１５日に初開催された「金沢城リレーマラソン～秋の陣～」では、約２４００人が赤く色づいた城内を駆け、５月の「春の陣」に続いて笑顔が広がった。参加者は職場の同僚や友人、家族とたすきをつなぐマラソンで親睦を深め、秋開催の定着を期待した。新設の４時間耐久コースは白熱し、２週間後の金沢マラソンに出場するランナーは調整を兼ねて力走した。

　会場にはリレーマラソンの恒例となった仮装のランナーが登場し、秋らしくハロウィーンの衣装も見られた。アニメ映画の人気キャラクター「ミニオン」に仮装した宝達志水町の会社員高木恵佑さん（２９）は「春秋２回の方が交流の場が増えていい。ハロウィーンに近いので仮装しやすい雰囲気がある」と秋開催を歓迎した。