アディーレ法律事務所が懲戒され、業務停止2ヶ月となったことを巡って様々な問題が生じております。
流れてくる情報はそれほど多くなく、かつ断片的ですので、このブログでできるだけまとめていきたいと思っております。。
【弁護士会での対応関係】
1 東京弁護士会での相談電話窓口
東京弁護士会は、臨時の電話相談窓口を開設していますが(03-6257-1007)、受付時間は午前9時から午後5時までです。
土日祝は対応はしておりません。
一般職員が対応しているのかなと思っておりましたが、本日朝日新聞デジタルさんに記事が載っておりまして
・相談窓口は弁護士が10名体制で対応
・2日間で2000件の相談
で回線はパンク状態にあるとのことです。
業務停止、2日間で相談2千件 広告違反問題:朝日新聞デジタル
2 大阪弁護士会での相談電話窓口
大阪弁護士会でも相談窓口をもうけます。
来週からで期間限定。
10月16日から27日まで。電話番号は06-6364-1253。
NHKのニュースにでています。
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171014/4776381.html
3 弁護士会での電話相談についての個人的な意見
東京弁護士会の相談窓口はつかえないとのツイートも見かけましたが、まあ褒めるツイートというのは出にくいので本当のところはわかりません。
ただ、担当の弁護士10名が事件を受任できるわけではないので、懲戒処分の公式的な意味の説明と弁護士会の相談窓口などのご案内程度のアナウンスしかできないのではないかと思います。
結局、「アディーレに依頼いているこの件はどうしたら良いのか?」という質問には個別に弁護士に相談して対応してもらうしかありません。
東京弁護士会や大阪弁護士会がどれだけ組織的な対応をしているのかは、よくわかりません。
4 千葉県弁護士会での対応
千葉県弁護士会から所属弁護士あてには次のような方向性が示されています。
千葉県弁護士から同会所属の各弁護士にFAXあり。アディーレの依頼者のために受け皿が必要であるので、受任する弁護士を募集すると。募集の締切は10月18日。
募集する弁護士は次のことを遵守すること。
・弁護士会から紹介を受けたら3日以内に連絡して相談にのること。
・原則受任すること
・着手金を依頼者に請求しないこと
・報酬の基準は弁護士会内の基準とすること
着手金についての正確な記載は、「依頼者が既に支払っている着手金等については追加で請求しないこと」です。そして、「当該弁護士法人に対し着手金等の返還を求めるかどうかは個々の判断」と記載されています。
5 千葉県弁護士会での対応についての個人的な意見
千葉県弁護士会での対応は、電話相談をしようというものではなく、各弁護士に案件を割り振るというものです。
もちろん各弁護士に強制できるものでもありませんので、有志を募っている段階です。
有志がある程度集まる見込みが付けば正式な発表がされるのではないでしょうか。
10月18日が申し込み締め切りになっていますので、早くても発表はその後でしょう。
千葉県弁護士会での対応は、「依頼者がアディーレに着手金を支払い済みの場合は、追加の着手金をとらない」(取るのであれば、アディーレから取り返しなさい)というもので、依頼者保護を重視してのものです。
もっとも、これは各弁護士にリスクを負わせることになりますので、そのような条件下で弁護士が集まるのか、集まったとして、腕の良い弁護士が集まるのかについては甚だ不透明です。
弁護士会というのは、弁護士の質を問題としませんし(強制加入団体なので、問題視するとそれ自体が問題)、弁護士の質を保障しれくれませんので、事件数が集中した場合は当該弁護士が処理をすすめることができず、二次被害を生むという状況もありえます。
私は弁護士会の応募には手を挙げないことに決めています。
来る事件の数が読めませんので、一旦参加してしまうと「原則受任すること」という縛りがあるからです。
事件数をセーブしないと、クオリティが保てませんから。
私にご相談いただきたい方は個別にご相談に応じていますので、下記までお電話ください。
ご相談は無料(初回)現在電話相談にも対応しております
***************************************
千葉市中央区中央
法律事務所大地
ご相談受付は
平日午前9:15~午後5:00は、043-225-0570まで。
平日午後5時~午後7時半、土日祝午前9時から午後7時半は、
043-221-1388(相談受付専用)までお電話下さい。
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流れてくる情報はそれほど多くなく、かつ断片的ですので、このブログでできるだけまとめていきたいと思っております。。
【弁護士会での対応関係】
1 東京弁護士会での相談電話窓口
東京弁護士会は、臨時の電話相談窓口を開設していますが(03-6257-1007)、受付時間は午前9時から午後5時までです。
土日祝は対応はしておりません。
一般職員が対応しているのかなと思っておりましたが、本日朝日新聞デジタルさんに記事が載っておりまして
・相談窓口は弁護士が10名体制で対応
・2日間で2000件の相談
で回線はパンク状態にあるとのことです。
業務停止、2日間で相談2千件 広告違反問題:朝日新聞デジタル
2 大阪弁護士会での相談電話窓口
大阪弁護士会でも相談窓口をもうけます。
来週からで期間限定。
10月16日から27日まで。電話番号は06-6364-1253。
NHKのニュースにでています。
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171014/4776381.html
3 弁護士会での電話相談についての個人的な意見
東京弁護士会の相談窓口はつかえないとのツイートも見かけましたが、まあ褒めるツイートというのは出にくいので本当のところはわかりません。
ただ、担当の弁護士10名が事件を受任できるわけではないので、懲戒処分の公式的な意味の説明と弁護士会の相談窓口などのご案内程度のアナウンスしかできないのではないかと思います。
結局、「アディーレに依頼いているこの件はどうしたら良いのか?」という質問には個別に弁護士に相談して対応してもらうしかありません。
東京弁護士会や大阪弁護士会がどれだけ組織的な対応をしているのかは、よくわかりません。
4 千葉県弁護士会での対応
千葉県弁護士会から所属弁護士あてには次のような方向性が示されています。
千葉県弁護士から同会所属の各弁護士にFAXあり。アディーレの依頼者のために受け皿が必要であるので、受任する弁護士を募集すると。募集の締切は10月18日。
募集する弁護士は次のことを遵守すること。
・弁護士会から紹介を受けたら3日以内に連絡して相談にのること。
・原則受任すること
・着手金を依頼者に請求しないこと
・報酬の基準は弁護士会内の基準とすること
着手金についての正確な記載は、「依頼者が既に支払っている着手金等については追加で請求しないこと」です。そして、「当該弁護士法人に対し着手金等の返還を求めるかどうかは個々の判断」と記載されています。
5 千葉県弁護士会での対応についての個人的な意見
千葉県弁護士会での対応は、電話相談をしようというものではなく、各弁護士に案件を割り振るというものです。
もちろん各弁護士に強制できるものでもありませんので、有志を募っている段階です。
有志がある程度集まる見込みが付けば正式な発表がされるのではないでしょうか。
10月18日が申し込み締め切りになっていますので、早くても発表はその後でしょう。
千葉県弁護士会での対応は、「依頼者がアディーレに着手金を支払い済みの場合は、追加の着手金をとらない」(取るのであれば、アディーレから取り返しなさい)というもので、依頼者保護を重視してのものです。
もっとも、これは各弁護士にリスクを負わせることになりますので、そのような条件下で弁護士が集まるのか、集まったとして、腕の良い弁護士が集まるのかについては甚だ不透明です。
弁護士会というのは、弁護士の質を問題としませんし(強制加入団体なので、問題視するとそれ自体が問題)、弁護士の質を保障しれくれませんので、事件数が集中した場合は当該弁護士が処理をすすめることができず、二次被害を生むという状況もありえます。
私は弁護士会の応募には手を挙げないことに決めています。
来る事件の数が読めませんので、一旦参加してしまうと「原則受任すること」という縛りがあるからです。
事件数をセーブしないと、クオリティが保てませんから。
私にご相談いただきたい方は個別にご相談に応じていますので、下記までお電話ください。
ご相談は無料(初回)現在電話相談にも対応しております
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千葉市中央区中央
法律事務所大地
ご相談受付は
平日午前9:15~午後5:00は、043-225-0570まで。
平日午後5時~午後7時半、土日祝午前9時から午後7時半は、
043-221-1388(相談受付専用)までお電話下さい。
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