底辺サラリーマンのほのぼの社蓄生活

生きるのに疲れた底辺サラリーマンが日々の雑記を記していきます。

やる気を見せても損しかしない社会は衰退する気がする

どうも、ほのぼの社蓄くんです。

 

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(※このマンガはフィクションです)

 

 

今日のしゃちく川柳は、

 

「できるだけ 早くやります その仕事」

 

です!

 

仕事をせかされて、無謀な約束をしてしまい、自分を追いこんでしまう社蓄をイメージしてつくりました!

 

それはそうと、仕事をしても報われない会社というのをよく聞きます。

 

年功序列の会社がそのような傾向が強いのではないかな、と個人的には考えています。

 

若手(20代から30代)の社員は、40代50代の社員の3倍ぐらいの仕事量をこなしているのに、年収は3分の1しかない、というような会社です。

 

50代の社員の人で、

「若いとき(20代から30代)は、今の若い人と同じぐらいの量の仕事をしていた、いや、俺のときはもっと多かった、バブルのときで、仕事は腐るほどあったから、寝るヒマを惜しんで働いたものだ、今の若者は甘えている!・・・」

なんておもっている人もいるかもしれません。

 

確かに、高度経済成長期は景気が上り調子だったので、設備投資や消費の拡大が急速に進み、仕事の量の多く、今ほど労働環境もちゃんとしていなかったので、長時間労働サービス残業なども多かったのかもしれません。

 

しかし、当時は将来に対して希望を持つことが出来ていたと思います。

 

国全体が成長していた時代ですから、働いたらその分だけ、将来がよくなる、希望がある、という時代だったのではないかと思います。

 

今の若い人にとっては、そういう希望を持つことが難しくなっています。

 

少子高齢化で、人口はどんどん減少するのに、高齢者が増えるので社会保障費は増大したり、企業の不正など、世の中の暗いニュースが、ネットやテレビで簡単にアクセスできるので、どんどんと鬱々とした気分になってしまうような気がします。

 

それなのに、会社や職場では異常な量の仕事を押し付けられては、メンタルをやられてしまう若手も少なくないのではないでしょうか。

 

要領の良い若手は、がんばっても損をする、やる気を見せても自分を追い込むだけであることに気が付き、できるだけ他人に仕事を押し付け、自分の負担を減らすように行動することが出来ます。

 

不器用で真面目な若手は、自分でぜんぶ背負い込んでしまい、周りに相談することもできず、自らつぶれてしまいます。

 

要領の良い若手が悪いというわけではありませんが、不器用でも真面目な若手が早期にリタイヤしてしまうことは、社会にとっての損失であると思います。

 

結局、この真面目な若手がつぶれてしまえば、その仕事は、要領の良い若手に回ってきて、この若手も仕事から逃げられなくなり、つぶれてしまうかもしれません。

 

そうなると、社会全体の絶対的な労働力が不足し、経済に大きな影響を与えてしまうように思います。

 

年配の社員は、今までの仕事の経験と知識があります。

不器用でも真面目な社員がやる気を見せていたら、つぶれないように、そのフォローに回るぐらいの気配りは必要ではないかと思います。

 

本日もご覧いただき、ありがとうございました。