記念撮影の学生が白い崖から転落死 英国の観光地で
英南東部イースト・サセックス州の観光地、「セブン・シスターズ」と呼ばれる白い崖を6月に訪れた学生が、記念撮影のポーズをとったところ、崖から転落死した。死因審問で11日、明らかになった。
審問によると、韓国人女性へウォン ・キムさん(23)は英語学習のために渡英。6月22日にイーストサセックス州カックミア・ヘイブンを1人で訪れた。
調べによると、近くにいた人に写真の撮影を頼み、ジャンプしてポーズをとろうとしたが、足を滑らせ60メートル下に転落した。
イーストボーンのアラン・クレーズ上級検視官は、キムさんは転落によって致命傷を負ったと説明した。
「無益な死」
イーストサセックス消防・救急隊のマーク・ウェブ氏は死因審問後、「信じられないほど悲しい出来事で、とても若い命が無益に奪われた」と語った。
「崖の端には近づかないよう、お願いしたい」
「この事故の前日にも、同じような場所で非常に大きい岩が崩落している。崖の突端が極め
事故現場に向かう道には、崖が不安定だと警告する看板が設置されている。
シーフォード町議会は2017年7月、外国語の警告版を増やす案を検討したが、否決された。
クレイグ・ウィリアムズ町議会議員は、イーストサセックス州議会、ルウェス地区議会、沿岸警備隊、サウス・ダウンズ国立公園局などが全会一致で決めたことだと話した。
「看板は今のままにする。増やしても混乱するだけだという判断だ。代わりに、根本的な対策をすることにした」
「この地域や崖の上に旅行者を連れて来るバス会社やツアー運営会社に対して、警告してもらうようお願いしている」
(英語記事 Student fell off Seven Sisters cliff 'posing for photo')