埼玉・東武動物公園の名物ペンギン・グレープ君の死を受けて、アニメ『けものフレンズ』コンセプトデザインをつとめた吉崎観音さんから、イラストが贈られていたことがわかった。

作品に登場する、フンボルトペンギンのフルルと、お揃いのバンドを付けて並んだグレープ君のイラストには、国内外のファンから感動のコメントが寄せられている。

二次元に恋するペンギン

4月から開催された『けものフレンズ』と東武動物公園とのコラボレーションで、一際話題を呼んだペンギン・グレープ君。

檻の中にフンボルトペンギンのフレンズ（愛称：フルル）のパネルが設置されると、すぐさま夢中に。

フルルに首っ丈になっているかのような姿が話題になり、「二次元に恋したペンギン」としてSNSだけでなく、ワイドショーでも取り上げられた。

一躍人気者となったグレープ君。11月からは「秋のグレープ祭り」と題したイベントが予定されていたが、10月11日に体調が変化。翌日、天国へと旅立っていった。
その死に対しては、『けものフレンズ』の公式Twitterアカウントに加え、劇中でフルル役を担当した築田行子さんも反応。「こんなに早くお別れが来てしまうとは思ってなかったので寂しい気持ちでいっぱいです」とツイートしていた。

なお、グレープ君の死とそれに対するファンの反応は、海外メディアでも取り上げられている（外部リンク）。