こんにちはユレオです。
私は小学生の頃から科学や生物に興味があり図鑑をよく読み、本の写真を見ていろいろと想像を膨らませていました。
図鑑は文書だけでは無くて図や写真が使われていることで、小学生の私でも十分楽しむことができ、知識も身に付くので親もよく購入してくれました。
高校生・大学生となりそして社会人として大人になった今でも、仕事柄図鑑や写真集を手にする機会が多く、こうした本からいつも知的好奇心やインスピレーションを受けています。
本日はユレオの面白いと思ったり記憶に留まった図鑑や写真集をご紹介したいと思います。
【この記事の目次】
[表示]
- 世界で一番美しい元素図鑑
- 不思議で美しい石の図鑑
- マーカス・チャウンの太陽系図鑑
- ハッブル宇宙望遠鏡 25年の軌跡
- 世界の廃墟
- サイエンス大図鑑
- 心理学大図鑑
- 鋼鉄地帯
- 奇界遺産
- バイコヌール宇宙基地の廃墟
- 最後に
スポンサーリンク
世界で一番美しい元素図鑑
元素の周期表でしか知らない物質をきれいな写真と読みやすい文章で解説した図鑑です。
とにかく写真がきれいで眺めているだけでも飽きません。
世の物質がこうした元素からできているんだということを本当に不思議に思える図鑑です。
中学生ぐらいの子供がいる家庭へのプレゼントとしても喜ばれると思います。
周期表は、あなたが自分の足の上に落とすことができるあらゆるものが載った、普遍的なカタログです。世界には光、愛、論理、時間のように周期表にないものもありますが、それらは足の上に落とすことはできません。
地球も、この本も、あなたの足も、知覚や検知ができるすべてのものは元素からできています。あなたの足は大部分が酸素で、そこに相当量の炭素が加わり、有機分子構造を作り上げています。それによって、あなたは炭素系生命体の一種と規定されるわけです。(もし、これを読んでいるあなたが炭素系生命体でない場合には―「ようこそ私たちの惑星へ! あなたに足があるなら、この本を足の上に落とさないようにしてください」と申し上げましょう。)
酸素は無色透明な気体ですが、あなたの体重の5分の3は酸素です。いったいどうしてそんなことがありえるのでしょう?
元素にはふたつの顔があります―純粋状態での顔と、他の元素と結合してさまざまな化合物になったときの顔です。酸素は純粋状態ではたしかに気体ですが、ケイ素と反応すると強固なケイ酸塩鉱物を作り、地殻の主要な構成成分となります。酸素が水素や炭素と結合すれば、水から一酸化炭素から砂糖までいろいろなものができます。
化合物の外見が純粋状態の酸素からどれほどかけ離れていたとしても、酸素原子はその中にちゃんと存在しています。そして酸素原子はいつでも純粋な気体に戻すことができます。
けれども(原子核崩壊を除いて)、酸素原子が自らもっとシンプルなものに分かれたり壊れたりすることはありません。この不可分性という特性こそ、元素を元素たらしめているものです。
本書で私はみなさんに、すべての元素のふたつの顔をお見せしようと試みました。まず、純元素(物理的に撮影可能な限りすべて)の大きな写真が目に入るでしょう。向かいのページでは、その元素がこの世界でどのように存在し使われているか―特徴的な化合物や応用製品―を見ることができます。引用元:世界で一番美しい元素図鑑
不思議で美しい石の図鑑
この図鑑は宝石ではなく「石」をテーマにしてますが、宝石以上にきれいな「石」の持つ色彩の多様さに衝撃を受ける内容です。
石がなぜこんな模様になったのかと不思議に感じ、石というものの魅力を伝える図鑑です。
幻想的で宇宙的、その不可思議な「石の風景」で、古代から人々を深く魅了してきた瑪瑙(アゲート)やジャスパー。
ほかにも、サンダーエッグ、セプタリア(亀甲石)、孔雀石、オパール、菱マンガン鉱、風景石、瑪瑙化した木や恐竜の化石、隕石など、著者秘蔵の名品約380点が見せる、美麗な模様の世界。
鉱石や貴石ファン、パワー・ストーン愛好者、デザイナー、あらゆる石好き、不思議好きに捧げる、驚異のオールカラー石図鑑です。引用元:不思議で美しい石の図鑑
マーカス・チャウンの太陽系図鑑
太陽系をテーマにした図鑑で宇宙に興味がある方にはたまらない内容です。
写真が大変美しく図も多いので、ただ眺めているだけでも十分に楽しめます。
広大な宇宙の太陽系でさえ知らないことが多いことを思い出させてくれます。
本書『マーカス・チャウンの太陽系図鑑』は、私たちの星・地球が属する太陽系のすべてを、その中心である太陽から、そして最も外側に位置する「オールトの雲」まで詳細に解説する書籍です。
全世界で25万本の売上を記録したiPad / iPhoneアプリ「元素図鑑」制作のTouch Pressによる最新アプリを書籍化しました。
NASAや各国宇宙機関から提供された400点を超える写真には、宇宙探査機によって撮影されたものや、肉眼では見ることができない各種センサーが捉えた画像も含まれ、それらは読者が太陽系に持つイメージをまったく新しいものにすることでしょう。
また、サイエンスライターとして豊富な著作を持つ著者が、最新の知見をもとに執筆した各天体の驚くべき特徴や、人類による発見・探査のストーリーも本書の大きな魅力です。
各種データや図解も豊富に収録し、宇宙に興味を持つすべての読者にお楽しみいただけます。引用元:マーカス・チャウンの太陽系図鑑
ハッブル宇宙望遠鏡 25年の軌跡
この図鑑はハッブル宇宙望遠鏡が撮影した写真を集めており、25年間撮影し続けた深宇宙から太陽系までの素晴らしく美しい写真に圧倒されます。
この図鑑を見ていると宇宙を旅しているような気分を味わえます。
天体観測では見ることのできない真の宇宙の姿に圧倒されます。
ハッブル宇宙望遠鏡25年間の画像のすべて
近年、天文学は飛躍的な発展を遂げましたが、どれほど望遠鏡の性能をあげても、大気などの影響を受けるため地球上からは理想的な観測を行えませんでした。ならば、地球の大気の外に望遠鏡を設置すれば、との構想のもとにつくられたのが「ハッブル宇宙望遠鏡(HST)」です。HSTは、1990年4月24日、地上600kmの地球周回軌道に投入された、全長13.1m、直径4.3m、主鏡の直径2.4mの光学望遠鏡で、97分で地球を1周します。その性能(分解能)は東京から富士山頂に置いたピンポン球を識別できるほど。この能力を駆使して、誕生間もない(5~8億年後)の宇宙の観測や、銀河の中心にブラックホールがあるという理論を裏付ける観測など、さまざまな天体の美しい姿を提供してきました。本書は、HSTが25年間観測してきた画像のほとんどを掲載する決定版写真集です。太陽系の惑星や衛星から、銀河系内の星団や星雲などのさまざまな天体、銀河系外のさまざまな銀河、宇宙が誕生して間もない時代の領域などの画像で構成します。巻末にはHSTのデータ及び開発・運用の歴史などを掲載する、ハッブル宇宙望遠鏡のすべてがわかる一冊です。
引用元:ハッブル宇宙望遠鏡 25年の軌跡
世界の廃墟
この写真集は世界各地の廃墟が収録されており、特に東ヨーロッパや旧ソ連の廃墟はスケールが大きく圧巻されます。
時代と共に人の繁栄と衰退が起こり、かつて人がいた場所がこうして荒廃する姿が大変印象的です。
表紙の廃墟はまるでSF映画のワンシーンのようです。
……こうした時代背景のもとで生まれた本書には、世界の名だたる廃墟が収められている。
廃墟が生じた理由はさまざまだが、大きく4つの種類に大別してみたい。
1つめは戦災による廃墟。20世紀に起きた2つの世界大戦は言うまでもなく、
その後に起きた冷戦構造もまた、米ソの核競争を引き起こし、世界各地に奇妙な建造物を生んだ。
そして2つめはエネルギーと産業を巡る廃墟。産業革命以降、本格化した埋蔵資源の採掘や、
それを利用する発電施設は、人類が必要とするエネルギーの増大に比例するように、
巨大な廃墟を生みだした。
そして3つめは都市と経済を巡る廃墟。
高度に情報化し、グローバル化された金融システムのもとでは、
もはや世界から孤立した楽園が存在することはできない。
あらゆる金の流れがあらゆる街に影響し、昨日まで栄えていた街が、
一夜にして荒廃することすら、現代においてはありえない話ではないのだ。
そして最後は、自然災害による廃墟。人類はいつの時代も自然の猛威から逃れることはできない。
あらゆる人災を避けようとも最後は気まぐれな天意の前に、諸行無常の鐘の音を聞くのだ。引用元:世界の廃墟
スポンサーリンク
サイエンス大図鑑
科学に関する内容が詰まった素晴らしい図鑑で情報量が多いながらも非常に図も見やすくてわかりやすく、数学、物理学、天文学、医学、生物学、化学、工学、量子力学まで科学の主要な内容が分かりやすい文章でまとまっています。
資料としても科学の教科書としても非常に良い感じにまとまっており、一家に一冊というぐらいよくできています。
2,000点を超える貴重な写真や理解を助ける図版で、科学の世界をわかりやすく解説。54ページにわたる付録資料のほか、過去から現代までの主要な科学者250人以上の紹介と、約700項目におよぶ科学用語の解説、2,500項目を超える索引を収録。主要人物19人については見開きの伝記で紹介し、パイオニア的人物約100人については、簡単な人物伝を収録。量子論や遺伝子工学、情報技術など、現代科学の最前線に立つ科学者の取り組みもわかりやすく紹介。
引用元:サイエンス大図鑑
心理学大図鑑
哲学的を様々なカテゴリに分けてデカルト、ユング、フロイト、といった三大巨頭はじめとして、数多くの人とその心理学が紹介されており心理学の歴史を知ることのできる一冊です。
人の精神世界はどのように解きあかされてきたのか。
ペルガモのガレノスからセグペン&クレックレーまで、心理学者のキーとなることばを随所に織り込みながら、わかりやすい図解(「マインド・マップ」)で100を超える心理学の手法と理論を紹介。
こころの不思議を考える人のための心理学入門。引用元:心理学大図鑑
鋼鉄地帯
「日本の現場」をテーマに撮影を続ける写真家・西澤丞が、最新作の舞台に選んだのは、製鉄所。 製鉄所という現場の息吹を伝える、迫力の写真集です!
引用元: 鋼鉄地帯 (日本の現場「製鉄篇」)
奇界遺産
世界のあらゆる不思議な場所や変わった場所を紹介している写真集です。
写真が美しく、それでいてみたことの無いようなビジュアルにいろんな意味で衝撃を受けます。
私はこの写真集は会社の資料室で読んだのですが、あまりもの面白さに仕事を忘れて読みふけってしまいました。
フォトグラファー、佐藤健寿が過去五年に渡って世界を股にかけ、撮影・取材した世界の奇妙な人・物・場所。
中国の洞窟村から、東南アジアの新興宗教、アメリカのUFO基地・エリア51、ギリシアのオーパーツ、
南米ボリビアの忍者学、太平洋の呪われた遺跡、チベットのイエティ、インドのサイババ、あるいは何故か中国・三国志の子孫まで。
訪問国40を超える、壮絶な現地取材を敢行。世界の奇妙なモノをただひたすら撮影、集成した強烈な写真集。
なおアートディレクションには古平正義、イラストには漫☆画太郎が参加。以下本書まえがきより
<芸術>と<オカルト>、一言でまとめると<余計なこと>には、実は人間を人間たらしめてきた謎が、もしかしたら隠されているかもしれないのだ。
確かに現代においても、人間だけがUFOやUMAを見るし、変な建築物やオブジェを作るし、見えないものを見えるといい、そこにないものを信じてみたりする。
しかしこの事実をラスコーの逸話に例えるならば、これは、人類最大の無駄どころか、むしろ人類に与えられた最高の天賦である可能性すらある。
つまり<余計なこと>、それは人間が人間であるために、絶対的に<必要なこと>だったかもしれないのである。
以上の試論を踏まえた上で、私は「現代のラスコー」を探すべく、旅にでた。世界各地を歩き、この<奇妙な想像力>が生み出した<余計なこと>を、ひたすら探し求めたのである・・・引用元:奇界遺産
スポンサーリンク
バイコヌール宇宙基地の廃墟
旧ソ連の崩壊により廃止された宇宙計画とその最前線基地であるバイコヌール宇宙基地の廃墟の写真集です。
ソ連という大国が国の威信をかけて進めていた宇宙開発が国の崩壊とともに脆くも崩れ去り、その後放置されて廃墟となった科学の粋を集めた施設の姿が一冊にまとまっています。
表紙は1991年のソ連崩壊より四半世紀も放置されたソ連版スペースシャトル。
引用元:バイコヌール宇宙基地の廃墟
最後に
知的好奇心が刺激される面白くておすすめの図鑑・写真集10選はいかがでしたでしょうか?
私は仕事柄こういった図鑑や写真集を目にすることが多いので、インスピレーションを刺激して様々なアイデアやビジュアルを生み出すのに大変役立ちます。
また眺めているだけでも楽しいので寝る前に眺める等、多様な楽しみ方が出来ます。
図鑑は子供が読むという印象があるかもしれませんが、大人も十分楽しむことが出来ます。
是非気になる本がありましたら手に取ってみてください。
合わせてお読みください