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モスの秩父わらじカツバーガーと本場のわらじカツ丼を比べてみる


モスバーガーが期間限定で「秩父わらじカツバーガー」を販売中です。これは、埼玉・秩父のご当地グルメであるわらじカツ丼をイメージしたもの。秩父わらじカツバーガーとわらじカツ丼を比較した感想です。

秩父わらじカツバーガーとは?

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秩父わらじかつバーガーは、モスバーガーが展開中の「ご当地創作バーガー決戦」の第2弾として、10月17日から11月中旬まで発売されます。第1弾が好評で売り切れたため、前倒しでスタートしました。

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わらじカツ丼は、埼玉の奥座敷である秩父のご当地グルメ。文字通り、大きなわらじのようなトンカツ2枚が、椀からあふれ出すように乗せられているのが特徴です。

わらじカツ丼の元祖は、西武秩父駅からバスで35分の小鹿野町の安田屋です。交通の便が悪いですが、地元客やバイクツーリング客で行列になります。

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安田屋以外でおすすめなのが、小鹿野町の昭和。わらじカツ丼としては小さ目な方ですが、椀からカツがあふれ出しています。これが、わらじカツ丼の条件。

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昭和のわらじカツ丼のインスタ映えは特筆ものです。まさにフォトジェニック!

詳細は、下のリンクから。

モスの秩父わらじカツバーガーの感想

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モスの秩父わらじカツバーガーの全体像です。カツはわらじ型でなく円形で、バンズからはみ出している訳ではありません……。

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わらじカツ丼は、本来とんかつだけで、野菜は付けませんが、野菜たっぷりなのはモスバーガー流。

秩父わらじかつバーガーの感想と評価

  • とんカツは、わらじ型でなく円形で、枚数も1枚。はみ出しもなし。その代わりに、深谷ねぎ味噌が加えられ、野菜もたっぷり。
  • カツは、わらじカツ丼特有の、ハムのような食感を十分に再現している。ただし、赤みが少ない脂メインの部位で、材料費の限界は感じざるを得ない。
  • 深谷ねぎ味噌が、甘さ辛さを加え、キャベツが食感を演出。本物のわらじカツ丼は、単調で飽きやすいが、わらじカツバーガーは、バランスが良い。

こういった評価です。それなりに完成度があり、わらじカツ丼への入門編としての役割は、十分果たせるのではないかと思います。

秩父わらじカツ丼のライバルたち

ご当地グルメとしてのカツ丼は、各地に誕生しています。

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富岡製糸場の辺りで食べられる、上州ソースかつ丼。厚みがあり、定食タイプのため、満足感が高いです。

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新潟タレかつ丼。元祖のとんかつ太郎と、地元民の支持が厚い政ちゃん(=写真)が2強です。悪くはありませんが、カツが薄めで味が単調なため、旅行客にはどうかなとも思います。カツの枚数を多くし、サイドを頼むのがコツ。

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ボリューム感なら、何といっても秩父わらじカツ丼! 基本は野菜なしですが、定食タイプで出す店もあります(写真は雅紀屋)。

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こちらはもう1つの秩父名物、豚みそ丼とわらじカツ丼を合体させた、秩父わらじ豚みそ丼。2017年1月に、東京ドームのふるさとまつり東京で登場しましたが、現在のところ、そのワンチャンのみ。レギュラーメニュー化が待たれます。

わらじカツ丼は、下のリンクから。

パワースポット巡りという、ちょっと薄めのPRが続いていましたが、ブラタモリ効果で、改めて秩父の価値が見直されました。

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ブラタモリ秩父編の内容は、下のリンク。

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