(2017年9月27日 アルツハイマー型認知症の診断から約10年7ヶ月)
*裏面(最初に取り組んだ貼り絵)
9月27日にお墓参りに行ったジジとおママ。
親戚の方々のお世話になりながら、無事にお彼岸のお参りを済ませました。
帰りにベーカリーレストラン サンマルクで楽しく会食をしたそうです。
その時、ランチョンマットがわりにテーブルに敷いてあった紙のシートを頂いたそうです。(写真に残せなくて残念)
優しげな花柄に心惹かれたのでしょう。
オネコの証言では、帰宅後すぐに、おママはこのシートを使って⬆️の貼り絵を制作したそうです。
おやっ?
普段は裏に記入されている日付が何故か表に書かれていますね?
それも底辺のど真ん中ですよ。
初めてこの貼り絵を見た時、 私は不思議に思いました。
なんで〜?
*オネコの証言によると
この日の夕方、オネコが実家に行ってみると、おママはサンマルクの紙シートで貼り絵を1枚完成させたところでした。それが ⬆️の貼り絵です。
ひと通り用事を済ませてオネコが帰ろうとした時、興に任せておママはもう1枚貼り絵をしていました。それが ⬇️の貼り絵です。
*チャーコの推理
実は、この2枚の貼り絵は1枚のハガキの表裏でした。
オネコは途中を目撃していますが、まさか1枚の両面とは思っていなかったそうです。
おそらく、おママは最初に ⬆️の貼り絵を制作しました。(オネコ目撃)
日付を書こうとして裏返したけれど、今日が何日かわかりません。それで新聞を見て日付を確認しようとリビングに行ってテレビかおやつに気を取られたら、何のために来たのかを忘れてしまいました。(ものの何分かで記憶は消滅するんですね〜。)
再び作業机に戻ったら、白い真っさらのハガキが1枚出ているのです。
それが自分で作った貼り絵の裏とはつゆ知らず、新しく貼り絵を始めてしまいました。(オネコ目撃)
出来上がって、裏に日付を書こうとしたら…。ありゃ❗️
それで、おママは仕方なく、最初に取り組んだ ⬆️ の貼り絵の底辺ど真ん中に
「2017 9月27日」
と記入するしかありませんでした。
*後日談
もしかしたら、これはおママはハガキを節約したのか?
私は一瞬そう思いました。
しかし、おママがハガキの両面に貼り絵をするのは珍しい事です。
写真撮影の時に、私はおママにこのハガキを見せました。
「珍しいわね。両面にやってあるわ。」
するとおママはハガキを手にして、表裏を交互に見ながら首を傾げました。
「なんでこんな事になったのかしら?
嫌ぁ〜ね。どうかしてるわ。」
それはこっちのセリフですよ。
ごく稀に発生する貼り絵の両面制作は、
おママが短期記憶を喪失する事により起きてしまうのですね…。(^O^)
おママの貼り絵を見て下さり、ありがとうございます。