記事要約
- ナッツは体重の増加を押さえる
- 太りたくなければナッツを食え!
健康に良いと市民権を得たナッツ
健康に良い食べ物として市民権を得たナッツ。
このブログでもナッツに関しては何度か取り上げてきました。
さて、そんなナッツですが、アメリカの大学で行われた研究によると、ナッツを食べまくっている人の方が体重の増加が抑えられたとのこと。
ナッツを食べるほうが体重が増えにくい
欧州10カ国の25~70歳の男女373,293人を5年間追跡調査を実施。
ナッツの消費と体重の変化について調べました。*1
5年間の調査の間に平均2.1kg体重が増加しました。
加齢に伴う体重の増加ですね。
ところが、ナッツをたくさん食べている上位25%の人を調べてみると、5年間の体重増加は起こりませんでした。
また、ナッツを食べる人はナッツを食べない人に比べ、過体重や肥満のリスクが5%低いことも明らかとなりました。
太りたくなければナッツを食え!
少し古めの研究ですが、20~45歳の女性51,188人を対象に8年間追跡調査を行なった研究でも、ナッツが体重の増加に関係していなかったとのこと。
むしろ肥満のリスクが低かったとの報告もあります。*2
太りたくなければナッツを食えってことですね。
今日からおやつにはナッツを食べましょう。
私もこの記事を書きながらミックスナッツを食べております。
ちなみに、ナッツといっても「ピーナッツ」はナッツに含みません。
ピーナッツは木の実ではなく、畑で作られますからね。
千葉県の落花生が有名ですよね。
落花生の生産量日本一は千葉県で、全国の生産量の8割を占めています。*3
ただし、今回の研究ではピーナッツもナッツ類として含めて調査が行われました。
ピーナッツを食べても肥満予防に効果があるってことですね。
もちろんピーナッツよりはアーモンド、クルミ、カシューナッツ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツといったナッツ類の方が肥満予防効果は高いでしょうから、できればそれらを食べた方が良いかとは思います。
ナッツを買う時にはちょっとだけ気をつけてみてください。
体重増加を抑えるためにはナッツを食べる。
今日から「ナッツ習慣」を始めてみてはいかがでしょうか。