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1519話
(さて、どうするか)
オーク似の女がいなこうなったのを見届けると、レイはこれからどうするべきかを考える。
先程の女は、レーブルリナ国のような小国にいるとは思えないくらいの腕利きだった。
ジャーヤという組織には、先程の女と同じような腕利きが他にもいるのか……もしいるのであれば、あまり侮ることも出来ない。
それが、レイの抱いた感想だった。
(恐らく金になるから、ああいう腕利きを引っ張ってきたんだろうけど……いや、レーブルリナ国育ちという可能性も否定は出来ないけど)
ジャーヤという組織を少し侮っていたか、と。レイは詰め所を見ながら考える。
だが、勿論レイは先程の女と戦って負けるとは思っていない。
勝つだけであれば、それこそ容易に勝てるだろう。
しかし、そうなれば多少なりとも大きな騒動になるのは確実で、レイがレンという人物の仮面を被ってこのメジョウゴに忍び込んできたのが知られてしまう。
そうならない為にも、やはり今回は出来るだけ接触しない方がいいというのがレイの考えだった。
(けど、あの詰め所の中には侵入しておきたいんだよな。あそこに何かかがあるのなら、出来ればそれを知っておきたいし。……となると……)
レイの視線が、ドラゴンローブに……より正確にはその中でじっとしているイエロに向けられる。
イエロが見た光景は、残念ながらレイには見ることが出来ない。
だが、イエロは使い魔だ。
ロッシにいるエレーナであれば、イエロの見た光景を直接見ることが出来る。
今この場でレイがそれを直接確認出来ないのは残念だったが、それでもレイが直接現在の状況で無理に詰め所に忍び込むよりはマシな選択だった。
レイも隠密行動は決して出来ない訳ではないのだが、やはり戦闘の方に重きを置いている。
もし周囲に誰もいないような真夜中であれば、レイでも詰め所に侵入することは可能だったのだろうが……ここは夜中こそ活気に満ちる、歓楽街だ。
とても人が大勢出歩いている現在の状況で、詰め所に侵入するという真似は出来ない。
……殴り込みであれば可能だろうが、今はまだそれが早い。
そもそも詰め所ということで、何らかの秘密がないという可能性もまだ否定は出来ないのだから。
もし殴り込みを行って、詰め所にジャーヤの秘密の類がない場合、それはジャーヤに対して明確に敵対の意思を示した存在――ましてやそれが、深紅の異名持ち――がいると、教えるだけになってしまう。
それは、これからジャーヤについての秘密を暴き、大きなダメージを与えるという行為をしようと狙っているレイにとって、あまり面白くない状況なのは間違いない。
だからこそ次善の策として、イエロに忍び込んできて貰おうと考えたのだ。
勿論イエロも、人の目に見つかれば隠れることは出来ない。
セトのような光学迷彩のスキルを持っている訳ではないのだが……幸い今は夜だ。
黒竜の子供のイエロであれば、夜の闇に紛れるのも難しくはない。
メジョウゴは様々な場所に明かりのマジックアイテムがあるが、それで夜の闇を完全に消し去ることが出来る訳でもない。
そのように消えないような闇に紛れ、更にイエロのような小ささであれば、そう簡単に人に見つかる心配はなかった。
「そんな訳で、ちょっと行ってきてくれるか?」
「キュ!」
レイの言葉に、イエロは嬉しげに鳴き声を上げる。
元々イエロはまだ小さく、じっとしているよりは動いている方が好きな性格をしている。
そのイエロが、メジョウゴに来てから……いや、その為の馬車に乗る前から、ずっとレイのドラゴンローブの中でじっとしていたのだ。
動きたくなるのも当然だろう。
また、エレーナからレイの手伝いをするようにとも言われているのを思えば、今回のレイからの頼みを断る理由は存在しない。
「じゃあ、頼むな。言っておくけど、絶対に見つからないようにしてくれよ。……まぁ、こんな場所にいるのが相手なら、イエロをどうにか出来るとは思わないけど」
「キュウ!」
レイの言葉に、イエロは自信に満ちた鳴き声を上げる。
だが、それも虚勢の類ではなく、イエロが自分の実力を十分に理解してのことだ。
そもそも、空を飛ぶような相手を攻撃する手段を持つ者は、基本的に多くはない。
魔法や弓、それ以外では投石といったところだろうか。
だがレイが見る限り、詰め所に魔法使いはいそうにないし、弓を持っている者もいるかどうかは微妙なところだった。
そもそもここに詰め所があるのは、あくまでもメジョウゴで喧嘩騒ぎや酔って暴れた客達をどうにかする為だ。
実質的に裏の組織が運営しているメジョウゴに、レーブルリナ国が雇っている警備兵を入れる訳にはいかない為なのだろう。
幾らこメジョウゴを運営しているジャーヤとレーブルリナ国の上層部の一部と繋がっていても、それはあくまでも上での話だ。
警備兵の中には犯罪組織が大きな顔をしてこのような歓楽街を経営しているのを面白くないと思っている者もいるだろうから、そのような者を引っ張り込む訳にいかないのは当然だろう。
ともあれ、そのような理由によって詰め所にいるのは冒険者としては低ランクくらいの者が殆どであって、とてもではないが空を飛ぶ相手を攻撃するような手段は持たない。
そう考えれば、イエロを送り出すのに心配する必要は全くなかった。
(まぁ、さっき来たオーク似の女がいれば、ちょっと危なかったかもしれないけど)
レーブルリナ国のような小国にいるとは思えないこうらいの強さを持つだろう女の姿を思い出しながらも、レイはイエロをそっと撫でる。
冷たい鱗の感触に目を細めるレイだったが、撫でられているイエロの方も気持ちよさそうに目を細め……やがて、翼を羽ばたかせて空を飛ぶ。
レイは夜空に紛れるように、詰め所へ向かっていくイエロを見送るのだった。
「キュ? キュウキュウ」
小さく鳴きながら、イエロは空を飛びつつ、空いている窓から詰め所の中に入っていく。
虫除けの草を燃やしている臭いに少し嫌そうな表情を浮かべるイエロだったが、それでも虫除けでイエロをどうにか出来る訳がない。
イエロはそのまま詰め所の中に入っていくと、天井に近い位置を跳びながら移動する。
人間というのは基本的に上は死角となっている。
勿論腕利きであれば、上の違和感に気が付いたりもするのだが……イエロにとって幸運なことに、詰め所にそこまでの腕利きはいない。
腕自慢は何人もいるのだが、頭が切れたり感覚が鋭いといった者はいない。
いや、もしかしたらいるのかもしれないが、メジョウゴで起きている騒動に引っ張り出されているのか、少なくても現在の詰め所の中にはいなかった。
「ったくよぉ……何だって俺がこんな場所で働かなきゃいけねえんだよ。本来ならもっと……」
「ほら、あまり飲みすぎるなよ。もし酔っ払って仕事ができなくなったりしたら、どんな処分をされるか分からないぞ」
「わーってるよ。ったく、本当になんで俺がこんな場所に……近くにこれだけ娼婦がいるってのに」
「そう言うなよ。仕事が終われば割引で好きな女を抱けるんだ。それだけで、メジョウゴで働いている価値はあると思うけどな」
「俺は、今すぐにでも女を抱きたいんだよ! 何だってこうして他の奴が女を抱いている間、俺は仕事をしなきゃならねえんだよ。それこそ警備兵とか冒険者とかを雇えばいいじゃねえか」
「いや、冒険者はともかく、警備兵は俺達だろうに」
二人の冒険者が話している光景を、イエロは天井の隅から見つめる。
当然、二人の男達がそんなイエロの様子に気が付く様子はない。
片方は酒を飲んで愚痴を言い、もう片方は飲みすぎないように注意しながら愚痴を聞く。
数分程その光景を見ていたイエロだったが、やがてその場から離れていく。
翼を羽ばたかせているのだが、その音が殆ど聞こえていないのはイエロの特殊な能力によるものか。
もっとも、もし酒を飲んで愚痴を言うといった真似をしていなければ、微かな羽ばたき音にも気が付いた可能性はあったが……今の二人は、それどころではない。
その部屋を離れたイエロは、再び天井付近を飛びながら詰め所の中を見て回る。
イエロにとって幸いだったのは、詰め所はそれなりに広く作られているということだろう。
メジョウゴで騒動を起こした者の頭を冷やす場所が必要だったというのもあるが、ジャーヤに所属する者の中には獣人もいる。
そして獣人の中には背の大きな者もおり、詰め所はそのような者達も閉塞感を覚えることなく使えるようにと造られていた。
だからこそ、イエロが隠れるような場所も多くあり、天井付近を飛んでいても見つかるようなことはなかったのだが。
詰め所の中を飛んで様子を探っていたイエロが次にやってきたのは、牢屋のような場所だった。
もっとも、牢屋ではあってもそれなりに清潔で、ベッドの類もきちんとある。
今は、その牢屋の中の幾つかには何人かの酔っ払いがいびきをかきながら、眠っていた。
そのうちの何人かの顔には殴られたような痕があり、喧嘩騒ぎを起こしてここに連れてこられたのは確実なのだろう。
イエロはそんな牢屋の様子を一瞥すると、また別の部屋に向かう。
次に向かった部屋は、武器や防具といったものの保管庫なのだろう。長剣や槍を始めとして幾つもの武器やモンスターの革を使ったと思われるレザーアーマーも置かれている。
もっとも、レザーアーマーに使われているモンスターの革が、ギルムの物からは大きく劣っているのだろう。
それは辺境であるが故にモンスターが幾らでも出てくるギルムと、モンスターが出ることは滅多にない田舎の小国との違いからだ。
イエロにはその辺りの事情は分からなかったが、それでも置かれているレザーアーマーの品質がよくないというのは、分かったのだろう。あのレザーアーマーは、自分の爪や牙であっても容易に斬り裂ける、と。
もっとも、ここは別に戦いの最前線という訳でもなく、あくまでも詰め所でしかない。
そう考えれば、この程度の武器や防具しか置いていなくても不思議はないだろう。
「キュ?」
あれ?
そんな風に首を傾げるイエロ。
てっきりこの詰め所には何か大きな秘密が隠されているのだと、そう思っていたからだ。
だが、実際には特に秘密らしい秘密がある訳でもない。
勿論イエロが気が付かないだけという可能性もあるのだが……それは今のイエロにはどうしようもないことだった。
次にイエロが向かったのは、牢屋と同じくいびきの聞こえてくる部屋。
ただし、その部屋は牢屋と同じという訳ではなく、幾つかのベッドが普通に置かれており、そこでは何人かの男達が眠っている。
その部屋には特に何も重要な物がないと判断したのだろう。イエロはそのまま別の部屋に向かう。
次に移動した部屋は、料理の匂いが漂っている。
食堂……という程に立派なものではないが、簡単な調理器具が幾つか置かれている部屋だ。
ただし、そこから漂ってくる匂いはそこまでイエロの食欲を刺激するものはない。
同じ料理であれば、それこそレイがミスティリングの中に用意してある料理の方が何倍も美味そうに思えた。
実際、ここでされる料理は、料理と呼ぶより餌と呼ぶ方が相応しく、とにかく腹が一杯になればそれでいいというレベルだ。
とてもではないが、イエロが喜んで食べるような料理が出来るとは思えなかった。
そもそも、ここは歓楽街で酒場もある。
どうしても腹が減ったのであれば、その酒場に行って料理を食えばいいのだ。
精力がつくような料理が多いのだが、それでも普通に食べる分には問題ないのも事実。
「キュウ……」
そのことに考えが及んだのか、それとも単純に何も食べる物がないのが残念だったのか……ともあれ、イエロは小さく鳴き声を上げてから次の部屋に向かう。
次に向かったのは、物置と思しき場所。
もう使わなくなった物や、取りあえず置いておこうと思った物……そのような様々な物が置かれている場所だ。
どちらかと言えば、物置というよりはゴミ捨て場と表現した方がいいような、そんな場所。
とてもではないが、このような場所に何かの手掛かりになりそうなものがあるとはイエロには思えなかった。
……中には何に使ったのか、大量の血がついた布といったものもある。
まだ布についた血が変色しておらず、お前に血の臭いも薄れていないところを見れば、今夜使った布なのだろう。
何に使ったのかはイエロにも分からなかったが、それでも血を止める為……ということではないというのは、容易に想像出来る。
「キュウ」
そうして暫く詰め所の中を探索するイエロだったが……結局これといった何かを見つけることも出来ず、そのまま詰め所を脱出するのだった。
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