こういうこと、ありますよね…。
家に帰って来ても、すぐにマンガやゲームに夢中になって、食事の支度なんかで忙しくしているうちに時間が経って…
終わったの!?って見に行ったらまだマンガ読んでて…(^^;)
夕方は忙しいし、穏やかに過ごしたいのに毎回バトルで疲れ果てちゃう…というおうちも多いのではないでしょうか。
子供が自ら勉強してくれたらほんと、楽なのに…。
うちもどうしても治らないこのサボり癖(?)に悩んだのですが、最近スタディサプリ を始めてからやっと(やっと…!!)、何も言わなくても勉強を始めるようになりました…!
夕方~夜にかけてを穏やかに過ごせるのは、本当にいいですよ…!
試行錯誤した過程を6ステップでご紹介します!
- ステップ1、「勉強しなさい!」
- ステップ2、あえて何も言わず見守る
- ステップ3、勉強が終わった後にごほうび時間を作る
- ステップ4、やる時間を本人に決めさせる
- そもそもめんどうだからやりたくない!!
- ステップ5、やり始めるハードルを下げる
- ステップ6、勉強そのものを子供本人が「おもしろい/やりたい!」と思うものする
- 子供も夢中になる!工夫にあふれた教材
- 注意することが減ると余裕ができる
ステップ1、「勉強しなさい!」
「勉強しなさい!」って言ってもしないから困ってるんですよねぇ。
効果なし!
ハイ、さっさと次、いきましょうw
ステップ2、あえて何も言わず見守る
よく目にしませんか?
「お母さんがガミガミ言うから勉強しないんです、何も言わずに見守ってごらんなさい、子供はちゃんと考えていますよ…」
あら、私が悪かったのかしら…ってちょっと罪悪感おぼえちゃったりして…
それでやるんならそもそもガミガミ言ってません。
そうです。
言って勉強しない子が言わないでやるなんてことはほぼありません。
(そういうタイプの子はそもそも言われたらブツブツ言いつつもちゃんとききますって…)
ステップ3、勉強が終わった後にごほうび時間を作る
「テレビ/ゲームは勉強が終わってから」なんていうルールを作っているご家庭も多いかと思います。
うちもこれやってました。
勉強でごほうびを与えるのはどうなのか?というのはよく議論にのぼりますが、それで毎日やるという習慣が身につくならいいんじゃないでしょうか。
(ゲーム時間の抑制にもなるし)
そもそも先にゲームなんか始められたら絶対勉強なんかしませんからねぇ…。
ただこれ「毎日やるという習慣」が作れるなら、です…。
このやり方の落とし穴は「ごほうびがいらないときはやらない」ということ。
今日はこの本読みたいからゲームはしなくていいや(だから勉強もしない)。
これ。こうなっちゃう。
うちじゃ平気で一週間ゲームも勉強もナシで過ごしちゃったりしてたので効果が上がったとはいえませんでした。
多趣味な子には向かない方法でした…。
ステップ4、やる時間を本人に決めさせる
これもよく言われますね。
いつから始める?
うーん、じゃあ15分になったら始める
……
15分になったよ?
やっぱ半から始めるー
これ。
自分で決めると自分でいつまでも引き延ばすことになります。
で、結局
自分で言ったんでしょー!自分で決めたことくらい守りなさーい!!(怒)
「勉強しなさい!」と言ってた頃と何も変わってなーい!!
そもそもめんどうだからやりたくない!!
勉強は自分のためです。
勉強ができれば将来自分がやりたいことができる可能性が広がるし、たくさんお金が稼げるかもしれないし、お母さんに怒られないし…(?)いいことがいっぱいあるってことは、子供本人もよくわかっているんですよ。
でも、しない。
なぜなのか。
本人に聞けばいろんな答えが返ってくると思います。
・だいたいできてるからもうやらなくていいんじゃない?
(今の時点で「だいたい」じゃやばいんだよ…)
・勉強なんかする意味がわからない
・今やろうと思ってたのにお母さんがごちゃごちゃ言うから…
(絶対やろうと思ってなかった)
でも、実は本人にもよくわかってない場合が多いと思うんですよ。
なんかやりたくない、なんか、体が動かない
なぜなのか?
それはめんどくさいからです。
わかってても、めんどくさいんです。
だから、勉強を「めんどくさくない」方向にしていかないと根本的な解決は無いわけです!
ステップ5、やり始めるハードルを下げる
始める前に「算数ドリルやって、漢字ドリルやって、問題集と音読と…」って考えちゃうから、「ああ、めんどくさいなあ」となって体が動かないんですね。
取り掛かるのが一番労力がかかるんです。
だから、一番負担の少ないものだけ「とりあえずやる」のが最初のステップです。
音読だけとか計算ドリルだけとか、本人にとって一番「楽」なものを「とりあえず」やる。
ほんのちょっとでも全然やらないよりはましですし、取り掛かってしまえばついでにやっちゃおうってなることも多いです。
でもこれだけだと、一番めんどくさくないことだけやって終わり、なんてことになりかねない…
それにめんどくさいことはどんなにハードル下げてもやっぱり「めんどくさい」。
ステップ6、勉強そのものを子供本人が「おもしろい/やりたい!」と思うものする
結局「めんどくさい」を撲滅するためには勉強そのものを本人が「やりたい!」と思うように仕向ける(笑)しかないんですね。
でもそれが一番難しい…!
勉強なんて面白いわけがない!と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
でも、勉強の「おもしろさ」っていろいろあるんですよ。
例えばニュースやテレビ番組で〇〇ってなに?って子供が疑問を持ったときに、教科書や図鑑を開いてみるとか、地球儀を持ってきて説明するとか…。
そうやって「ああ、そうなんだ!そこにつながるんだ!」ってなったことって、よく覚えてるし、ワクワクするものなんです。
そうやって勉強が日常とつながっていくことがわかるとどんどんおもしろくなっていきます。
まあでも、いつもいつもそんなことができるわけないんですよね。
塾へ行ってもそのときだけで、家庭学習の習慣となると話は別…。
というわけで、普段の家庭学習は問題集や教材の力でどうにかしたいんです…!
子供も夢中になる!工夫にあふれた教材
最近の問題集や教材ってスゴイんですよ。
前に紹介しましたが
これなんか、短編推理小説読みながら国語の勉強ができますし、
こういう「おもしろさ」を追求した問題集もあります。
うちはこれで自分から喜んで机に向かってました。
ただ、これらの唯一の欠点が「数が少ない」ってこと…。
教材が終わって次が続かないと、またステップ1に逆戻り…。
最近のオンライン教材のスゴさ
最近の教材といえばタブレットやパソコン、スマホでできる教材というのも増えてますよね。
正直「そんなんで勉強になるの?」とはじめは思っていたんです。
うちは「進研ゼミ」もやらずにためて辞めちゃった経緯があるので、「チャレンジタッチ」が出た時も「テキストがタブレットに入っただけでしょ?どうせ飽きちゃうよ」と思っていました。
でも小中学生向けのオンライン教材って今、「チャレンジ」や「スマイルゼミ」だけじゃなくていっぱいあるんですね。
勉強することそのものをゲーム化したようなシステムだったり、対話式の授業だったり、わかりやすさや飽きない工夫もすごくあって時代は進化してるんだなと感心してしまいました。
おすすめ通信教材
メジャーなところですと「チャレンジ」や「スマイルゼミ」だと思うんですが、普段の問題集をタブレットに入れたところで、飽きちゃうという意味では同じ…。
また、以下のようなときは別料金・月額が発生します。
・簡単すぎるから発展問題をやりたい
・前学年から復習がしたい
・次学年の先取り学習をしたい
ある程度力がついてきたときや、ここは抜けているな?というところに気軽に対応できないんですよ。
だから、発展問題も、前後の学年の単元も自由に受けられるものがイイ!
それにやはり「習慣をつける」という意味では、毎日ログインしたり、触ったりすることに意味のあるゲームがついているのが、最初は一番効果的。
というわけで、条件を満たした教材の中から私たちが選んだのはスタディサプリでした。
スタディサプリ
スタディサプリは動画授業を見ながら(紙の)テキストにノートをとったり問題をやったり、というのが基本スタイルです。
質問・学習計画をプロが担当してくれたり、添削したりという機能はありませんが、動画授業はプロの予備校講師の方なので、さすがのクオリティ(おもしろい!)
なにより、アバターやゲームがけっこう本格的で、息子の食いつきがすさまじかったですw
勉強すればするだけポイントがたまってゲームを進められるので、がんばるがんばる…w
月980円と手軽だし、2週間のお試し期間中に息子がドはまりしての継続でした。
最初はゲームで釣るのでどのくらいもつのかな?と思っていたんですが、動画授業がまた面白いんですよね。
1科目一回10分程度と短いんですが、内容は濃いし、的を絞ってあるのでわかりやすいし、なにより先生のキャラが濃くておもしろい!
最初はゲームのほうに夢中だった息子も、回を重ねるごとに動画授業の方に興味の意識が向いていった感ありました。
さすがカリスマ講師…。
ただ、このスタディサプリは小学校4年生からなんですよね。
小学4年生以下で塾に行っていないなら、スタディサプリよりちょっと高いんですが、「すらら」がおすすめです。
正直私としては最初はすららの方を検討していましたw
すらら
もともと発達障害や不登校の子向けに開発されたもののようですが、システムが画期的です。
4教科、月額8000円しますが(でも塾よりは相当安い)、
・その子の理解度に合わせて毎回自動で問題が組み替えられる
・授業は対話形式で、ちゃんと考える力がつく
・学習状況に応じて指導のプロからアドバイスがもらえる
・わからないところはその場でメール・電話相談ができる
というのが「すらら」の特徴。
幼児~高校3年までのすべての学年の授業・問題が受け放題です。
すららのすごいところは問題数の多さに加えて「苦手なところを自動で判別して、苦手をつぶすための練習問題を作ってくれる」というところ!
塾でもなかなかそこまできめ細やかにはいかないですよ…。
もちろん、問題集や授業を受けたらポイントやアイテムがもらえて、ゲームが進められるシステムもありますw
お試しで対話式授業を見られるので、そちらを見て決めるといいかなと思います!
注意することが減ると余裕ができる
そんな感じで、今うちはやっと「勉強しなさい!」地獄から解放されました。
ちょっとしたことでもいちいち注意しなきゃいけないのは、親も子供もお互いにストレスですからね…。
家庭がおだやかになると、他のことも円滑に回り始めるから不思議…。
子供が勉強してる横でお茶飲みながら一緒に動画授業の音声を聞いたり…。
毎度毎度「集中しなさい!!」って言わなきゃいけなかったのが全然なくなりましたw
「スタディサプリ」に関しては学年関係なしで高校三年レベルまであるので、私も懐かしい世界史の授業なんかをのぞいたりしていますw
大人になっても勉強するって楽しいですよ。
他にもプログラミングや八嶋智人さんの「インベスターZ」(マンガ)を使ったお金と投資の講義とか、すごく面白い番組も入っているので、息子と一緒に楽しんでいます!
無料お試しで全機能使えちゃうので、大人も覗いてみると楽しいかもです!
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