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福井

牛肉丸焼きで食中毒 福井の大和田げんき祭り

 県は十四日、福井市大和田二で九日に開かれたイベント「大和田げんき祭り」の福井放送イベント会場に出店した店舗「三波羅(みはら)」で牛肉の丸焼きを食べた二家族の男女五人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴えたと発表した。

 県は、患者が共通に食べたのが同店舗の牛肉の丸焼きだけだったため、店舗の食事が原因の食中毒と断定、イベントで飲食店の運営をしていたイベント運営会社「日研」(同市)に厳重注意した。五人中四人からサルモネラ菌が検出された。患者には小学生の男児や七十代の女性も含まれるが、五人はいずれも回復に向かっている。

 県医薬食品・衛生課の担当者は「市販の生肉の半分はサルモネラ菌などに汚染されている。生肉はよく焼き、生肉を触った器具は適切に洗浄してほしい」と呼び掛けている。

 

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