毎朝、誰にでも無料で降り注いでくれる太陽の光は、眠気を消し去ってくれる最強の味方です。
私たちは人類の長い歴史の中で得た、明るくなると目が覚めるというメカニズムが、体に組み込まれているのです。
日中に眠くなったら太陽の光を浴びよう
日中に眠たくなって仮眠も取れない状況ならば、屋外に出て直射日光を、とりあえず、5分ほど浴びてみましょう。
できればついでに軽くウォーキングもすると、覚醒系のセロトニン神経が活発になって、一石二鳥な効果が表れます。
外に出るのが無理な場合は、なるべく窓際に移動して、外をしばらく眺めるだけでもだいぶ違います。
夜の眠気を減らしたい時は?
夜に眠気を減らしたい場合は、コンビニエンスストアなど、明るいところでしばらく過ごすのがオススメです。
500ルクス以上の明るい光は睡眠ホルモンのメラトニンを減少させるので、眠気が少なくなります。
ただし、メラトニンが減少すると、ベッドに入って眠ろうとしても寝つきが悪くなることがあるので、注意が必要です。
人間の体の中には、地球の1日の自転のリズムに合わせて生きていけるように、昼に活動して夜には眠る生体リズムにを刻む体内時計があります。
太陽の光は体内時計をリセットさせる
早朝に強い光を浴びると、体内時計が早まるので眠気が減って、朝はスッキリ目覚めが早く、夜は早い時間に眠くなります。
逆に、夕方から夜にかけて強い光を浴びると、体内時計が遅い時間の方へずれるので、夜更かしが進み、朝は起きにくくなります。
睡眠の時間帯がずれまくって深刻な人は、病院で特殊な部屋に入って2.500~10,000ルクスの光を浴びて体内時計を治すそうです。
最近では、同じような効果がある小型のものがネットショップでも売られているので、体内時間が狂ってると感じる人や、夜更かしや朝寝坊を治したい人は、試してみてはいかがでしょうか。
朝寝坊を防ぐため、もしくは早起きを習慣化した人は、布団を東側の窓の近くに敷いて、眠る時にカーテンを少しだけ開けておいて、朝日が顔に当たるようにしておくのもオススメです。
ただし防犯には十分気をつけてください。
設定した時間に自動でカーテンを開けてくれる『mornin'』
最近では、スマートフォンで設定した時間にカーテンを自動で開ける商品もあります。
取り付けに工具は不要です。
片手で、ワンタッチで簡単にカーテンレールに取り付けられる仕組みになっています。
また、取り付けたmornin'はカーテンのプリーツ部分にピッタリ隠れるため、寝室のインテリアに影響を与えません。
取り付け方法
STEP 1
動かしたいカーテンの先端のランナーからフックを外しておきます。
STEP2
先端のランナーと、次のランナーの間にmornin'を取り付けます。
STEP 3
mornin'を覆うように、カーテンを元に戻してmornin'の設置は完了です。
mornin'の専用アプリは、iOSとAndroidの両方に対応しています。
タイマー機能を用いることで、設定した時間にカーテンを開閉することができます。
平日は朝7時、休日は朝8時にカーテンを開けるといったように、曜日毎に設定するができます。
一般的なアラームアプリと同じ使い心地なので、誰にでも簡単に使用できます。
また、リモコン感覚でいつでもその場でスマートフォンからカーテンを開閉することができます。
複数台のmornin'を使っている場合には、どのmornin'を動かすか指定することもできます。
まとめ
いかかがでしょうか?
太陽の光は朝の眠気を吹き飛ばし、体内時計をリセットするために重要な働きをします。
また、朝に太陽の光を浴びておくと、交感神経系が刺激されて、セロトニン神経の働きを活性させるスイッチになります。
次に睡眠ホルモン『メラトニン』の分泌が抑制され脳が覚醒し、朝日を浴びてセロトニンが分泌され始めてから、その後およそ14~16時間後に分泌が始まり寝る準備へと導かれるのです。
朝起きたら、すぐカーテンを開けて外の太陽の光を見るようにしてみてください。
日中に眠くなった時も、太陽の光をできれば、夏場は一日15分程度、冬場は少し長めで20~30分程度の時間が浴びるとセロトニン神経の働きが活発になり効果的です。
是非試してみて下さいね。