今回は、SabatonのPrimo Victoriaの感想を記載します。
Sabaton(サバトン) は、スウェーデン出身のヘヴィメタルバンド(北欧メタル)。
活動期間:1999年~現在(2017年)。
大戦や紛争など戦争をテーマに掲げており、戦車を使用したミリタリーなセットをライブ・パフォーマンスにて披露。
War Metal (ウォーメタル)またはMilitary Metal (ミリタリーメタル)と形容される。
Primo Victoria(プリモ・ヴィクトリア)は、2005年に発売されたSabatonのデビューアルバム。
今回紹介するPrimo Victoriaはボーナストラックが収録されたRe-Armedエディションになります。
曲順
Primo Victoria(Re-Armed)エディション
1. Primo Victoria
2. Reign Of Terror
3. Panzer Battalion
4. Wolfpack
5. Counterstrike
6. Stalingrad
7. Into The Fire
8. Purple Heart
9. Metal Machine
10. The March To War(ボーナストラック)
11. Shotgun(ボーナストラック)
12. Into The Fire [Live](ボーナストラック)
13. Rise Of Evil [Live](ボーナストラック)
14. The Beast (Twisted Sister Cover)(ボーナストラック)
15. Dead Soldier's Waltz(ボーナストラック)
作品について
熱き男達が奏でるヘヴィメタルによって聴く者の血が騒ぎ力が漲る。
当作品の音楽的特徴はメタリックさが強調された硬く重いサウンドを伴奏にヴォーカルの野太い声によって重厚感たっぷりのヘヴィメタルに仕上がっています。
北欧メタル特有の壮大感のあるメロディとドラマティックな曲構成を展開、更には演奏における技術力が高く、安定している事もまた特徴的です。
そして、特記すべきはマノウォーやモーターヘッドのように『男』という要素がサウンドにおいても強く表れており勇壮かつ良い意味で暑苦しく汗臭い。
サウンドから熱い湯気が出ているような錯覚を覚え、聴いているうちに筋トレをしたくなりました!!!
2. Reign Of Terror
冒頭からいきなり飛ばしてくる高速ツーバス!!!
勢いをキープしつつ、リズミカルにうねり続けるサウンドが気持ちいい。
壮大感もあってますます惹き込まれていく。
豪快なメタルナンバーではあるが、どこか美しさのある楽曲です。
3. Panzer Battalion
曲の冒頭は静寂、これにより緊張感が増幅されます。
メロディアスなギターソロが炸裂すると本格的な演奏が開始、一気に気持ちが高まる。
荒々しいメタルナンバーではあるが、哀愁感があります。
この哀愁感のおかげで爆音が嫌味にならずにすんなりと聴く事が出来ました。
4. Wolfpack
渋くて深いスローなメタルナンバー。
冒頭、潜水艦(本物の潜水艦?)の中にいる演出が印象的です。
叩きつける力強いビートが熱く、泣きのギターソロが堪らない。
ギターソロから鬼気迫るクラシカルなコーラスへと畳み掛けるように展開されていく。
この怒濤の展開の連続に圧倒されました。
5. Counterstrike
いきなりの高速ドラムソロですぐさまKOされてしまいました!!!
すかさず疾走感のあるアップテンポなヘヴィメタルが展開される。
その上、美しいメロディアスな速弾きギターソロまで聴かせてくれる。
攻撃的で慌ただしい。
だが、このエネルギッシュかつアグレッシブな感じが素晴らしいです。
6. Stalingrad
ズッシリくる重低音と北欧メタル特有の壮大感を兼ね備えたスケールの大きい楽曲。
中盤、テンポが加速し激しさが増すと聴いている方は興奮して落ち着いてなんかいられなくなります。
追い打ちをかけるようにキーボードとギターによる熱いソロバトルも披露される。
内容がてんこ盛りです!!!
8. Purple Heart
心と体がジワリジワリと熱くなる。
凄まじい緊張感と重厚感に包まれる。
スローテンポになっているためサバトンの勇ましさが際立っています。
一言で勇壮です。
ヘヴィメタルの戦士達から放たれる勇壮なサウンドが静かに力強く響き渡る。
おんすきの選曲
・Primo Victoria
・Into The Fire
・Metal Machine
選曲の感想
・Primo Victoria
Sabatonの代表曲。
こぶしの効いた力強いメタルナンバー。
うねり続ける力強いメタルサウンドが心地良くて日頃のストレスが発散した。
マノウォーやモーターヘッドのような『男』の要素が強く、野性味溢れたパワフルなグルーヴが聴く者の闘志に火をつける。
気が付けば拳を突き上げていました。
SABATON - Primo Victoria (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
・Into The Fire
疾走感のあるアップテンポなネオクラシカルメタルナンバー。
イングヴェイマルムスティーンを彷彿させるスピード感のあるクラシカルなギターメロディが華麗であるため、じっくりと聴き入ってしまう。
それを丁度良い速さのダブル・ベース・ドラム(ツーバス)がしっかりと支えています。
クラシカルなギターによる『華麗』な要素とヴォーカルの野太い声による『男』の要素がバランス良く成り立っており高い完成度に仕上がっています。
・Metal Machine
血が騒ぐ熱きメタルナンバー。
壮大感のあるエモーショナル(感情的・情緒的)なギターソロを展開させ、ヘヴィなギターバッキングへと切り替わっていく曲構成が素晴らしく血が騒いで興奮してしまった。
男気溢れるヴォーカルにザクザクと刻まれていくヘヴィなギターバッキングにより体の芯まで刺激され揺さぶられた。
このダイナミズムがカッコイイ!!!熱血ヘヴィネス!!!
『ヘヴィメタル』が満載で聴き終わった後、放心してしまいました。
プリモ・ヴィクトリア〜リ・アームド・エディション【CD/歌詞対訳付/日本語解説書封入】
- アーティスト: サバトン
- 出版社/メーカー: SMD itaku (music)
- 発売日: 2015/12/23
- メディア: CD
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以上、SabatonのPrimo Victoriaの感想を記載させていただきました。
ではまた♪