母への思い

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ご訪問ありがとうございます照れキラキラ


昨日は午後、母宅へ行きました。


「母宅」という言い方をするのは

「実家」という概念がないからです。


私の両親は私が中二の時に離婚し、その後私は父親に引き取られ、他県に引っ越し、それからまた故郷に戻り、母と暮らしたりしましたが

その時はもう昔住んでた、家族がまだ家族だった時の一軒家はもう自分達のものではなくなっていて

母が一人で古くて狭いアパートで暮らしていたところに私が入って。

その後私は高校卒業してすぐそのアパートを出て東京へ。

しばらく一人暮らし。

その後また故郷に戻って間も無く結婚。

母もその時にはまた別のアパートに移っていて、母も再婚していました。

それから数年後、母は今の一軒家に再婚相手と住み、もうずっとそこに落ち着いています。

[母の再婚相手は、とてもあたたかく優しい人で、私の実父が私と私の娘にも全く連絡を取らない人、疎遠なので、その実父の代わりのように私と娘を自分の娘、孫のように可愛がり愛をいっぱい注いでくれる人でした。

私も娘もおじいちゃんと呼んで大好きでした。

そのおじいちゃんは2年前に亡くなり、今は母は一人暮らしです]



だから

私にとっての「実家」と呼べる家、場所はありません。

家族がまだ家族だった頃に、幸せだった頃に住んでいた懐かしいあの一軒家が、唯一、私の中で実家と呼びたい家ですが、もう昔の話。


だから、母の今の家は、母宅。。という観念でしかないのです。


ずっと長年、去年のクリスマスイブまで私と母はなかなかいい関係になれずに来ました。

お互いにお互いを思っているのに、どうしても通じ合えない。

なんども衝突したり、関係に絶望したり。

いろいろありましだが、私50、母77の年にやっと関係がよくなれました。

もっと早く、もっとお互い若い時にそうなれたらと思いますが、でも、ずっと和解出来ず終わるよりは全然よかったと思います。


母は母の人生のいろいろな出来事により、異常に痩せ細り、骨と皮になってしまってます。


そんな母に、今から私が出来る事を悔いなくやって行きたいと思ってます。


私にできる事なんてたかが知れてますが、私も自分の病気や不調と折り合いをつけながら、年老いた痩せ細った母に微力ながら出来る事をと。


昨日母が言ったのは、もういよいよ介護施設に入ろうかと考えてるとの事で。

そんなにもう身体的にギリギリなの?と聞いたら

掃除と買い物がもうキツくて無理になって来たと。

母宅は急な階段が長く続く道を登った高台にあり、下りはまだなんとかでも、帰りが本当にキツイと。

私もそれは前からわかっていたから何度も電話して買い物するよとか、料理も作り持って行ったりもしていたけど

母は凄く気を使う人で、私の身体の事を考えて私にキツイ思いをさせたくないと、ずっと大丈夫と言っていて。

料理については、こだわりがあり、自分の食べたいものを食べたいのや、人が作ったものはどうしてもそれが娘の私のものでも、食べる気がしないらしく

それは私だけじゃなく、お弁当も惣菜もほとんど買いません。

そこは母独特のこだわりらしく、だから私ももう料理も母に作ることもしなくなりました。



でも、掃除と買い物は私にも出来るからとこれからは甘えていいんだよと言いました。


母は凄く喜んで、無理ない程度でいいからね、と言いました。


これから、母が生きてくれてる間、私に出来る事、体力的にすごい事は出来ないかもしれないけど

出来る限りのことはしてあげたいと思っています。


母宅に同居は、いくら今そうやって和解出来てるとはいえ、だからと一緒に住む、、のは

せっかく和解したのに、また昔みたいな関係になりかねません。

離れてるから上手くいく。

一緒になると、また壊れていく可能性がある。

そんな関係だから。

距離をちゃんと置いてこそ、上手くいく関係。

そういうのはあります。


私も母に役に立てるという思いと、運動にもなるし、体力作りにもなるし、と考えて

また今までとはちょっと変化のある生活になって行く事に楽しみを感じています。


去年和解できて、今年、これから母に微力ながら出来る事をしてあげていく流れは

私と母との人生の終盤に凄く喜ばしい流れです。


母がいつか亡くなってしまう時に私自身後悔ないよう、やって行きたいと思います。


昨日は母は出かけていたので、帰りを待つ間に玄関周りの枯葉や雑草の掃除をやっていました。


スッキリ綺麗になって清々しい気分で母を待ち、階段を一歩一歩ゆっくり登ってくる姿が見えて迎えに下り、腕を支えると、もうやっぱり骨でした。

こんな細いんだ。

わかっていたけど、改めて。。

おんぶしようか?と本気で言ったけどいいよと言って笑った母。

荷物を全部持ち、身体を支えて一緒にゆっくり階段を上がりました。

階段一段に時間がかかる母。

私が母をこれからは支えなきゃと改めて思いました。

私も母に物凄く支えられてる。

母の存在は大きい。


母が喜んでくれる事を一つでも一回でも多くして行きたい。

母にはもちろん長生きして欲しいけど、身体があんなにキツイと長生きも辛いだろうけど、私が出来る事で少しでもキツさが軽くなってくれたら。。


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母宅に行く途中の野良猫🐈🐈🐈

仲良く折り重なって眠ってました✨✨

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