まだ少しだけ残っているけどもうほとんど残ってないよね。
どうしようもない人間がどうでもいい事書いてるだけの日記帳サイト。
役に立ちそうな話をしてる人だらけになってしまった。
お前のどうでもいいリアルのどうでもいいアニメの感想を偉そうに語ってみせてくれる日記はなくなった。
でもSNSにあるのは何かが違うんだよ。
というか、SNSという物の性質が俺の求めている物をどうしようもない人間から奪ってしまうんだ。
社会性、人との繋がり、見栄えを気にした生活、そういった物を次々に供給してしまう。
俺は寂れてホコリを被った廃墟を見に来たのに、廃墟マニアの人が足繁く通ってゴミ拾いや清掃をするせいで滅びているなりに小ざっぱりとしてしまっているのが嫌だ、みてーな感じかな。
駄目だなまだ言語化しきれてねえな。
しばらく後に再チャレンジっすか。
とにかく俺はさ、素人がHTMLカチカチ打って日記を更新していた時代にあった孤独感が好きなんだよ。
今の世の中は孤独さが薄れすぎてる。
インターネットが人間同士を天網恢恢疎にして漏らさずと言わんばかりに徹底的につなげてしまうから、どうしようもない奴らの距離感が近くなりすぎてるんだ。
まるでボトルメールやアマチュア無線を送り合うような、交信をしている相手はいるけどその間をガラスのような強固な障壁がはっきりと阻んでいるような感覚、あの頃確かにあったそれが今の風通しが良くなりすぎた世の中にはねえんだ。
空気の淀みが足りねえ。
誰もが近すぎる。
どうしようもない奴らをもっと孤独にしておいてくれ、その孤独の中で産まれたものが俺は見たいんだ。
まるで自分がどうしようもない人間じゃないかのような言い種だな