コンサート楽しみにしてますね。
はい。
頑張ります。
今日は八代亜紀さんにおいでいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ごめんください。
ありがとうございました。
(榎木カツ)「サイタサイタ」
(児童たち)「サイタサイタ」
(カツ)「サクラガサイタ」
(児童たち)「サクラガサイタ」では「サイタ」と「サクラ」の「サ」の字を書いてみましょう。
これが「サ」の字です。
手を上げて書いてみましょう。
(カツ)1。
(児童たち)1。
(カツ)2。
(児童たち)2。
(カツ)3。
(児童たち)3。
(カツ)ではノートに書いてみましょう。
ノートを開いて!
(カツ)黒柳さん!何してるの?
(黒柳徹子)本をしまってノートを出して筆箱を出して鉛筆を出して筆箱をしまって本を出し…。
理由もなく机を開け閉めしたらいけませんって昨日言ったでしょう!理由はあります!
(カツ)どういう理由があるというの?本をしまってノートを出して筆箱を出して鉛筆を出して筆箱をしまって本を出す…。
黙りなさい!授業の邪魔をするとはなんたる事!先生の言う事を聞かずみんなのお勉強の邪魔をする人は許しません!廊下に立ってなさい!立つ!
(カツ)廊下に出る!はい!あなたは自分が何をしたかわかってますね?はい!ではしばらくそこで反省していなさい!ハンセイ?わからなければそこに立っているだけでよろしい!
(カツ)授業を中断してしまいました。
「サ」が書けたら「サクラ」の「ク」です。
みんな手を出して。
(児童たちの笑い声)
(黒柳朝)上原のおじ様とおば様が入学のお祝いくださったわよ。
わあ赤い筆箱だ!ロッキー見て!シナシナも見て!これは華子さんとシイナさんから絵の具とお絵描き道具一式。
これはダニーさんとエミーさんからエナメルのお靴よ。
あら!えっ?おっ。
わあすごい!エナメルのお靴でトットちゃんもダンス踊らないとね。
うん!「テーノーテーノー花テーノー」「花が咲いたらまたテーノー」トットちゃんそのお歌はなあに?
(徹子の声)今日2組の仲尾先生がトットの事「テーノー」って言ったの。
(仲尾)お前が3組のテーノーか?テーノーってなんですか?
(笑い声)トットちゃんがなぜテーノーなのかしら?わかんない。
ロッキー遊ぼう!
(ロッキーの鳴き声)今日は自分が一番好きな動物の絵を描きましょう。
どんなものでもいいですよ。
何を描くか決まった?はい!ハア…今日は真面目にやってるわね。
回れ右!123。
なってません!もう一回。
回れ右!123。
あら?黒柳さんは?
(味沢三郎)まだ絵描いてます!えっ!?黒柳さん何をやってるの!先生これうちのロッキー。
こんなところまで…。
あっそれはロッキーのうんち。
(カツ)お嬢さんは教師をナメきっています。
そんな事ないと思います。
(カツ)私は教師になって25年になりますがお嬢さんのように協調性がなくいけ図々しい子供は見た事がありません!はあ…。
(カツ)これですよこれ!大人を大人とも思わない。
教師を敬い畏怖しない子供に育てたのは親御さんの責任です。
お母さん今あなたがおっしゃるべき言葉は「申し訳ありません」ですよ。
あっ申し訳ございません。
とにかくこのままでは他の生徒への悪影響も計り知れません。
お宅で厳しくしつけ直してください。
学校ではおとなしくしているように先生の言う事に素直に従うように。
はあ…。
(カツ)返事!はい!
(伊藤華子)ウフフ…子供の純粋さ邪念のなさは芸術そのものだわ。
昔大家が言った。
乃木坂上倶楽部は芸術家のアパート赤ん坊の泣き声は似合わない。
そしたらその時華子さん怒った。
子供こそ芸術だ!僕感動しました。
そうだったわね。
口から出任せだったけどあれは真理だったわ。
トットちゃんは学校の先生より純粋だ。
私も守綱さんに似てるなって思う時があるんです。
(華子)それは誇らしいじゃない。
でも担任の先生には理解されません。
馬鹿な教師。
国家総動員法からこの国はおかしくなった。
教育もおかしくなった。
だからトットちゃんみたいな子供はこの国にとって貴重な存在よ。
フフ…好きにさせておやりなさいな。
はあ…。
(明児)ママ〜!そうか…。
僕もそのトット助の絵を見てみたかったな。
みんなのんきね。
(守綱)気にする事ないよ。
子供なんてみんなそんなもんだろう。
みんなと違うっていって先生は怒ってらっしゃるのよ。
(守綱)そんなふうに不機嫌な顔のママは見たくないな。
…はいわかりました。
フフ…。
そっちのほうがずっといい。
きれいだよ。
(カツ)お盆の上におみかんが5つあります。
そこへ花子さんがやって来ておみかんを1つ…。
(音楽)わあチンドン屋さんだ!そうするとお盆の上のおみかんは…。
チッチキチ〜!チンドン屋さんこっちこっち!
(カツ)席に戻りなさい!チンドン屋さん『東京音頭』をやって!『東京音頭』「ハア踊り踊るなら」「チョイト東京音頭」コラ!コラ!「ヨイヨイ」「花の都の花の都の…」何事ですか!またお前か黒柳!すみません隣の組に迷惑をかけて…。
学校は遊びに来るところではない。
勉強をするところだ!ああ行っちゃった。
また来てね!
(カツ)今『東京音頭』を歌ったり手をたたいたりした者は立ちなさい!
(カツ)廊下に出ていなさい!また来るかもしれないからここに立ってます。
廊下って言ったでしょう!廊下に出なさい!「ハア踊り踊るならチョイト東京音頭ヨイヨイ」トット助静かにしてくれ。
明児バイオリンの稽古の時間だ。
はい。
パパ…私もパパにバイオリンを習いたい。
(守綱)トット助はママのようにいいお嫁さんになればいいんだよ。
明児来なさい。
はい。
構えて。
(守綱)今日は基礎練習だ。
音階とエチュード。
外に出てロッキーと遊んできなさい。
あっ!ママ榎木先生からお手紙。
うん。
はい。
はい。
(守綱)やってみなさい。
(菅井雄二郎の声)「黒柳守綱殿」「貴殿の御長女徹子嬢の教育につき至急面談したき儀あり」「校長菅井雄二郎」
(菅井)本来一家のあるじにお話しすべき事ですがおいでにならないなら仕方ありません。
お母様にお伝えします。
はあ…。
当校はお嬢さんの教育はしかねます。
他の生徒への悪影響が大きすぎるのです。
他の生徒さんのお勉強の邪魔にならないようにと家でも何度も注意致しましたんですが…。
(カツ)全く改まりません。
じっとしている事は出来ないし教師の言う事は聞かないし奇声を発するし他の生徒を扇動するような恐ろしいところもあるのです。
扇動と申しますと…。
(カツ)真面目に勉強をしている子に教師を無視するように仕向けます。
そんな…。
(菅井)まあ小学校は義務教育ですし当校は公立ですので退学を申し渡す事は基本的には出来ません。
ですので自主的に他の学校に転校して頂きたいのです。
お言葉ですが徹子は感受性のある子です。
普通のお子様より少し感受性が強いのです…。
少しではありません!あれはまさに反逆です!国民が一丸とならなければならない時にあの子の行動のいちいちは国家に対する反逆です!そんなまだ1年生ですのに…。
(菅井)まあまあまあ…。
とにかく夏休みの間に新しい学校をお探しください。
お願い致します。
お願い致します。
(富夫・かなえ)ありがとうございます。
出てってくれって頭下げるなんて変な学校ね。
エミーさんは伯爵家の令嬢でしょう?
(エミー市川)うんずっと昔ね。
(かなえ)お父上にお願いしてその学校の校長にトットちゃんを大事にしてくれって言ってくれないかしら。
(エミー)そんな事出来るわけないでしょ。
こういう時代そういう上からの圧力が一番効くけどね。
(エミー)あ〜あ…もうみんなで華子さんみたいにパリにでも行こっか。
パリか〜いいわね。
だってダンスの仕事も減ってきたしモリーの演奏会も減ってきたでしょう?とんぼ座も洋物の芝居は出来なくなりました。
みんなでパリに行こう。
(かなえ)ダンスや音楽や絵画は言葉が出来なくても通じるからいいですよね。
パリの学校はうちの子を受け入れてくれるでしょうか?受け入れてくれるわよ。
パリは懐が深い街だから。
(エミー)ダニーとアメリカに逃げた時もアメリカ人はみんな親切だった。
今国同士がいがみ合ってんのが信じられないわ。
ダンスも西洋音楽も禁じようとするこの国はもう嫌だけど今年の夏もダンスパーティーはしましょうね。
パリに行く前に!
(笑い声)いつまで踊れるかわかんないもんね。
(シイナ)ただいま!留守番ありがとう。
富夫さんいいスパイス手に入ったよ!本当?
(シイナ)これこれ!これね…これはクミンクミンクミンね!
(守綱)パリに行かなくても家でも教育は出来るよ。
僕のバイオリンを聞いてるだけでも立派な教育だし。
バイオリン以外は?そろばんとか読み書きとか。
そろばんはそろばん塾があるし読み書きなんて誰でも教えられるよ。
そんな事おっしゃってもご自分はバイオリンにしか興味はないでしょう?
(守綱)そうだ!トット助はママには洋裁を習ってシイナさんにはカレーの作り方を習ってダニーとエミーにダンスを習って華子さんに絵を習えばいいよ。
素晴らしいお嫁さんになる。
それじゃあ乃木坂上倶楽部に毎日通えばいいのかしら。
あっでもあそこの大家さん小さい子供がお嫌いなのよ。
大家さんなんかめったに来ないよ。
何も心配する事はない。
ロッキーはトットがいけない子だと思う?思わないよね?
(鳴き声)よ〜し!ここが新しい学校よ。
本物の電車?小林宗作です。
なんでもいいから話してごらん。
なんでも話していいの?
(totto)明日も見てね。
2017/10/12(木) 12:30〜12:50
ABCテレビ1
トットちゃん! #9[解][字]
辛く困難な時代を明るく前だけを向いて駆け抜けた、黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を笑いと涙で描く!「窓ぎわのトットちゃん」の時代から国境を越えた恋まで初映像化!
詳細情報
◇番組内容
身重の黒柳朝(松下奈緒)は夫の守綱(山本耕史)から部屋に閉じ込められるも、苦しい家計を助けるためこっそり抜け出し、仕立て物の仕事に精を出す。そして昭和8年8月9日、二人の間に徹子が誕生!自由奔放な徹子(豊嶋花)は、入学した小学校に馴染めず退学を迫られる!そんな折、朝は個性を重視する『トモエ学園』の存在を知り希望を見いだす!一方ある夜、ダンスパーティーを開いていた乃木坂上倶楽部に警官が乗り込み…!?
◇出演者
清野菜名、松下奈緒、山本耕史
小澤征悦、高岡早紀、豊嶋花(子役)、凰稀かなめ、黒坂真美
◇原案
黒柳徹子
◇脚本
大石静
◇演出
星田良子
◇主題歌
福山雅治『トモエ学園』(アミューズ/ユニバーサルJ)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、角田正子(クリエーターズマネジメント)、菊地裕幸(クリエーターズマネジメント)
【協力プロデューサー】田原敦子(テレビ朝日)
◇おしらせ
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/totto/
☆Twitter
https://twitter.com/totto_tvasahi
☆Instagram
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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