こんにちは、たけのこです。
台湾旅行中、日本人の方で台湾に移住し、30年暮らしている方と出会いました。
仮にKさんとお呼びしましょう。
その方との会話で耳から離れない言葉があります。
「私の使命は台湾と日本の友好関係を深めることだ」
今回も台湾サイドストーリーシリーズです。
※前回まではこちら
〇台湾で偉業を残し銅像になったおじさんに会いに行きます【八田與一編】
〇台湾で偉業を残し銅像になったおじさんに会いに行きます【磯田謙雄編】
〇海外旅行にSIMロックフリースマホは必須?旅の難易度が凄く下がります
〇見ざる、聞かざる、言わざるに猿がもう1匹いた!台湾で見た猿の話
〇活版印刷のハンコで世界に一つだけのオリジナルスタンプを作る!
〇「BUWU」個性的なデザインと実用性を兼ね備えた、台湾発テキスタイルブランド
人生の使命を見つけよう。台湾と日本の友好の輪を広げている人との出会い。
日本と台湾の関係
東日本大震災の時に海外からの義援金で2番目に多かったのは台湾です。
その額、約29.2億円。
1位のアメリカは約29.9億ですが、人口やGDPから言ってもかなりの金額を台湾は義援金として寄付してくれたのです。
理由は知らないですが、台湾は親日国として有名です。
確かに、旅行中は私達が日本人とわかると皆、大変親切にしてくれました。
困っていたら声をかけてくれるし、見返りも求めずに、おもてなしもしてくれました。
とても衝撃的でした。
海外で親切な人、親切な国はたくさんありますが、台湾は特に優しさというか、おもてなし感を凄く感じましたんです。
でも歴史の流れだけで行くと、日清戦争以降、台湾は日本の統治下におかれます。
そして日本と同じ教育が第二次大戦が終わるまで続けられました。
今でも日本語を話せる現地の方がいらっしゃるくらいです。
この旅の途中でも小学4年生まで日本語の教育を受けていたという人に出会いました。
一方で、同じように日本の統治下にあった韓国は、日本に対し慰安婦問題や強制労働をネタに今でも抗議活動を続けています。
この差はどこにあるのでしょう。
なぜ台湾を統治していた日本は、台湾と友好関係が築けているのでしょうか。
ある方がこのように言っていました。
「台湾は日本でも中国でもない。でも日本の教育、文化は素晴らしいものだ」
「だから私は日本人ともっと話したい。つながっていきたい。」
日本と台湾の懸け橋になるKさん
Kさんは30年前に台湾に移住し、日本語の教師をしておられました。そして台湾人の方と結婚されています。
Kさんは言いました。
「私の使命は台湾と日本の友好関係を深めることだ」と。
あぁ、この人は人生をかけて国と国を繋ぐ友好の架け橋になろうとしているんだ。
Kさんがどんな人なのか良くはわからない。
でも、この人は大きな使命を持って、生きているんだ。
Kさんにしても、コメントをくれた親日の台湾の方も自分の行動に志しを持っていました。
私達は夢や使命を持つことを恥ずかしく思っていないか
皆が皆とは言いませんが、夢や使命を持つことを大人になるにつれ、私達は恥ずかしく思っていないでしょうか。
私は学生の頃までは、大志を抱きそれを貫き通そうとしていました。
しかし、会社員となったら現実というか、夢や使命よりも経済が優先されていました。
確かに経済は大切です。
利益がなければ会社は発展しないし、給料だってもらえない。
経済発展が進んだ今、使命よりも経済が優先されていることが多く見受けられます。
大人になるにつれ、見えていたものが見えなくなる。
モラルだって守れなくなる。
そう感じるにつれ私は悲しくなってきました。
だからKさんや台湾の方との出会いは、私に考えるチャンスをくれたんです。
私にしかできない使命とはなにか。
私がやらなくてはならない使命は何なのか。
考える時間がある今だからこそ、自分の進むべき道を模索していきます。
最後に、あなたには人生の使命はなんでしょうか?
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