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社会

ペルー人の男を死体遺棄で起訴 津地検四日市支部

 三重県四日市市で8月、乗用車からブラジル人の女児=当時(6つ)=の遺体が見つかった事件で、傷害致死と死体遺棄容疑で逮捕されていたペルー国籍の無職トクダ・バレロ・フェルナンド・ホセ容疑者(36)について、津地検四日市支部は11日、死体遺棄罪で起訴した。傷害致死罪については「さらに捜査を継続する必要がある」として処分保留とした。

 起訴状によると、トクダ被告は8月20~29日ごろ、四日市市の自宅アパートで、同居するブラジル人女性(26)の次女ナガトシ・ビアンカ・アユミさんの遺体を、梱包用ラップなどで包んでプラスチック製の箱に入れ、南京錠をかけた上、アパート駐車場に止めた乗用車のトランクに遺棄したとされる。地検は、被告の認否を明らかにしていない。

 捜査関係者によると、事件直前のころ、アユミさんの母親は入院しており、被告とアユミさんが2人で暮らしていた。

 被告は8月29日に死体遺棄容疑で逮捕された。アユミさんの顔や腰を殴ったり蹴ったりして死亡させたとして、9月20日に傷害致死容疑で再逮捕された。捜査関係者によると、傷害致死容疑については黙秘を続けているという。

(中日新聞)

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