いつかの記事で自画自賛していた汁なし担々麺を
家族以外の方々に食べていただく機会があり、
「美味しい!」と言って貰えてうれしかったので調子乗ってレシピを公開する。
※マダラさん(@shiibasama)が用意してくださった「麺が」美味しかったという説もある。
正直に言うと、汁なし担担麺は、「かなり適当に作っても不味くならない」。
※ただし、「美味しい麺」でつくること。
まいけるのような料理初心者向きのメニューだと思う。 まず、合わせダレを予め用意してから麺に絡めるので、 その時点で味の調整が可能。何度でも可能。
いろいろ加えて濃くなりすぎたら、和えるタレを減らせばよいし 余ったタレはとっておけばいい。茹で鶏にかけても旨い。 もしくは敢えて濃くして、麺を食べ終わったあとに飯を投入すると2度幸せ。
あくまで参考にレシピを載せるので、好きなように冒険してください。
まいける特製_汁なし担々麺レシピ
ちょっと多い6人前。 でも肉みそは冷凍できるし、 たれは干しエビの戻し汁を加えなければかなりの期間保存できるので まとめて作っておくと便利。
材料
<肉みそ>
にんにく 15g
しょうが 30g
豚ひき肉 600g
紹興酒 大2
砂糖 大1.5
醤油 大1
中国醤油 大1
甜麵醬 大3
豆板醬 小さじ2
<たれ>
干しエビ 20g
ぬるま湯 大6
ラー油(できれば自家製) 大6
芝麻醤 大2
無糖ピーナツペースト大2
すりごま 大2
オイスターソース 小2
酢 小2
鶏がらスープのもと 大2
豆板醬 小1
花椒辣醤 小1.5
干しエビの戻し汁 大6
砂糖 小さじ1
醤油 小さじ1
<トッピング>
<麺>
自家製で作ると旨い。
太めの市販中華麺を買っておいてもいいかも。
作り方
<下準備>
・干しエビをぬるま湯 大さじ6で戻しておく。
<肉みそ>
・にんにく、しょうがを細かくみじん切り、少量の油で香りが出るまで炒める。
・ひき肉を入れ、色が変わったら、<肉みそ>の調味料全部投入。
・汁気がなくなるまで炒めて完成
※あまり細かくなりすぎないよう、ちょっと塊を残すと食べごたえあり
<たれ>
・<たれ>の調味料を全部混ぜる
・混ぜたところに、干しエビの戻し汁を加える。
・砂糖と醤油で味を調える。
・器に1人前ずつ、たれを入れる。
・器ごと10-20秒ほどレンチンして器とたれを温める。
※ラー油は自家製をお勧めする。味と香りの決め手。
香りが素晴らしいうえ、簡単で経済的な香辣油の作り方を紹介しているので、こちらの記事もご覧ください。
<麺との融合>
・用意した麺にあったゆで時間、麺を茹でる。
・茹であがった麵は良く湯切りし、水で〆たりせずに、器へ入れる。
・たれとよく混ぜる。
これはマダラさん(@shiibasama)の麺。 旨すぎる。
<仕上げ>
・肉みそを乗せる。
・パクチー、糸唐辛子、砕いたナッツを美しく盛る。
・追いラー油をする。これで艶のある、食欲をそそる見た目になる。
・お好みの量、花椒を振る。花椒は質の良いものを。香りが全く違います。
<完成>
我ながら、旨そうなルックス。
ねっとりと麺に絡みついた濃厚だれが堪らん。
カシューナッツ、ゴマペーストを自分で作ったり、卵黄を中央に落としたり、 既にこのレシピでいろいろとアレンジを作ってくださっている方もいて嬉しい。 自分なりのこだわりどころを見つけて、 オリジナルの尖った汁なし担々麺を発明するとよいと思います。
ちなみにまいけるのこだわりどころは、こんなところ。
・ピーナッツペーストを加える
・ラー油は自家製を使う
・花椒辣醤をちょっと入れる
・挽きたての花椒をたっぷりかける
・干しエビの戻し汁を入れる
・自家製麺
テキーラとよく合います。
それでは、よい担々麵ライフを。
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【2017/08/08追記】
皆さんご存知、「趣味の製麺 第6号」に、なんと、こちらの汁なし担々麺についてのコラム「汁なし坦々麺のススメ」を載せていただけることとなりました! 内容はこのレシピができるまでの試行錯誤を書いたものです。 8/13(日)の夏コミ、8/20(日)のコミティアにて頒布予定です!是非お求めください。