こんにちは、無職ゲーマーかみさんです。
目指せ魔具ファイター!
ということで、今回はおそらく進化させている人が少ないであろうA→SS魔具の『妖精の歌』の武器ストーリーの紹介です。
読み応えありますよ。
あるところに売れない歌人がいた。
その歌人の語彙は拙く、親しい者は皆、彼の無謀を止めようとした。
しかし、そんな歌人にも世に知られていない最高傑作があった。
その歌は、ある妖精を助けた時に授けられたものだった。
「この歌の力は強力です。本当にどうしようもならない時だけ歌うのです」
そんな助言と共に授けられた歌だった。
その歌人は歌を詠み続けた。しかし生活は貧しく。
何度も妖精に授けられた最高傑作を世に出そうと思った。
しかし、彼は妖精との約束を守り続けた。
やがて飢餓に苦しみ続けた歌人にも、命の灯火が瞬く瞬間が訪れる。
歌人は最後の力を振り絞りその歌を詠んだ。
その時、全身を光が包み込んだ。
次の瞬間、飢えを知らぬ妖精となっていた。
妖精の意図と歌人の心
今回はまず、妖精=不死 と仮定して想像していきたい。
この歌人は自ら欲したわけではないが、永遠の命を手に入れた。
これから何をするのだろう。歌を詠み続けるのだろうか。
また、「妖精の歌」を授けた側の妖精にはどんな意図があったのだろう。
単に助けてもらったお礼なのか、この歌人だからこそ授けたのか。
仮に歌人の心を見抜いて歌を授けたのであれば、いったい何のため?
数少ない情報だけでも、歌人の人柄の良さ、真面目さ、歌への愛は伝わってくる。
上達するための永遠の時間、好きなことに没頭するための永遠の時間を与えたのだろうか。
逆にこの妖精が悪意を持って歌を授けたとするとどうだろう。
一気に怖い話になるね。
歌を詠むことしかできないにも関わらず、才能がない。
そんな歌人に永遠の時間を与え、歌を詠み続けさせる。
ただ、このストーリーはおそらく「良い話」
そもそも妖精の歌は、詠む者によって効果が変わるのかもしれない。
奇跡は努力の先にあるもの。
これは、妖精の歌を奇跡の歌へと変化させた、偉大な歌人のモノガタリ。
気軽に話しかけて下さいね!