麻生副総理 日米経済対話へ出発

麻生副総理 日米経済対話へ出発
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麻生副総理兼財務大臣は、ワシントンで行われる「日米経済対話」に出席するため、16日午前、成田空港を出発しました。来月のトランプ大統領の来日を前に、貿易などの分野で協議が進展し具体的な成果を出せるかが焦点となります。
麻生副総理兼財務大臣は、日本時間の17日未明、ワシントンで行われるペンス副大統領との日米経済対話に出席するため、16日午前、成田空港を出発しました。

日米の経済対話は今回が2回目で、焦点となる「貿易と投資のルール」をめぐっては、アメリカが日米2国間の貿易交渉に関心を示しているのに対し、日本はTPP=環太平洋パートナーシップ協定で合意した多国間の枠組みが基本だという立場で、意見の隔たりは埋まっていません。

また、日本がアメリカ産などの冷凍牛肉に発動している緊急の輸入制限、いわゆる「セーフガード」にアメリカは反発していて、日本としては輸入量をこまめに調べ発動の基準を超えないように調整できる仕組みの導入などを提案し、理解を得たい考えです。

今回の日米経済対話について麻生副総理は今月6日の記者会見で、「日本としては国益をしっかり守りながら、日米双方が経済関係を一層深めていけるよう、建設的な議論を行いたい」と述べていて、来月のトランプ大統領の来日を前に、貿易などの分野で協議が進展し具体的な成果を出せるかが焦点となります。

麻生副総理 日米経済対話へ出発

麻生副総理兼財務大臣は、ワシントンで行われる「日米経済対話」に出席するため、16日午前、成田空港を出発しました。来月のトランプ大統領の来日を前に、貿易などの分野で協議が進展し具体的な成果を出せるかが焦点となります。

麻生副総理兼財務大臣は、日本時間の17日未明、ワシントンで行われるペンス副大統領との日米経済対話に出席するため、16日午前、成田空港を出発しました。

日米の経済対話は今回が2回目で、焦点となる「貿易と投資のルール」をめぐっては、アメリカが日米2国間の貿易交渉に関心を示しているのに対し、日本はTPP=環太平洋パートナーシップ協定で合意した多国間の枠組みが基本だという立場で、意見の隔たりは埋まっていません。

また、日本がアメリカ産などの冷凍牛肉に発動している緊急の輸入制限、いわゆる「セーフガード」にアメリカは反発していて、日本としては輸入量をこまめに調べ発動の基準を超えないように調整できる仕組みの導入などを提案し、理解を得たい考えです。

今回の日米経済対話について麻生副総理は今月6日の記者会見で、「日本としては国益をしっかり守りながら、日米双方が経済関係を一層深めていけるよう、建設的な議論を行いたい」と述べていて、来月のトランプ大統領の来日を前に、貿易などの分野で協議が進展し具体的な成果を出せるかが焦点となります。