自民苦戦の48選挙区 敗北なら安倍首相「退陣」に現実味
22日投開票の衆院選。安倍首相は勝敗ラインを「与党で過半数(233議席)」なんて甘くみているが、既に自民党内からは「50議席前後減らせば、安倍退陣だ」との声も聞こえてくる。公示前勢力の284から50減なら、単独過半数を割り込む可能性もあり、党内がガタガタしてくるのは間違いない。
そこで本紙は、自民が前回14年の選挙では小選挙区で勝利したものの、今回は苦戦を強いられている選挙区に注目。
政党やメディアなどの情勢調査も参考にピックアップしてみたところ、現段階で実に48選挙区が大接戦になっており、自民が選挙区を失う可能性があることが分かった。
■新潟は全敗も
48選挙区は別表の通り。北海道は共産党が立憲民主との選挙協力で候補者を降ろしたことがテキメン。東北でも1区や2区で自民が厳しい戦い。