前回は100円ショップで買ってよかったもの特集を書きました。
今回は100円ショップで買える安いオーディオ機器の記事を書こうと思います。
この前100円ショプに行った時に、話題の商品を見かけたので買ってきました。
その話題の商品とは
218円で買えるこのダイソーイヤホンです。
なんとこれ、3万円相当の音質と噂です。絶対ウソだゾ
今回はこのイヤホンを全力で聴いていこうと思います。
- 100均で買える200円イヤホンは本当に3万円相当の高音質なのか!?
100均で買える200円イヤホンは本当に3万円相当の高音質なのか!?
というわけでまずは、買ったダイソーイヤホンを開封していきます。
218円 ダイソーイヤホンのパッケージ
パッケージ裏側
DAISO JAPAN だけど MADE IN CHINE
イヤーピース
ゴム製で薄めのイヤーピースが付属 穴は大きめ
イヤホン部
まさかのイヤホン部が左右同じ形です。
これじゃあどっちがLとRなのか分からない。
ま、まあ音を聴けばどちらが左か右かはわかるでしょう..
218円 ダイソーイヤホン ✕ iPhone6sの相性 音質レビュー
まずはiPhone6sで視聴してみた感想です。
3万円相当の音の基準としては、先日購入したXBA-300を基準とします。
音以外の点のレビュー
見た目 ⇨ 200円にしては普通(それより左右がわからん)
装着感 ⇨ 良くはないけど動いても外れないくらいの装着感
音漏れ ⇨ かなり大きめ
肝心の音質の感想は・・・・
ぜったい3万円相当の音質ではない
やっぱりーーー!
218円 ダイソーイヤホンの音の感想
スカスカな音を予想してたけど、思ったよりちゃんと低音域と高音域は出ている。しかし、中低音域がボワついているため全体的にボヤけた音に聴こえる。解像度と音の分離も悪い(200円のイヤホンに求めるのが間違い)そして、音場が悪いためMonogamaの糞耳だと結局どちらがRでLか判断が難しかった。まさか両方からモノラルが流れる疑似ステレオか?とも思ったけど左右のPANが分かりやすい楽曲を聴いたらちゃんとLとRで別の音が流れていた。
独特のフィルターをかけたような面白い音がします。
ある意味これはこれでマニアにはウケそうな音です。
散々書きましたが218円のイヤホンなので当然です。
この記事の本番はここからです。
試行錯誤して3万円相当の音を目指します。
ダイソーイヤホン高音質化計画その① イヤーピースを変えてみる
カナル型イヤホンで音質に影響を与える部分、イヤーピースを変えます。
今回はダイソーに行くついでに電気屋さんで買ってきたこちらを装着します。
茶楽音人 SpinFit(スピンフィット) Mサイズ
なんとこれ価格1000円します。
イヤーピース1個で約250円
250円
200円
イヤホンより高いーーーーっ!!
ダイソーイヤホンが安すぎるのか、イヤーピースが高すぎるのかは、わかりませんがこれで高音質化は間違い無しです。
SpinFit ✕ ダイソーイヤホン の相性は?
ボワついていた中音が少しクリアになり、音の分離が良くなったように感じます。低音域が中心だったのが中低音域が中心になり、ロックの楽曲だとギターの音がかなり前に出るようになりました。
なにより装着感がかなり向上しました。
流石1個250円のイヤーピースだ!
この調子でさらに試行錯誤していきます。
ダイソーイヤホン高音質化計画その② イコライザーを設定してみる
このイヤホン、実はイコライザーを使うと化けると噂です。
3万円相当の音質という話もイコライザーを適用した場合のようです。
というわけでEQをいじれるアプリを導入して聴いてみます。
試行錯誤を重ねた結果にあみだした設定は以下の通り
使用したアプリ
Onkyo HF Player - Google Play の Android アプリ
ダイソーイヤホンのオススメのEQ設定はコレ!
125 周辺の音を抑えて高音域を上げています。
これによってボワついていた中低音域が和らぎます。
曇っていたボーカルの声もかなり聴きやすくなりました。
EQの設定で長時間聴いてたせいか、EQの設定のおかげか
かなり良い音になった気がします!
たぶん慣れただけ
しかし、3万円の音にはまだ程遠いさらに試行錯誤していきます。
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ダイソーイヤホン高音質化計画その③ 再生機をZX300に変えてみる
以前の記事で大絶賛したSONYの新型ウォークマンZX300で聴いてみます。
この時点で安いオーディオ機器の記事ではない気もしますが、気にせず聴いていきます。
ダイソーイヤホンは再生機が良ければ高音質なのか?
ZX300に変更したところ、さらに聴ける音になりました。
音が潰れていたのがマシになってそれぞれの楽器の音が分離したように感じます。
こちらも同様にEQで125の音域を抑えた設定で視聴すると、
普通に曲を楽しめるくらいの音質になりました。
とはいえ、3万円には程遠いです。
ダイソーイヤホンの後にXBA-300を聴いたら感動しました。
ダイソーイヤホン高音質化計画その③ ヘッドホンアンプに繋いでみる
「ポータブル機で聴いているのが悪い」という可能性も否定できないため据え置きタイプのヘッドホンアンプに接続して視聴します。
今回使用するヘッドホンアンプはこちら
audio-technica AT-HA5000
ダイソーイヤホン ✕ ヘッドホンアンプの感想
良いところと悪いところが凄いハッキリしている音がします。
今までで一番音は聴き取りやすく、分かりやすい音になりました。各音域の特徴がハッキリとわかります。ある意味このイヤホンの本来の音がわかった気がします。ボーカル、ギターの音はわりと好みの音ですが高音域の伸びが悪く、解像度が低いので非常にバランスの悪い音に感じました。
ただ、たまに「おっ!」と思うような音を出すので面白いです。
結論 ダイソーイヤホンは3万円の音質になれたのか?
結論としては
3万円の音ではない
というのがMonogamaの意見です。
ですが218円という価格を考えると非常に面白いイヤホンです。
癖が強いですが上手くEQで美味しいところを活かして聴くことができれば、数千円のイヤホンといい勝負ができるかもしれません。
一応、Monogamaオススメの安価イヤホンを貼っておきます。
こちらを買ったほうが間違いはないです。
Panasonic カナル型イヤホン RP-HJE150
値段からは想像できないほどバランスの良い音。
オーディオに拘らない一般の人ならまず不安は出ないと思う。
フィリップス SHE9700
昔からあるフィリップスの名機シリーズ
カナル型イヤホンといえばコレというくらい普及している。
おわりに
完全にMonogamaの自己満足のネタ記事でした。
個人的には、218円のイヤホンでかなり遊べて大満足です。
これからまだまだ聴き込んでいく予定ですので、エージングで音質が良くなったらこの記事に追記するかもしてません。
というわけで、完全に自己満足なネタでしたが
ここまで読んでいただきありがとうございました。