街を歩き回れるのは絶対楽しい。
株式会社神田技研が、VR空間上に実寸大の鉄道を建設する「VR鉄道建設プロジェクト」のクラウドファンディングをCAMPFIREにてスタートさせました。VR鉄道、この組み合わせだけでもワクワクするものがありますな!
神田技研は過去に、原寸大の戦艦大和をVR上に建造するクラウドファンディングで成功をおさめた実績があります。このときの制作には文献資料だけでなく当時の大和乗組員の方も協力しており、当時ネットニュースやテレビでも取り上げられていました。目にしたことのある人もいるかもしれませんね。
第1弾は80年代鉄道ファンの憧れであるブルートレインを中心に制作していくとのことで、車窓から風景を眺めたり運転席に座ったり、あるいは撮影モードで現実では侵入できない場所からベストショットを探してみたりと、VRならではなムチャとリアリティの入り交じる動き楽しめます。
株式会社ゼンリンの3Dデータを使用したリアルな街並み再現も魅力のひとつ。もちろん、VR空間上に再現された駅や街並みは歩くこともできます。誰もいないプラットホームや駅前ロータリーを歩くというのはちょっとした終末旅行気分でしょう。こういう現実シムみたいなのはVRと相性が良いと前から思ってたんですよ。
そのほかにも、自由に都市や路線を建設できるMOD機能や、3Dモデルを鉄道模型スケールにして俯瞰視点で楽しめるモード、VRゴーグルなしでプレイできる「2D-FPSモード」、複数プレイヤーが同じVR空間に同居できるマルチプレイなどが用意されています。VRなら、Nゲージも場所をとらない……!
対応プラットフォームはPS VR、HTC Vive、Oculus Riftなどのメジャーどころ。基本パックは3,000円の出資からですが、出資額に応じて付属する列車などのオプションが変化します。現実ベースのVR復刻ってある意味オープンワールドともいえるし、GTAの次はこの手のシムがくるのでは?
CAMPFIREプロジェクトは11月28日中までです。