こんにちは、仮想通貨に1,000万以上投資しているイケハヤです。
仮想通貨取引所、どこがおすすめ?
「ビットコイン買いたいけど、買い方がわからない……」
という人はけっこう多いんですよね。
まず必要になるのが「仮想通貨取引所」のアカウントです。
日本では「bitFlyer」「coincheck」「Zaif」が主要なプレーヤー。とりあえずこの3つを抑えておけば問題ないです。
結論から申し上げると、本格的に始めるなら、この3社すべてで口座を開設するのがおすすめです。実際、ぼくはすべての口座を使い分けてます。
というのも、それぞれ微妙に特徴が違うんですよ。本人確認手続きが面倒ですが、まとめてざっとやってしまうと楽ですしね。
具体的に特徴をまとめた表がこちら!
以下解説です!
1位:手数料が有利!積立も魅力の「Zaif」。
【Zaifの特徴】
- すべての通貨が「板」形式での取引なので手数料が安い
- 積立投資に対応
- coincheckなどに扱いがない「トークン」市場が用意されている
- しばしばサーバーが落ちるので短期トレードには不向き
マイナーどころではありますが、実はいちばんおすすめなのが「Zaif」だったりします。
というのも、Zaifは「売り板/買い板」形式を採用しているので、取引手数料が安いんです。
たとえば、こちらはZaifのモナコインの価格。590円ほどで約定しています。
同時刻における、bitFlyerのモナコイン販売所の画面。こちらは678円(!)とかなり割高です。
bitFlyerは「bitFlyerが保有しているモナコインを、ユーザーが購入する(販売所)」一方で、Zaifは「モナコインを売りたい人と買いたい人が直接取引を行う(取引所)」という仕様になっています。
ことばは悪いですが、bitFlyerの場合は「中抜き」が発生しているわけですね。
なお、bitFlyerとcoincheckは「ビットコインのみ」、板形式の売買に対応しています。アルトコインは販売所形式なので、手数料がかかってしまいます。
一方で、Zaifは「すべての取扱通貨」に関して、板形式での売買が採用されています。というわけで、ビットコインに加えてアルトコイン(イーサリアム、XEM、モナコイン)を買うならZaifがおすすめです。
加えて、Zaifには「積立投資」で仮想通貨を購入する機能が用意されています。
手数料がかかりますが、仮想通貨はボラティリティ(変動率)が高いので、積立スタイルで買うのがもっとも賢いんですよね(積立投資のメリットについてはこちらの解説をどうぞ!)。
「毎日100円だけビットコインを買う」という感じの設定もできるので、予算が決まっているならぜひとも採用したい投資法です。
関連記事:【実績公開】仮想通貨を賢く運用。「ビットコイン&ネムの積立投資」を始めたよ。
もひとつおまけに語ると、Zaifには今後が楽しみな「トークンの売買市場」が用意されています。これは他の取引所にはない特徴。
今はまだ注目度が低いですが、2018年以降にはかなり発展してくるはず……!
いいことばかりなZaifのようですが、問題点は「サーバーが落ちやすい」こと……。
長期保有派なら問題ないのですが、短期で売買を行う人には正直おすすめできません。ぼくは短期トレードはやらないので、サーバーダウン中は高みの見物をしております。
というわけで、日本円でビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)を購入するのは、Zaifを使うのがおすすめです。coincheckやbitflyerでイーサリアム買うと高いんですよね……。
2位:アルトコイン品揃えとレンディングが魅力の「coincheck」
【coincheckの特徴】
- ビットコイン以外(アルトコイン)は販売所形式なので、手数料が高い
- コインの品揃えは国内トップ
- 仮想通貨を貸し出して利息収入を得ることができる
- デザインが優れているので、初心者にはうってつけ
- 盗難補償あり(要二段階認証)
まずはcoincheck。ここはなんといっても、取扱コインの種類が豊富!
bitFlyerとZaifでは扱われていないコインが複数あるので、それだけ投資の幅が広がります。
coincheckはポジショニング的に「品揃えが豊富」というところを売りにしていくっぽいので、今後も様々なコインが追加されていくと思われます。とりあえずアカウントを作っておくだけでも、市場動向の勉強になるはずです。
また、coincheckでは、他の業者では提供されていない「レンディング」を利用することができます。
こちらは仮想通貨をcoincheckに貸し出すことで、利息収入を得ることができるサービスです。長期保有派にはうってつけの仕組み。リスクもありますが、ぼくもがっつり使ってますよ!
coincheckはUI/UXも優れているので、はじめての口座開設にはぴったりです。初心者の方はここから始めるのがおすすめですね。
3位:FXに強いbitFlyer。
【bitFlyerの特徴】
- 国内最大手の取引所
- FX(bitFlyer Lightning)に強み
- coincheck同様、アルトコインは販売所形式のため手数料が高い
- 盗難補償あり(要二段階認証)
続いて国内ではトップの取扱高を誇る「bitFlyer」。
こちらは「FX」に強みがある取引所です。FXにも興味があるのなら、とりあえず開設しておいて損はないでしょう。
面白いところでは、bitflyerを介してAmazonギフト券を購入することができます。ビットコインを実質的に現金化できてしまうわけですね!
他にも「bitFlyer VISAプリペイドカード」なんて便利なものもリリースしています。ビットコインで生活できる時代はもう来ているのです!
ぼくはサブ口座としてbitFlyerを使ってます。100万円までのハッキング・盗難補償があるので、資産が多い場合はこちらに移しておくといいかもですね。
複数の取引所を使いこなそう。
銀行口座と違い、仮想通貨の取引所は複数使う意味があります。
機能的な違いがあるのは解説したとおりですが、複数の取引所に資産を分散させることで、リスクヘッジできるんですよ。
上記の3社は十分に安定的な企業だと思いますが、それでも将来はわかりません。いきなり破産して資産がチャラになる……とかもありえなくはないですね。ハッキングとかも怖いです。
あえて一社に絞る意味はそこまでないので、面倒ですが3社の口座を作っておくのをおすすめします。
アービトラージもできる。
加えて、複数の取引所を使っていると「アービトラージ(裁定取引)」で小銭を稼ぐことができます。疲れるのであんまりおすすめしませんが……。
アービトラージとは、取引所間の価格差を利用して利ざやを稼ぐ投資手法です。
面白いことに、各取引所でビットコインの価格は微妙に違うんですよ。
価格差が大きいときに「安い取引所でビットコインを購入し、高い取引所ですぐに売却」すれば、その分の利ざやが稼げるわけですね。
現物取引ならリスクもそんなにないので、時間に余裕があるなら試してみる価値はあります(税金の計算面倒なので、取引ログはしっかり取りましょう)。
日本で取扱がないコインがほしいなら……。
日本市場はちょっと不思議で、入手できる仮想通貨の種類が少ないんですよ。「NEO」「OmiseGO」「Waves」あたりは上場してもいいと思うんですけどねぇ。
日本の取引所で買えないコインは、海外の取引所で調達しましょう。大手だと「Poloniex」「Bittrex」「Bitfinex」あたりがよく使われます。もちろん英語ですが……。
ただ、海外取引所を使うのも、それはそれでかったるかったり……。
「日本円をZaifに入金→ビットコインを購入→海外取引所に送金→ビットコインで目的のコインを購入」という流れは、なかなか面倒です。
そんなわけで、ぼくはウォレットに交換したい通貨を送れる「Changelly」を使っています。解説記事を合わせてどうぞ。
関連記事:【仮想通貨】交換手数料が安い!「Changelly」の使い方、レート比較、注意点まとめ。
Changellyを使うと、「日本円をZaifに入金→ビットコインを購入→Chagellyに送金&ウォレットに着金」というプロセスになり、手間が省けます。ウォレットに直接入れる方がセキュリティ的にも安心ですしね。
Changellyを使う取引は上級者向けですが、慣れてきたらぜひ挑戦してみてください。
おすすめの運用スタイルも書いてます。
初級者の方は、こちらの記事も合わせてどうぞ。ぼくは短期トレードはやらない堅実派です。あれは消耗しますから……。
関連記事:【実績公開】仮想通貨を賢く運用。「ビットコイン&ネムの積立投資」を始めたよ。
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