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3000コメ達成目前だが、まあそれはともかく、

HTTP://www.sankei.com/world/news/171013/wor1710130029-n1.html
核兵器禁止条約は「逆効果」 米がノーベル平和賞受賞要因を痛烈批判 日本は24年連続の核廃絶決議案を提出

ノーベル平和賞がお笑いぐさだというのは前にも書いたが、米国のこの反応は当然だろう。一方、日本は核廃絶を訴えながらNPTには批准しない。これも現実を見れば当然の判断であり、米国に追随したおべんちゃらだというなら、核廃絶を訴え続けることもしないはずだ。

私も核廃絶は望むし、その努力を笑ったりはしないが、現実問題として実現しないのであれば後は核を使えない状況を創り出すしかないだろう。

だから核廃絶を訴えながら、核兵器禁止条約を批准しない日本は極めて当たり前の判断に基づいていると言うことになる。米国の顔色云々とは、そうでなければならないはずだとの宣伝でしかない。

どのように言おうと、核武装国家同士の直接の戦争はない(代理戦争なら無数にあるが)、そして非核武装国家が核武装国家を直接攻撃したこともない。その逆なら無数にあるし、そして非核武装国家同士の戦争も無数にあった。

その理論的裏付けをどうしようと、現実に上記が事実ならそれを認めるだけの事ではないか。それとも、そんな事実はなかったニダと言い張るのか。