朝から素晴らしいニュースが飛び込んできた。ココイチ創業者がCoCo壱番屋カレーの経営から引退して、その儲けたお金で個人や学校へと楽器を無償で提供する。これぞ本物のトリクルダウンというか、富裕層が行政にできないことをするとは、なかなかマネのできることではない。
富裕層の人は資産を分け与えよう
出典:野村総合研究所
富裕層の人は私利私欲の権化にならずに、ぜひぜひ、創業者の宗次徳二さんを見習ってほしいと思う。日本の富裕層、101万世帯の純金融資産総額は241兆円。その一部を本当に困っている人に、主に若者に分け与えることで日本の将来が変わってくるはずだ。富裕層の人は頭のいい人たちだ。頭がいいとはずる賢い人だ。嘘をついても隠すことが上手い人だ。その最たるものが政治家だが…。
この徳二さんのようにお金持ちが資産を上手に使うことで、日本が発展していくのだ。金は天下の回り物。政治にできない、行政にできないことは民間でやる。私も徳二さんの爪の垢を煎じて飲みたいところだ。そして私も恵まれない青少年たちにスコッチ・ウィスキーのシーバスリーガルをプレゼントしたいものだ。
世界寄付指数ランキング(2015年)
出典:「世界寄付指数ランキング」1位は3年連続ミャンマー、日本は? | ZUU online
持続性のある善意は醸成されづらい。上の順位は世界寄付指数ランキング(2015年)だ。1位はミャンマー。2位にアメリカ。日本はナント114位だった。
世界の名目GDP(USドル)ランキング(2016年)
出典:世界の名目GDP(USドル)ランキング - 世界経済のネタ帳
世界のGDPランキングも調べてみた。日本は第三位。GDPとは国内総生産。つまり日本で日本人が稼いだお金のことだ。日本は世界でも裕福な国であることは間違いない。しかし、寄付や募金を常時行っている人は少ないのだ。これは日本には無宗教の人が多いことが原因とも考えられる。
日本って本当に助け合いの精神が0に近い
私の以前勤めていた会社の社長もそうであったように、儲けたお金は自分のことと、自分の子どもの教育に注ぎ込む人が実に多い。自分の家族さえ良ければそれでいいという考え方なのだ。おもてなしの国ニッポン!ははは、笑わせてくれる。金持ちの社長さんは明日、神様に電話をかけてピストルを注文した方がいい。
まとめ
「金に不自由のない人間が考えることは、我々には想像できない」
私はこんなセリフを思い出した。
私も今でこそ文無しだが、金持ちになったら紙幣を金庫にしまって、鍵をかけるだろう。 そして文無しだった頃のことを思い出すこともなくなる。どうやらピストルは二挺注文した方が良さそうだ。一つは防犯用と、もう一つは自分用にだ。