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書籍

文藝春秋社長、図書館に対し文庫本の貸し出し中止を求める 52

ストーリー by hylom
図書館に行く人はまだ見込みがあると思うのだが 部門より

文藝春秋の松井社長が、図書館に対し文庫本の貸し出し中止を要請するという(朝日新聞日経新聞)。図書館の文庫本貸し出しが文庫の売り上げ減少に影響しているためという。

以前より出版社側は図書館によるベストセラー書籍などの貸し出しによって売り上げが低下すると主張していた(過去記事)。

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  • by miyuri (33181) on 2017年10月13日 18時56分 (#3295312) 日記

    貸出と言わず購入中止がいいんじゃないっすかねえほじほじ。

    ここに返信
  • 出版日から一定期間とか限定で、一回貸し出すごとに定価の5%くらいの貸出料支払うとかで良いのではないかな。
    図書館の理念とか考えると禁止は無理があるけど、ベストセラーを何冊も複本用意してまで貸し出すことに疑問が残るのも確か。

    なんでいきなり短絡的な事を言い出すかな……

    ここに返信
    • 雑誌は最新刊が貸出禁止になっているのにねぇ。

      新刊も一定期間貸出禁止になれば、図書館で読んで
      家に帰ってから続きを読みたくてポチる、という
      ようなことにならんだろうか。

    • by Anonymous Coward

      少なくとも市場で消費者が支払う以上は払わないと辻褄が合わないよね。
      市場外で5%って勝手に決める妥当性がないわな。

    • by Anonymous Coward

      図書館にリクエスト出してたくさん買ってもらって、
      読まなくてもいいので、みんなで毎日借りて返してを繰り返すことで、
      税金がどんどん出版社に入ってくる、ウハウハシステムを構築できるかな。

    • by Anonymous Coward

      出版日から一定期間とか限定で、

      貸出料に関しては反対ですが、レンタルCDのように出版から一定期間は貸出禁止として
      館内のみという業界ルールがあって良いと思う。

      よく行く地元の図書館では最新雑誌は館内のみ、数号古くなったら貸出許可になっています。

  • by shesee (27226) on 2017年10月13日 19時30分 (#3295333) 日記

    そうそう本を買えない層に対して知識と娯楽を提供するのも図書館の役割じゃ無いかね。
    特定の種類、特定の出版社の特別扱いなんか出来ない。
    それでも文庫本を貸し出して貰いたくないなら、図書館向け卸に出荷しなければいい。
    その覚悟も無いくせに、要請なんて無責任な戯言言い出すのは社長失格じゃないか。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      専門書ならいざ知らず、文庫本すら買えない層って・・・

    • 業界の中の人として一言。

      > 図書館向け卸に出荷しなければいい
      まず用語的に言うと、出版物の卸は「取次」といいます。

      でもって、図書館だけを相手にしている取次はありません。TRC(株式会社図書館流通センター)のことを想定しているのかもしれませんが、TRCの流通上の位置付けは小売店と同じで、出版社からではなく、一般の取次(昔は大洋社だったけど潰れたので今は日販)から本を仕入れます。

      だから、出版社がいくら図書館に本を売りたくなくても、小売店との直取引ではないので、コントロールは不可能です。

      • 一般の書店に卸した本の約半数は返品されて、その輸送コストは全額取次が持ちます。ところが、TRCなどに卸した本はほぼ返品がないわけで、取次から見ると非常に優良な顧客となります。

        だから取次としては、いくら出版社から「TRCに売らないでくれ」と言われても、「はい、そうですか」と聞くわけがないことは、まあ当然かと。

  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 18時52分 (#3295309)

    耐久性から図書館なら文庫本よりハードカバーの方がいいし

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 18時54分 (#3295310)

    よく借りられる文庫本は痛みが早いような気がします。
    いっそのこと文庫本の紙質を落とせば、すぐに廃棄処分になってしまうので
    図書館が頻繁に買い換えてくれたり、文庫本自体を忌避するようになるのではないでしょうか

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 18時58分 (#3295314)

    所詮その程度のものだったってこと

    ここに返信
    • by firewheel (31280) on 2017年10月13日 19時36分 (#3295337)

      じゃあその本が図書館に入らないようになっても、誰も文句言わないよね。

    • by Anonymous Coward

      貧乏人は図書館で本を借りて読む。娯楽用だったり教材だったりいろいろ。

    • by Anonymous Coward

      個人的には最近の文春文庫って面白くないように思う
      有名どころっていったって五木寛之、松本清張みたいな古いのばっかなんだよね
      そう思うと売れない原因って図書館関係ないんじゃと

      ついでに自分とこでも手を出してる電子書籍も売り上げに影響してるんじゃあるまいか

      • by Anonymous Coward

        >ついでに自分とこでも手を出してる電子書籍も売り上げに影響してるんじゃあるまいか

        いや、いっそ電子書籍だけにしてしまえば、図書館に入れられる事も無く、
        BookOffに売られる古本問題も無く、賞を取って急に人気上昇しても
        在庫が無くて買えないって事も無く、Win-Winじゃないですかw

  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 19時05分 (#3295318)

    図書館によっては、ベストセラーになった本を何冊も入れて、貸し出しているところがある。1冊に限定すればいいと思うよ。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 19時06分 (#3295320)

    ちょっと厚いとすぐ千円越えちゃう。
    図書館になくなったら、もっと読まれなくなるだけ。

    ここに返信
  • 別コメントにもあるけど、ハードカバー、文庫限らず、新刊の貸し出しは発売後一定期間経ってからでいいのではなかろうか。あと、購入は一冊に限定。
    あと、最近の図書館はラノベも入れすぎ。子供を引きつけようという事なんだろうけど、質の低いものが多い娯楽作品はあまり入れる必要はないと思う。あれは、中高生が小遣いで買える金額設定になってるわけだし。このせいで買えなくなった人文書や理工学書は、それなりにあると思う。せいぜい、ハルヒシリーズみたいな定番作品とかだけ入れればいいんじゃないかなあ。

    ここに返信
    • かつて、ロックは堕落だ質の低い音楽だと言っていた世代がおりましてな。反発してロックにのめり込んだ世代ももう爺さん。ジャズもヒップホップもラップもみんなそう。そしてボカロ曲。
      ボカロ曲もヤマハが楽譜出版する時代。
      メランコリックな私小説が文学の聖杯だった時代もあった。その時代は今の一般小説が娯楽小説と呼ばれて低く見られていた。労働文学をやたら先生がオルグしてたり。時代は巡る。
      題名はともかく、ラノベも小説。文体が受け付けられなくとも質が低いなどと決めつけるのは良くない。
      自分の価値観を他人に押し付けてはいけない。それは親の世代と同じ過ちを犯す事になる。

      • by Anonymous Coward

        ラノベは音楽のジャンルに例えるのは不適切。音楽として違うから、好みの違いとして論じられるけど、ラノベはジャンルの違いではない。中身の幼稚さが決定的。
        そもそも、何で突然文体の話をしだすのか。ラノベの問題は文体だけじゃない。
        まあ、同人小説ならありなんだろうけど、それが本屋に並ぶってのは、書き手も読み手もその程度のレベルって事でもある。
        質の議論を、価値観にすり替えるのは思考が単純すぎる。

    • by Anonymous Coward

      理想論だけを語っても仕方がないから、例えば世代単位の棄民で市井の知的水準が下がり、貸出数が極端に下がるようなら、図書館のレベルも追従せざるを得ないだろう。技術書は技術書を読める人間がいるところに置かなければ意義はない。

    • by Anonymous Coward

      娯楽作品削ったところで削った分で買えなくなっていた本が買えるようになる訳じゃない。
      娯楽作品目当ての利用者が減ったらその分予算が付かなくなるだけ。
      それどころか施設自体が削減対象になって、保管場所に困れば閲覧されない書籍から処分される羽目になる。

    • by Anonymous Coward

      娯楽作品の研究をする時の事を考えれば、それらも図書館に必要な気がします。一般層への貸出の是非は別として。

  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 19時30分 (#3295332)

    (文芸春秋社に限らず)買いたくても売ってないことが多いんだが、そっちを先に解決してから言ってくれ。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      絶版にはしません!品切重版未定です!

  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 19時36分 (#3295336)

    図書館で無料で読めるから読むだけで
    お金を払うぐらいなら読まない人も結構いるし
    結局あまり変わらなそう

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 20時18分 (#3295361)

    統計によると公共図書館は2016年で3,280。
    1館で2冊以上置いているところもあれば0冊なところもあるので、とりあえず均して1館1冊と仮定すると3,280冊の売上が確定する。
    図書館での貸出は通常2週間程度、+αで延長や延滞、予約受取待ちがあるとして1回転3週間、21日と仮定する。
    と1年間でフル回転して約17.4回転。×3,280とすると約57,000冊の売上減となる。
    けど1年間ずっと借りられっぱなしってかなりの人気図書だと思うしあり得ない仮定に近いかな。
    と、半分だと考えると28,500冊の売上減。
    30万冊の売上だと1割減程度のダメージと考えちゃうのもしかたないんだろうねぇ…

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 20時21分 (#3295365)

    売り上げの低下への影響は、図書館の貸し出しによるものよりも
    ブックオフとかの存在の方が大きい気がする。
    根拠はないけど。

    ここに返信
    • by wood377 (46309) on 2017年10月13日 20時42分 (#3295375) 日記

      目の敵にするする人は多いようですが、
      昨今は、厳しいとか。 (と言うニュースがあった)
      本の売れ行きはともかく、買取りが減ってるらしいです。
      その結果、売るものが減っているとか。

      • by Anonymous Coward

        一部の大人気タイトルは例外として買い取り価格が低すぎるからね……
        そのわりに売値は高いし。
        本はまとめると結構重いからわざわざ売りに行きたくない。

        ブックオフは買うところで売るところじゃないという意識が強い。
        そう思う人が増えてきたんじゃないの?

    • by Anonymous Coward

      これは本当にあると思う。

      なにがなんでも今読みたいタイトルが決まっているならともかく、例えば旅行のお供に持って行く程度の文庫本だと、借り物では気を遣うので、出発前にブックオフとかで適当なのを見繕って買ってます。

      もし、出版社が旗を振って、図書館で文庫の貸出禁止みたいなムーブメントが起きれば、新刊書の売上が伸びる以上に古書店業界が潤うんじゃないかな。

  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 20時28分 (#3295367)

    過去記事にあるこのコメントが全てを語っている気がするね
    https://srad.jp/comment/2909013 [srad.jp]

    全国の図書館って学校の含めりゃ5000近くあるわけで
    もし図書館が文庫の新刊買わないようになってみ?
    初版売上が5000部ごっそり減っても驚かないね

    ここに返信
    • なんだ、たった 5000か。
      でも地元の図書館で、新刊の文庫なんて見た事も無い。
      一時、近くの公立図書館、いくつか見たけど、どこも文庫の新刊なかった。

      あ、ちょっと遠い、隣り町の図書館はマンガが(比較的)充実してたが。

    • by Anonymous Coward

      その5000箇所でいったい何人の人が読むんだろうね
      無料だから読むけど金払ってまで読む人はいないって?
      映画や音楽なんかの割れの主張と同じだね
      結局は「今ある利点」を手放したくないだけでしょ

  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 21時04分 (#3295397)

    著作者に使いまわした分が還元されないシステムっておかしいと思うんですけど。

    綺麗事で図書館を無料化してるだけで本来は有料でいいんじゃないの?
    オレの通ってる公営プールはすべて有料だぜ。

    貧乏な人には図書館無料入場券でも配ればいい。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      公立図書館は、法律で無料となっているんですよ。
      私設図書館なら、有料でも構いませんが。

      図書館法
      第十七条 公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。

  • by Anonymous Coward on 2017年10月13日 21時13分 (#3295402)

    随分前から図書館は新刊本や漫画、雑誌さえ置いているしね
    金を節約するために本を買わないで済ませる人の便利施設としての役割は無くすべきでしょ
    大型書店で平積みされるような本じゃなくて、ほとんど売れない専門書とか置く本を限定しないと

    文庫本すら変えない貧困層とか言うけど、貧困層における本の需要ってそれほど高くないと思うし
    それでも必要というなら生活保護受給者限定の施設にでもすればいい
    本が売れない時代になったんだしね

    ここに返信
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