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1521話
パンとスープで人心地ついたのだろう。獣人の女は、自分に食料を……それも焼きたての柔らかなパンや野菜がたっぷり入ったスープという、考えようによってはかなり贅沢な食べ物を与えてくれたレイから、多少警戒を解く。
それでも完全に警戒を解いたという訳ではないのは、女が本来持っている用心深さから来ているのだろう。
「わ、分かったわ。私はシャリア。見ての通り、狼の獣人よ」
平均よりも少し上の大きさを持つ胸を自慢げにはるシャリアだったが、服は土や埃といったもので汚れており、とてもではないが自慢出来る姿ではない。
(狼か。……犬の獣人って口にしないでよかったな)
レイは目の前にいるのが狼の獣人の女と聞き、最初に女の頭頂部から生えている耳を見た時に、犬の獣人と言わなかった自分を褒める。
「そうか、シャリア。……何から聞けばいんだろうな。そもそも、何でお前はここに隠れてるんだ? その服装を見ると、娼婦としてここに来たんだろ?」
ジャーヤの手によって、強引に連れてこられたのは間違いないだろうと判断しながらも、レイはそれを臭わせるようなことはしない。
もしかしたら、本当に自分から娼婦になりたくてここにやって来たのかもしれないのだから。
勿論、こうして隠れている以上、何か訳ありなのは間違いないと思うのだが。
(どう動く?)
そんなレイが見守る中、シャリアは目に怒りを込めて口を開く。
「冗談じゃないわよ! 何で無理矢理連れてこられて、好きでもない男に抱かれなきゃならないのよ!」
レイの言葉を我慢出来ないと叫ぶシャリア。
そんなシャリアの様子を見て、レイもなるほどと頷く。
どうやらレイが探していた、ジャーヤに強引に連れてこられた人物なのだと、そう理解したのだ。
まず、何から聞くべきか……そう思いながらも、レイは真っ先に聞くべきことを思い出す。
「お前以外にも、無理矢理連れてこられた奴は当然いる筈だと思うけど、その割には何で他の連中は娼婦の生活に満足してるんだ?」
「それは……恐らく、これのせいよ」
そう言いながらシャリアが差し出したのは、一つの首輪だ。
綺麗に飾り付けられてはいるが、それが奴隷の首輪なのだろうというのはレイにも予想出来た。
だが、同時に疑問にも思う。
例えば奴隷の首輪を使ってそこに立っていろ、何かを持ってこいといった命令をするのであれば、それは普通に出来るだろう。
しかし、例えば嫌がっている女に娼婦として暮らせ……そのような命令をしても、色々と無理があるのは当然で、行動を縛りきれるものではない。
ましてや、レイが見た限りでは娼婦達は皆が自分から望んで娼婦として働いているように見えた。
少なくても、これだけ量産されている奴隷の首輪でそのような真似が出来るとは、レイには信じられなかった。
「何よ、私が嘘を吐いているって思ってるの?」
「いや、そうは思っていない。実際、俺がレーブルリナ国に来ることになったのも、ジャーヤの手の者が俺の住んでいる街から人を連れ去ろうとしていたのだが原因なんだし」
「……連れ去られた人を助けに来たの?」
そうレイに尋ねるシャリアの目には、羨ましそうな色がある。
シャリアが連れられても、誰も助けに来る者がいなかったのだろう。
もしくは、助けようと思っても誰がこのようなことをしたのか分からなかった……という可能性もあるのだが。
「いや、不幸中の幸いと言うべきか、連れ去られるよりも前に助け出すことには成功した。俺がここに来たのは、ギルムに手を出した落とし前を付ける為だな」
「ギルムって……あのギルム!?」
シャリアもギルムの名前は知っていたのか、レイの口から出たギルムという単語に驚きを示す。
「あのギルムが何かは知らないけど、ミレアーナ王国にある辺境の街のギルムって意味なら、そのギルムで正解だ」
「ギルム……ギルム……嘘……」
ギルムという言葉は、シャリアに強烈な衝撃を与えたのだろう。
ただ、ただ、唖然と……手に持っているパンを地面に落としたことにも気が付かず、ギルムという言葉を繰り返す。
しゃんなシャリアの様子に、レイも当然驚く。
いや、ギルムという街の名前は非常に有名なので、それを知っていることそのものはそこまでおかしな話ではない。
だが、それでもギルムという言葉を聞いただけでここまで驚かれるというのは、完全に予想外だったのだ。
「落ち着け。ほら、取りあえずこれでも飲め」
スープを飲んだばかりなのだが、取りあえずシャリアを落ち着かせる意味も含めて、ミスティリングの中から取りだした果実水を渡す。
レイから受け取った果実水……正確にはその果実水の入っているコップが冷たいことに気が付いたシャリアは、一瞬にして我に返る。
いつの間に自分はこのコップを受け取ったのかと、そんな疑問を抱いたシャリアだったが、熱帯夜と呼ぶに相応しいこの季節だけに、その冷たさは非常に魅力的だった。
そうして、殆ど本能的に冷えた果実水を飲んだシャリアは、ようやく落ち着いたのだろう。小さく息を吐く。
それを確認したレイは、改めて口を開く。
「さて、俺がギルムから来たというのと、ジャーヤの連中がギルムにちょっかいを掛けてきたから、その落とし前を付けに来た……というのはいいな?」
「え? あ、うん。……ジャーヤの連中も、何を考えてギルムに手を出すような真似をしたのかしら」
ギルムは中立派の中心人物、ダスカーが治める街であり、その部下も冒険者も精鋭揃いだ。
ましてや、ギルムには深紅や雷神の斧を始めとした異名持ちの冒険者が多くいると聞く。
そのような場所に、属国の裏の組織でしかないジャーヤが手を出すとは血迷ったのか、と。そんな思いをシャリアは抱く。
……実はシャリアの前にいるレイこそが深紅の異名を持つレイなのだが、深紅の代名詞のデスサイズや、最近有名になってきた黄昏の槍を持っている訳でもなく、セトという相棒もいない現在では、シャリアがそれに気が付かなくても仕方がないのだろう。
パンやスープ、果実水をミスティリングから取り出しているので、その辺りに気が付けば話は別だったかもしれないが。
「シャリアが知ってるかどうかは分からないが、ギルムでは今、増築工事が行われている。その為に仕事を求めて大勢集まっている。それこそ冒険者や職人どころか、日雇いの仕事を求める一般人とかもな。アジャス……ジャーヤに所属していた奴も、それを理解していたんだろうな」
「あ、なるほど。前からそこに住んでた人なら、突然姿を消せば騒ぎになるけど、やってきたばかりの人が姿を消しても、そんなに騒ぎにはならない……?」
「正解だ。そんな理由で、アジャスにとってギルムは絶好の狩り場だったんだろうな。実際、それに気が付いたのは別の一件からだったし。もしその一件がなければ、恐らく気が付かなかったと思う」
そう考えながらも、実際には時間は掛かっても諜報部隊ならアジャスの企みを見抜くことが出来たのではないか、というのがレイの予想でもある。
最初は諜報部隊もアジャスを怪しいとは思っていなかった。
これが、普段であればどうなっていたのか分からないが……現在のギルムに集まっている人数を考えれば、それは仕方のないことなのだろうが。
勿論、アジャスもそれを狙ってのことだったのだろう。
だが、アジャスにとって不運だったのは、自分を家族の仇として狙っている相手がいたことだろう。
そこから芋蔓式に企みが暴かれ、結局命を失うことになったのだから。
「とにかく、俺の方の事情はそんな感じだ。で、そろそろシャリアの方についても聞いてもいいか?」
「……うん」
レイの言葉に、シャリアは躊躇いながらも頷く。
レイから事情を聞いた以上、自分も事情を話さないという訳にはいかないと、そう思っていたのだろう。
ましてや、シャリアの前にいるのは自分を娼婦として抱こうとはしていないのだから、これ以上の助けを求める相手はいない。
「何から聞きたいの?」
「そうだな、やっぱりこれが一番気になっていたんだが、さっきその首輪のせいで、連れてこられた奴が自分から娼婦として活動しているって言ってたな」
「……うん。この首輪をしていると、何て言えばいいのかな。娼婦ってのは素晴らしい職業で、自分の生き甲斐、娼婦になる為に生まれてきた……そんな風に思ってしまうのよ」
シャリアの口から出た説明に、レイは驚く。
当然ながら、一般的に使われている奴隷の首輪にそのような洗脳的と言ってもいいような効果は存在しない。
シャリアの言葉が本当であれば、既にそれは奴隷の首輪ではなく、別のマジックアイテムだと言ってもいいだろう。
(どうなっている? 幾らジャーヤがマジックアイテムを豊富に持っているからって……これはちょっと無理がありすぎないか?)
レイは、シャリアの持っている首輪……正確にはその残骸に改めて視線を向けながら、口を開く。
「よければ、ちょっと貸してくれないか?」
差し出した手に、シャリアは若干躊躇いながらもその首輪を渡す。
シャリアにとって、その首輪は自分の行動を縛っていた憎悪の象徴であると共に、ここで何が……どのようなことが起こっているのかを証明する物でもある。
つまり、自分をこのような目に遭わせた相手に対する、復讐の証拠とも言えるべきものだ。
だからこそ、自分の意思を曲げるような真似をした憎むべきマジックアイテムであっても、捨てずに持っていた。
それを貸して欲しいと言われ、躊躇するのは当然だろう。
もっとも、躊躇したのは一瞬にすぎなかったのだが。
そもそも、現在の自分がこのマジックアイテムを持っていても、何の役にも立たない……どころか、ジャーヤの者達に見つかればどうなるかは想像するのも固くない。
……シャリアを任されていた娼館の主が、自分の失態を隠す為に上にシャリアがいなくなったことをまだ知らせていないのはシャリアにとって幸運だったのだろう。
「……こうして見る限り、そんな複雑な性能があるようには思えないけどな。まぁ、マジックアイテムで見た目がどうこうなんてのは当てにならないけど」
渡された首輪を見ながら、レイが呟く。
実際に様々なマジックアイテムを使っているからこそ、レイはマジックアイテムの外見でその性能を把握するのが難しいというのは理解していた。
「けどっ!」
レイの言葉に、自分の説明を信じて貰えないと感じたのか、シャリアが反射的に声を上げようとする。
しかし、それよりも前にレイは分かっていると頷きを返す。
「見た目でどうこうってのは当てにならないって言っただろ。……ただ、こんなマジックアイテムがあるのなら、それこそ娼婦として金を稼ぐ以外にも色々とやれると思うんだが」
単純にレイが思いついただけでも、兵士や職人、農業……どれをやるのも、様々な苦労がある。
それを途中で止めさせない為にも、その為に生まれてきた……そう思い込ませることが出来るのであれば、権力者にとってはこれ程有用なマジックアイテムもそうはないだろう。
なのに、何故……と。
そんな疑問を抱くレイだったが、シャリアがそれを知っている訳がない。
「とにかく、これは調べた方がいいと思うんだが……残念だけど、その辺りに詳しい知りあいがここにはいないんだよな」
ギルムであれば、その辺りを任せられる人物の知り合いもいるのだが、レーブルリナ国はレイにとって敵国に等しい。
また、レーブルリナ国は小国で錬金術等のレベルが高いとは決して言えない。
下手な相手に持っていっても、首輪の効果を解明出来ない……どころか、ジャーヤに密告する可能性すらある。
(マリーナなら……何か分かるか?)
エレーナとヴィヘラ、ビューネといった面々はマジックアイテムを使うことは出来ても、詳しい構造やその性能の調査といった真似は出来ないだろう。
それは当然ながらレイも同じであり、唯一可能性があるのが、長い間生きているマリーナだった。
もっとも、殆ど駄目元という感じであったが。
「どうする? これを俺が預かるか、シャリアが持ってるか。正直、性能の解明という点ではどっちも大して変わらないと思う。けど、安全度という一点においては、俺が持っていた方がいい。けど、俺とお前は会ったばかりだからな。信用も信頼もしづらいと思う。だから、お前が決めてくれ」
そう告げるレイの言葉に、シャリアは少し考え……やがて頷く。
「分かった。これはレイに預けるよ。ただ、その代わりに毎日とは言わないけど、何日かに一回は食料を持ってきてくれない? 今の私の状況だと、食料とか水を得るのも難しいから」
予想外にあっさりと自分を信じたシャリアの様子に驚きながらも、レイはその提案に頷くのだった。
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