが拡散するので香りが薄くなり、逆に体の上になればなるほど鼻まで到達する香りが濃くなると言えます。これを理解しておくとシーンでの使い分けが容易に可能となります。
また、香水は体温により活発に揮発するようになることから、香水をつける際は血管が集中する手首やウエスト、うなじなどを意識すると効果的です。
紫外線には要注意
香水の成分は極めて複雑かつ種類も豊富に含まれていることから、中には化学的に不安定なものが多く、紫外線などの影響をモロに受けやすいことで知られています。香りの成分が紫外線の持つ多量のエネルギーにより破壊されてしまうと、その香水のもつ本来の香りが生かされず、あまりよくありません。
従って、香水をつける際は太陽からの光が直接当たらない場所を意識するようにしてください。
香水を「擦る」のはNG
また、香水を擦るようにしてつけるのもNG。よくテレビドラマなどで手首につけた香水を擦るように体につけるような描写があったりしますし、実際にそうしている方もいらっしゃると思います。
しかし、先ほど紫外線の部分でもお伝えしましたが、香水に含有されている成分には不安定のものが多いので、外部からの物理的な刺激によっても容易に破壊されてしまうことがあるのです。よって、擦るようにつけるのではなく、出来るだけ優しくつけることを意識しましょう。
スプレータイプのものは肌に塗り込む必要がなくシュッとふりかけるだけで程よく香りが立つようになるので、おすすめです。スプレータイプの香水はオードトワレに多く存在するので、こういった観点からも初心者の方にはオードトワレがおすすめできます。
ビジネスでの付け方
さて、注意点について確認したところで実際の付け方についてあつかっていきます。まずはビジネスシーンからです。
ビジネスシーンではとにかく「控えめ」を意識するようにしてください。これは、香りの種類でもそうですし、つけ方でも同じです。香りの種類に関しては落ち着いた印象のもの、例をあげれば抑えめのグリーン系のものやシプレーがおすすめできます。
香りの主張が強いフローラルタイプなどは嫌いな方はとことん嫌いなので、あまりおすすめできません。無難なものをチョイスするようにしてください!
また、つけ方に関してですが、ポイントは体の下を意識することです。先ほども申し上げた通り、香水は下から上へと香りが漂っていきます。従って、体の下になればなるほど上に到達するまでに香りが拡散し、薄くなるのです。
以上より、香りが直接鼻に届く顔周辺は絶対にNG。手首は香りが落ち着いたものならば問題ないかもしれませんが、香水の使用に慣れるまでは靴下につけるのがおすすめ。ここならば多少つけすぎたとしても強い香りは出てきませんし、うっすらと香りが立つのでデキる男の演出がしやすくなります。
また、膝の裏なども体温から香りが立ちやすく、さりげない香りを演出することの手助けをしてくれるでしょう。いずれにせよ、ビジネスシーンでは控えめを意識するくらいがちょうどいいということを忘れずに。
プライベートでの付け方
プライベートシーンではビジネスシーンよりも自由度は上がります。自分の目的に合わせてつける部位を選ぶのも楽しいものです。
例えば、初デートでいつもと少しだけ違った自分を演出したい時は、膝の裏につけてうっすらと香りを漂わせてみたり、勝負に出たい日などは思い切ってうなじやシャツの襟元につけてしまうのもアリかもしれません。
また、すでに付き合っているカップルの場合はウエストにサッと1プッシュして、マンネリ化した関係に+αをもたらすなど、可能性の幅は広がっていきます。
しかし、ここでも注意して欲しいのは、あくまで「控えめ」を意識すること。香水の香りが前面に出てしまうと、鼻についてしまって不快な思いを与えてしまい、清潔感のない男という判断をされてしまいかねません。そうなってしまっては、香水をつけることが逆効果となってしまいますよね?
香水はあくまで引き立て役。主役はあなたなのです。これを忘れずに香水を使用し、女性を虜にしてしまいましょう!
香水を正しく使うためにはシーン別で付け方を変えることが大切。基本的に体の下になるほど香りが薄くなるので、ビジネスシーンでは靴下や膝の裏などへサッと付けるのがおすすめ。プライベートシーンでは、手首や首周辺などにつけることもケースによっては有効。香水は脇役で、主役はあなたであることを忘れずに。
終わりに
香水の基本的な知識から実際に使用するまでのイロハについて扱ってきましたが、いかがでしたでしょうか?
日本人の男性で香水を使用する人はあまり多くないので、その分だけ自分の個性を発揮しやすく、ひと味違った男という印象を与えることが可能となります。上手く使えばあなたを引き立ててくれること間違いなしなので、どうかご自分にあった香水を見つけてみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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