米Facebookが、若者に人気の米ソーシャル投票サービス「tbh」を買収した。tbhが10月16日(現地時間)に発表した。
tbhは今年8月に起業したばかりの米カリフォルニア州オークランドに拠点を置く非公開企業。tbhは米語のスラングで「to be honest(正直言って)」という意味だ。匿名で友達に関する投票を実施する同名のサービスは、まだ米国の一部の州でiPhoneアプリでしか使えないが、既に500万人のユーザーを獲得し、累計10億件以上のメッセージが投稿されている。匿名だがポジティブな投稿しかできないのが特徴の1つ。
例えば、「一番素敵な笑顔は誰?」「笑わせるのが一番うまいのは誰?」などの質問に4人の候補者名と共に投稿すると、友達になっているユーザー全員がその投票に参加できる。投稿も投票も匿名だ。
投票結果は候補者にも知らされる。候補者は自分に票が入るたびに“宝石”がもらえる。サービスは無料で、今のところマネタイズする計画はないとしている。
tbh立ち上げの目的は「自分たちがもっと幸せに、自信を持って生きられるコミュニティを作ること」という。
買収後、tbhのチームはFacebookの本社キャンパスに移動するが、ブランドはそのままに、Facebookのリソースを使ってサービスを拡張していく計画。
FacebookはInstagramを買収してブランドを生かすことで、若い世代の獲得に成功した。tbhでも同じ戦略を使うようだ。
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