米Appleが「iOS 11」で利用可能にしたAR(拡張現実)フレームワーク「ARKit」を採用したアプリがApp Storeで公開され始めている。モバイルアプリの市場調査を手掛ける米Sensor Towerは10月12日(現地時間)、リリース後約1カ月時点のARKit採用アプリについての調査結果を報告した。
ARKitの機能を中心とするアプリでは、予想通りゲームが最も多く、公開されているアプリの35%を占めた。2位はユーティリティで19%、3位はエンターテインメントで11%だった。
ダウンロード数と売上高でもゲームが圧倒的なトップだった。ダウンロードされたARKitアプリの53%がゲームであり、ARKitアプリの売上高の62%をゲームが占めた。
ARKitゲームの有料版のトップは「The Machines」。日本での販売価格は600円だ。現実世界のテーブルの上などにバーチャルな戦場を展開し、そこで戦うゲームだ。
ゲーム以外では、無料アプリでは購入したい家具を自宅に置いて見られる「IKEA Place」が、有料アプリでは240円の物差しアプリ「TapMeasure」がトップだった。
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