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Tuesday, October 30, 2012

『虎屋饅頭』

『虎屋饅頭』は、聖一国師(しょういちこくし)が仁治2年(1241)に中国より帰国して、
栗波吉右衛門(茶店の主人)にその製法を伝えたといわれています。

今日のブログは、この『虎屋饅頭』の販売再開を伝える、明治39年(1906)の新聞広告
をご紹介します。






明治39年(1906)7月20日の「都の花新聞」です。
明治維新以来途絶えていた『虎屋饅頭』を復活販売する旨の、とらや本店(現 京都一条店)
の広告です。
「一箇貳錢」という値段や「賣出し致し候」とのいい回しなど、時代を感じることができる
のではないでしょうか。


『虎屋饅頭』は、工夫を加えた独特の酒饅頭として代々受け継がれてきました。
現代の、かるく軟らかい傾向や、蒸すなどの手間を掛ける必要がないお菓子とは異なる
伝統の商品です。




















糯米と麹を使い、2日間かけて元種をつくるのため、“コク”のある独特な酒の香りをお楽しみ
いただくことができますが、製造個数には限りがあります。
また、添加物を使わず昔ながらの製法でおつくりしているため、皮が硬くなりやすい性質が
ありますので、お召し上がりの際には蒸し直し、『虎屋饅頭』本来の風味をお楽しみください。

※『虎屋饅頭』の製造風景は、季節の羊羹『竹葉の香』のブログでご紹介しています。


『虎屋饅頭』は、寒い時期(10月下旬から3月中旬)だけに限定でおつくりしています。
とらや伝統の饅頭を、ぜひお試しください。

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『虎屋饅頭』
   *小麦を含む アルコール濃度0.4%
   価格:399円(税込)
   販売期間:2012年10月18日(木)~2013年3月中旬(予定)
   販売店:赤坂本店・TORAYA TOKYO・東京ミッドタウン店
                銀座店・新宿伊勢丹・京都一条店・京都四条店
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