シュウメイギクと松葉ボタン。せっかく開いたシュウメイギクも今日の雨で散ってしまいそう。松葉ボタンも、もう終わりかしら?
こんにちは、HANAです。
今でこそ、お料理が好きな私ですが、結婚して子供が出来るまでは、そもそも食べる事にあまり関心がなかった様に思います。
母が料理上手だった、と言う事もあるのでしょうが、何から何まで母任せ、学生の時も部活を存分に楽しみ、隣に立ってのお手伝いも数えるほどでした。
けれど、妊娠が分かってから認識がガラリと変わりました。
私が口にする物全てが、お腹の赤ちゃんの栄養にも害にもなる、と考えてから、不思議な事に嗜好も一変したのです。
丈夫な赤ちゃんの身体作りの為、と思うと、今まで好んで食べなかった物も、栄養があるとわかると、逆に好んで食べたくなったり、嫌いな物もほとんどなくなっていきました。
そして母乳を出す為にマッサージを始め、出産してからは祖母の教えで白米、お餅、根菜類等など、母乳の出をよくする為の食事も気を付けました。
結婚も、そして一人目の出産も早く、若かったからかもしれませんが、看護婦さんに「こんなに、するりと楽に産めるのなら何人産んでもいいわね」と言われ、母乳も乳母?になれる位たっぷりと出て、二人の息子達は1度も粉ミルクのお世話にはなりませんでした。
丈夫な身体に産んでくれた母に感謝です。
出すぎる母乳をやっとの思いで断乳し、離乳食が始まります。
一歩外へ出れば、手軽に豊富な種類の離乳食がすぐに手に入ります。
でも、母は
「子供の身体は母親が作る食事で育って行くのよ。あなたが丈夫でいられるのも、今までの食育のお陰。歯や骨が丈夫なのもカルシウムの小魚をおやつに取り入れたりしていたから。子供を育てる、と言うのは教育、食育両方大切なの」。
一切市販の離乳食は購入せずに、すべて、母や祖母の教えを請いながら、悪戦苦闘を繰り返す毎日。
でも試行錯誤を繰り返し、子供が喜んで食べてくれるのを目の当たりにするうち、あ!料理って楽しい!って思える様になってきたのです。
その甲斐あってかどうかは分かりませんが、男の子は身体が弱い、とされていたジンクスを破り、病気らしい病気はせずに大きくなってくれました。
お弁当作りも、朝練に行く為まだ暗いうちから起きて、お昼用と間食用?のおむすび、両方を毎朝作りました。
今思えば懐かしい思い出ですが、1日も休まずに毎日よく作れたな、と自分で自分を褒めてあげたい位です(笑)
教育に関しては、母がそうであった様に基本的なご挨拶意外はあまりうるさく言った記憶はありません。
ただ子供の特性を見極め、興味を持った事に関してはそれを伸ばす環境作りはしてきたつもりです。
ただ、家ルールは崩しませんでした。「何々君のお家はこうだよ」とか「みんなこうしているよ」とか、子供は自分の要求を通そうと自分の家だけが違うかの様な発言をします。
でも、あなたはうちの子、何々君の家の子ではない。と折れません。
そして彼らが納得するまで話し合いました。
今、彼らは
自分はどこへ向かい何をしたいのか、心の声に耳を傾け、周りに惑わされず、幸せをつかむ為に一生懸命です。うちはうち、自分は自分、を胸に。
「小さな頃は手をかけ、大きくなったら心をかけるのよ」と母は歌う様に言ってました。
子育ては何とか卒業した今、これから先は
あたたかく見守りながら、彼らの気持ちに寄り添える様、昔の価値観に縛られず、そして時代の変化に置き去りにされぬ様、柔軟さを失わずにいたいものね、と主人と話しています。
彼らの胃袋はもう少しの間掴んでおく為に、腕を磨いて食育の方は続行して行きましょう♪
健康管理のお手伝い、と思って。
【今日の我が家の夕飯】
ジャンボシュウマイ・いかと里芋の煮物・なすとピーマンのみそ炒め
デザートは頂き物の【飯能銘菓】の四里餅(しりもち)。
柔らかい生地に粒あんがたっぷり!ごちそうさまでした。
✨今日も最後までお読み頂きありがとうございました✨