米国株投資家コタの退屈な毎日

米国の連続増配ディフェンシブ銘柄への配当再投資を軸とした長期投資を行うサラリーマンのブログ

15年以上連続増配している銘柄群から配当利回り別に投資先候補をノミネート

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基本的に私は配当再投資を軸とした米国株への長期投資を行っているため、投資先に関しても連続増配が期待できる銘柄を中心に投資しています。

 

中でも現在のポートフォリオは生活必需品とヘルスケアセクター、しかも比較的配当利回りの高い銘柄を中心に構成していますが、敢えて言うなら計7銘柄と銘柄分散が若干不足しているぐらいで特に不都合を感じていないため、銘柄追加をしようと考えること自体が普段あまりありません。

 

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また、新規投資先を見つけるにしても、普段監視している銘柄は生活必需品やヘルスケアの限定された数銘柄ぐらいで、その他のセクターの銘柄を敢えて調べることもほとんどないため、仮に絶好の割安銘柄が現れていたとしても気づかない可能性が高いです。

 

そこで今日は、見つかるかどうかは別として、自分の好みにとらわれずに敢えて連続増配年数やセクターを広げ、改めて魅力的な投資候補の有無を確認してみたいと思いますので、同じような課題をお持ちの方は是非ご参考ください。

 

なお、今回は Dividend.comのデータを用いて15年以上連続増配している銘柄群を抽出した上で、配当利回りの高い方から水準毎にグルーピングし、それぞれ毎に中身を確認してみようと思います。

 

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配当利回り3.0%以上

 

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できれば3%以上の配当利回りは欲しいため最も注目の銘柄群になります。現在の保有銘柄を除き、この中で敢えて候補を探すとすれば、ここ最近配当利回りが高まったAT&Tあたりでしょう。

 

競合他社との競争が激化しており顧客数が減少傾向にあるほか、先日のハリケーンなどによる影響で利益が棄損する見通しが伝えられたことで、10月11日の38.09ドルから35.89ドルと6%近く下落し、配当利回りが5.47%と高まっている状況です。

 

設備投資のコストが多いAT&Tのビジネスモデル自体はあまり好きになれませんが、配当再投資における資産拡大を加速させる役割として、構成比を抑えつつポートフォリオの一部に加えることも検討してみようと考えています。

 

配当利回り2.5%以上

 

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この銘柄群は2.5%以上と比較的高い利回りに見えますが、本来もう少し高い配当利回りが期待できるものの、株価上昇で逆に下がってしまっている銘柄が多いような気がするため、なかなか候補を見つけるのが難しい印象です。

 

ただ唯一あるとすれば、J.M.スマッカーでしょう。ゼネラル・ミルズなどの食品株と同じように昨年の150ドルあたりからダウントレンドが続いており、直近では106.01ドルと大きく下げている状況でもあるため、比較的割安感が出ているように思います。

 

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ただ、既に私はゼネラル・ミルズを食品株銘柄として保有してしまっているため、今のところ候補にする予定はありません。

 

配当利回り2.0%以上

  

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この銘柄群に関して言えば、マクドナルド、ウォルマート・ストアズ、メドトロニック、スリーエム、コルゲート・パルモリーブと、個人的には候補になりそうな魅力のある銘柄が最も揃っているゾーンだと言えます。

 

しかしながら、この配当利回り水準ではなかなか投資する気になれないため、今後あるかどうか分かりませんが、これらの銘柄が暴落するような事態があれば是非追加を検討したいと思います。

 

最後に

 

今回のノミネートでは、AT&Tぐらいしか具体的に検討したいと思えた銘柄はありませんでしたが、冒頭で書いた通り放っておくと好みの限られた銘柄しか監視しなくなってしまうため、定期的にこういった広めのスクリーニングによる銘柄探しを今後もして行こうと考えています。

 

もし私のように偏った志向をお持ちの方は、意外に見落としていた魅力的な銘柄を見つけられる可能性もあるかと思いますので、是非この機会に投資候補の棚卸しをされてみてはいかがでしょうか?

 

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