出典：下流社会 新たな階層集団の出現
俺くらいハードボイルドな無職もいない。上のグラフは下流社会（2005年）の124ページにあたる。※男性の所得と既婚（初婚）率の相関（既婚の場合は夫婦合計の所得）
年収500万円でやっと結婚できる
説明すると年収が150万円の男女はほぼ結婚していないのだ。300万円以上で3割。500万円以上でやっと8割近い婚姻率になる。一番驚きなのが、年収1000万円以上になると、結婚率100％になっている。つまり凡人は年収500万円以上にならないと結婚できないということだ。
年収300万円では結婚は難しい
容姿、性格、コミュニケーション能力。仕事以外で、年収以外で、これらの項目が中より上なら、年収がたとえ低くても結婚できるかもしない。しかしこれは運だ。もう一度いうが、上のデータを見ても、年収が300万円では3割の人しか結婚していないのだ。データは10年以上前のものになるが、今でも同じような、それとももっと酷くなっているのではないか。
年収1000万円以上で既婚（初婚）率100％！
年収が高ければ、年収が1000万円以上あれば、100％結婚できるのだ。これは女がいかに金の亡者なのか、現実主義者なのか、中卒でもわかるだろう。俺はティーテーブルに置いてある安物のウィスキーに手をかけた。「女なんて迷い子の犬のようなもんさ」俺はテーブルの上でグラスを回した。
以上の結果は事実として受け止めなければならない。逃げていては一生ドブさらいをするハメになる。だが、焦って安易に犯罪に手を染めるのはナシだ。ブタ箱行きはできれば避けたい。本日の今から年収を1000万円にするには、それ以上にするにはどうすればいいのか？それだけ考えていけばいいだけだ。まずは手始めに金持ちの習性を身につければいい。代表的な金持ちの習性と言えば女の口説き方だろう。
いい女の口説き方
例えばこうだ。バーでいい女と飲んでいるとき、いい感じなって無性に口説きたくなったら、俺は女の目をじっと見つめて、ギムレットの作り方を教えてやるのさ。「本物のギムレットはジンとローズのライムジュースを半分ずつ、それしか入れない」。女は黙って俺の話に耳を傾ける。ギムレットはキスのようなものだ。一回目のキスは夢中、二回目のキスは無我夢中。三回目以降は酒の味しかしなくなる。それからはもう女のパンティを脱がせるだけだ。二人の影はミッドタウンに消える。