「貰う」ということの1つ目ですが、
圧倒的に多いのは、ヒーラーなり占い師なり霊能者なりといった方々が、“依頼者から出たネガディブなエネルギーを浴びて自分も苦しくなってしまう”という意味で、「貰う」という表現を用いる場合です。
この意味で「貰う」という言葉を使われるヒーラーなり占い師なり霊能者なりは、実に多いです。
「クライアントに光を流したら、クライアントから過去の怨念みたいなのが吹き出して、咳き込んじゃった。」とか、
「ずっとクライアントが耐えてきた苦しみやカルマみたいなエネルギーが解放されて、こちらにも流れて、頭が痛くなっちゃった。」とか、
「クライアントが連れてきたモノがこっちにきて被ってしまった。」とか、
まぁ、それは色々と…。
ここで、ぜひヒーラーなりを自称する方々には、巷でエネルギーワークなりを習い始めた頃に教わったであろうことを一つ、思い出していただきたいのです。
それは、『エネルギーは高いところから低いところに流れる』というテーゼです。
ゆえに、講師やらガイドやらティーチャーやらに、「ヒーラーはエゴを入れず、エネルギーの道管にならないといけない。」と教えられたりしたかと思います。
だからこそ、自称波動の高い方々は、「一般人に会うとエネルギーを吸われ疲れる」と、違う場面では呟かれたりするのですよね。
そうであるならば、先の「貰う」ということについて、おかしいお話であるとの疑問が湧いてきませんか。
仮にもヒーラーなりとして、他人にヒーリングができるほどに高い波動のエネルギーを保持し、クライアントにエネルギーを流してさしあげられるような方々であるならば、
なぜクライアントからの低いエネルギーを受けてしまうのでしょうか…。
お判りでしょうか。
実は、この意味で「貰う」という言葉を使われるヒーラーなりといった方々は、そもそも自分自身がクライアントよりも波動の低い方々だったりするのです。
もとより、こういった方々のヒーリングも、単に技法を習っただけの妄想です。
よりハッキリ言うならば、その技法がレイキであるにせよ、手かざしであるにせよ、
この意味で「貰う」という言葉を用いる方々は、本当は、“自分が出した汚いモノが相手に弾かれ、それを自分自身が受け戻しているだけ"の方々だったりするのです。
恐ろしいことに、
巷のヒーラーなりの用いる「貰う」の意味の実際は、ほとんどがこのパターンです。
すなわち、
自分が出した汚いエネルギーを弾かれて、それを「貰う」と表現したり、「エネルギーを吸われる」と表現するパターンです。
しかしながら、
ヒーラーなりご本人には全く自覚がなく、
むしろ「講座に通い、イニシエーションなりアチューンメントなりを受けている自分は波動が高い」と妄想しているところが、如何ともしがたいでありますね。
続く…。