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ジャッキー・チェン娘、自殺未遂の末にレズビアンをカミングアウト……彼女とのラブラブ写真公開

2017年10月11日 19時12分 (2017年10月13日 15時50分 更新)
 

#lgbtqai #lgbt #lesbian #androgynous

@stolenmilkteaがシェアした投稿 - 2017 10月 5 12:43午前 PDT

 そしてさらに翌日には、膝の破れたジーンズに黒のトップと黒のジャケットにサングラス姿という全身真っ黒な写真とともに、「これほどまでにたくさんのサポートと愛を注いでもらえていることに、畏怖の念を感じてしまう。自分のガールフレンドのアカウントと、このアカウントに、たくさんのポジティブな言葉を残してくれたフォロワーたちに、ホント、言葉が出てこないです」と、感謝の気持ちをコメントした。

 エッタは続けて、「香港のメディアは彼女と自分のことをバカにして、おもしろおかしく書き立てているというのに、世界中の人たちからたくさんの応援をもらえるというこの事実。自分はネガティブで了見の狭い世界に育ってきたけど、己の経験を、そして真実を語ることで、自分と同じ境遇の人たちを救う時が来たと感じてる」「無気力で、生きてる意味などあるのかと不安定だった頃の自分から、だいぶ成長した。たくさんの愛をくれて、そして自分たちを受け入れてくれてありがとう」と、恋人のアカウントにタグ付け、香港メディアや社会に反発しつつ今後、活動家として活躍していく構えを見せた。



 エッタの“彼女”は、「リアルドール」と呼ばれSNSで人気を集めているアンディ・オウタムという女性。セーラームーンが大好きで、腕にピンクを基調としたセーラームーンのタトゥーを彫っており、年齢は29歳だといわれている。

 アンディも同じ頃、自身のインスタグラムにエッタとの写真を2枚投稿。1枚目には「彼女のような人が、この世の中にいるなんて。自分が何を考えているのか表現していいんだよって、彼女はそんなチャンスを与えてくれた」「批判しないで、理解だけしてください。みんなに反対され、私たちは何度も押しつぶされそうになったけど、一緒に手を取り、乗り越えられるんだって知っているから。今年たくさんの困難に襲われたけど、やっと正しい方向に進むことができるね」「家族、友達、香港社会から、たくさんの差別を受けている。国際的な都市に住んでいるのに、たくさんの人たちが心を閉ざしている。でも、そんなことどうでもいいの。だって、毎朝起きたら、横にはあなたがいるんだもの。愛しているわ」と、2人がかなり前から交際していることを示唆する文を添えている。
 

Thank you to all of those who have shown love and support towards @stolenmilktea and I. We appreciate everyone's kind words and it's honestly giving us more energy to fight for what's right. We will continue to share our journey and hope we can help others along the way. Let's make this world a peaceful and understanding one. #pansexual #lgbtqai #loveislove #lovealwayswins #queer #loveyourself

andiautumnさん(@andiautumn)がシェアした投稿 - 2017 10月 6 10:44午前 PDT

 翌日に投稿した2枚目の写真は、顔出ししたエッタとのツーショットで、サポーターたちに感謝の言葉を贈った。坊主頭にしたエッタは、ジャッキーに似ていることもあり、とても男らしく、また17歳には見えないほど大人っぽい。実際、エッタは、17歳の少女には似つかわしくないほど苦労の多い人生を送ってきている。

 女性に優しく無類の美女好きだとされる父ジャッキーには恋愛のうわさがとても多く、その中で最もタブロイドに書き立てられたのは美貌を誇る香港の女優エレイン・ン(45)との不倫愛だった。元ミス・アジアのエレインは、ジャッキーと逢瀬を重ねるうちに子どもを身ごもり、出産することを決意。このとき生まれた子どもが、エッタだった。

 ジャッキーは出産予定日の9日前に会見を開き、「世の中の男性なら誰もが犯すような過ちを犯してしまった」とだけコメントした。妊娠させたことは潔く認めたものの、「過ちだなんて、生まれてくる子がかわいそう」「女をバカにしている」と非難が殺到した。

 エレインは1999年1月18日にエッタを出産。上海でシングルマザーとして子どもを育て始め、しばらく表舞台から消えた。

 生まれてきた娘のことについてジャッキーは多くを語っていないが、04年に受けたインタビューで、「自分は娘にとってよき父親ではない、失望させていることは確かだ。しかし母親があんな女だから、娘をどう扱っていいのかわからないというのが本音だ」と発言。エレインが計画的に妊娠したのだということを遠回しに示唆して話題になった。

 2011年になると、エレインは突然エッタを連れて香港に戻り、女優業に復帰する。その際にも「娘がジャッキーと会いたいなんて言ったことはない」と断言し、一切関わり合いがないことをアピールしていた。14年にエッタが事故に遭って7針縫うケガを負った際も、エレインは「ジャッキーは娘のことを心配して病院に見舞いに来るわけでもなく、医療費を払うわけでもない。金銭的援助は一切受けていない」と発言し、あらためてジャッキーは何もしない無責任な男だと暴露した。

 しかし、15年にエレインが娘への虐待容疑で逮捕され、世間は騒然とする。エッタが通う学校の職員に「母が酒浸りで心配」と相談し、「母と言い合いになり、肩を叩かれたことがある」とも明かしたことから学校が警察に通報、エレインが逮捕される事態になった。

 すぐに釈放されたエレインは、自宅でエッタの目の前で逮捕されたこと、エッタが「ママは私のことをぶってなんかいない!」と警察官に訴えていたと言い、「自分は娘に暴行など加えていない」と主張。そして、これまで根強く流れていた「エレインはジャッキーから手切れ金として3000万香港ドル(約4億円)、養育費として毎月1万香港ドル(約14万円)を受け取っている。条件は、ジャッキーの妻を刺激しないよう、上海に住み続けること。しかしエレインは香港に戻ってきてしまった。怒ったジャッキーは養育費の支払いを停止し、エレインは金に困るようになった」といううわさについて、「手切れ金も養育費も、受け取っていない」と強く否定した。

 だが「警察はエレインの自宅からマリファナを発見した」とも報道されたため、「エレインは相当な毒母」「アル中、ヤク中の、ひどい母親」だとゴシップされるようになっていく。



 エッタ自身は、この騒動の直後、英大手タブロイド紙「Express」のインタビューに応じている。当時15歳だったエッタは、ジャッキーのことを「父なんかじゃない。なんの感情も沸かない。生物学的な父ではあるけど、私の人生には存在しない人」「ジャッキー・チェンは俳優でしょ? って感じ」と発言していた。
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