「大人がマンガなんて読んでるの?」に対する有吉の発言に共感の声
いまやマンガやアニメは立派な経済市場。
電車内や会社の休憩中にマンガを読んでいて、バカにされたり、嫌な顔をされた経験はないだろうか。
11日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)での有吉弘行の発言が、話題を呼んでいる。
■有吉、キレッキレの毒舌
番組に寄せられたのは、「40歳を超えても、まだ少年誌を買ってしまいます。皆さんいつ卒業したのでしょうか?」という45歳会社員からの投稿だ。
『アメトーーク』(テレビ朝日系)のマンガ芸人に出演するほどマンガ好きな有吉は「まだいるからね、マンガなんて読んでるの? って人。そんな奴がマンガ原作のドラマ見てボロボロ泣いてたりね、お前ふざけんなよ」とマンガを見下す人を一刀両断。
マツコも「オタク文化が日本の主流だし、そこがお金を動かしているわけだから。いまだにそういうこと言っている人はあれだね」と「マンガ=幼稚な読み物」と捉えることに苦言を呈した。
■ネット民は共感の声
有吉のこの発言にツイッターでは「有吉さんを拝みたい」「まじで共感」など、多くの共感の声が寄せられている。
マンガを見下す人に気分を悪くしている人は少なくない。
だからこそ、有吉の発言に「よくぞ言ってくれた!」「私の気持ちを代弁してくれた!」と感じる人が多いのだろう。
■オタクは恥ずかしい?
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,376名に「アニメにハマっていたら、引いてしまう年齢」について調査。全体的に低い結果となったが、40代だけは他の年代と比べて高い結果に。
40代は高校生や中学生など、いわゆる多感な時期の子供を抱えているイメージがある。そのため、「アニメにハマっている姿を子供に見せるのはみっともない」と考えている人がいるのだろう。
■世界に誇る日本の二次元コンテンツ
マンガやアニメは日本が世界に誇る文化であり、多くの企業がオタクの購買欲に注目している。
「マンガやアニメは子供のもの」と考える気持ちもわかるが、価値観を時代に合わせて柔軟に調整できないと、時代に取り残されてしまうだろう。
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調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)