Fate/stay night[HF]:桜役・下屋則子が感涙 第1章初日舞台あいさつ
アニメ人気ゲーム「Fate」シリーズの劇場版アニメ「Fate/stay night[Heaven’s Feel]1.presage flower」(須藤友徳監督)の初日舞台あいさつが14日、新宿バルト9(東京都新宿区)で行われ、主人公・衛宮士郎役の杉山紀彰さんやヒロイン・間桐桜役の下屋則子さんらが登場した。下屋さんは、桜をイメージした白いドレス姿で登場し「至るところをこだわって(アニメを)作ってくださり、一役者として感謝しかないです。十何年、桜を演じさせていただきましたが、まっさらな気持ちで向き合おうと思い、演じさせていただきました」と話しながら、感極まった様子で涙を流した。
主人公・衛宮士郎役の杉山さんはアニメについて「情報度、密度がものすごい。須藤監督が(作品を)深く愛していらっしゃるのを感じました」と語った。舞台あいさつには、セイバー役の川澄綾子さん、言峰綺礼役の中田譲治さん、ランサー役の神奈延年さんのほか、須藤監督、制作プロデューサーの近藤光さんらスタッフも登壇。歌手のAimer(エメ)さんも登場し、主題歌「花の唄」を披露した。
「Fate/stay night」は、手にした者の願いをかなえるという聖杯を巡って、衛宮士郎らマスターがサーヴァントと共に戦いを繰り広げる……というストーリー。原作のゲームには三つのルートがあり、「[Heaven’s Feel]」は、間桐桜がヒロインの通称・桜ルートを全3章でアニメ化。「1.presage flower」」は第1章に当たる。