選挙戦5日目の朝。

千葉市は雨模様。
やれるところまでやるしかないが、さすがに雨の土曜日、人の通りもかなり少ない。

今回の選挙は昨日の『本気論・本音論TV』でも申し上げたが、自公の圧勝となるだろう。

結局は安倍さんの思惑通りとなったわけだ。
色々と言われてはいるが、このタイミングで解散に踏み切った理由は主に2つだ。

1、脅威となりそうであった小池さんが準備不足であること
2、今なら野党がバラバラで自公が圧勝できそうなこと

冷静になって欲しい。改めて3週間前の報道を見直してみてほしい。
ほとんどのメディアで上記したように書かれていたはずである。

要は、安倍さんの勝ちってことだ。そのまんまになってる。

小池さんは色々と言われているが、結局すべての原因は「準備不足」である。
野党がバラバラで票を食い合っているのも紛れもなく同じだ。

安倍さんの勝ちだ。
これで安倍さんに政権が委ねられることは分かるし、北朝鮮情勢を考えれば多数の国民がそれを指示することも理解できる。

が、想像に難くないのが「安倍さん人気にぶら下がっている地方自民」の面々の増長だ。
自分たちの「懸命な選挙戦」によって「自分たちが人気者になった」と勘違いしていくことになるだろう。

私も含めて、候補者はみんな同様に「懸命に」選挙活動をしている。
しかも、ここまで公選法で雁字搦めになっていては、みんなやっている行動はほとんど同じだ。違法行為以外は何も出来ないからだ。

なのに自公が圧勝するのは結局「安倍さん人気」によるところであると言わざるを得ない。

魔の2回生たちはこうやって増長していった。
きっと、今後ますます図に乗っていく可能性が高くなるだろう。

今回の選挙は変な風が吹き続けた。

恐らくこういう選挙は「ちゃんとやってる政党」はきつい。
ちゃんとやってるとは言い換えれば「地味」だからだ。

なので、公明党も苦戦するだろうし、共産党も減らすだろうし、維新もかなりの苦戦となるだろう。
テレビに露出していることは選挙戦には有利だ。これは過去、何度も繰り返されてきた歴史だ。

党の方針がしっかりして
党の支持者がしっかりして
党の主張がぶれない場合…

面白くない。
テレビ的に数字が取れない。主義主張は違えど、公明と共産と維新はかなりしっかりとした主義主張をぶれずに貫く。

一番面白くないし視聴率が取れない。
街に出ていても私のように関東の維新には大逆風だ。街の方々と直接話をしていると、こんなにも風をしっかりと感じるものか。自民党への強風が暴風に変わりつつあることを肌で感じる。強烈な風だ。

それでも訴えるしかない。
声を上げるしかない。
私は日本を変えたい。
古い、政治家の為の政治を壊したい。

あと7日。
走り抜ける。