じゃらんnet>じゃらんニュースTOPページ>東海>ちょっと大人な贅沢を…。一度は泊まりたい!おすすめの憧れ宿【東海】
数々の国賓をもてなすホテルや美食・絶景・泉質自慢の宿、さらにはリニューアルオープンしたばかりの老舗旅館まで!東海エリアは個性豊かな宿が盛りだくさんで、どこに泊まろうか迷ってしまいそう。
そこで今回は、東海エリアの憧れ宿をご紹介します!ちょっと贅沢な宿に泊まって、大人な旅の楽しみ方をしてみませんか?
記事配信:じゃらんニュース
テラスを含めた専有面積が約88平方メートル~115平方メートルと、ゆったり利用できる伸びやかな空間。
創業1919年。まもなく100年を迎える老舗の宿が、完全リニューアル。メゾネットタイプを含む10室限定の宿に生まれ変わった。全室完備の半露天風呂には、アルカリ性の良泉が湛えられ、加えて全室のテラスからは、国宝犬山城と清流木曽川を望む。国宝の天守閣をここまで近くで望む宿は珍しく、この光景も特別感溢れるおもてなしのひとつと言える。
かつての顧客が描いた色紙絵をロビーの提灯に貼り込んだり、その昔、馬場だったことから、馬蹄がモチーフのオブジェをあしらうなど、宿の歴史に思いを馳せながらゆったり過ごしたい。
奥三河の美しい渓谷沿いに建つ宿は、今では数少ない木造3階建て。昭和初期から大切にされてきた館内を歩くと、欄間や窓に緻密な細工が施され、当時の職人技を垣間見ることができる。それだけでも魅力的なのに、この宿が一度は体験してみたいと思わせ、リピーターを生み出し続けているもの。それが、漢方薬膳懐石だ。
開業は1994年。すでに湯谷温泉で宿を経営していた先代が、縁あってこの希少な建物を譲り受けることに。オープンに際して料理のコンセプトに据えたのが、上海でおいしさに感激した薬膳料理だった。現地からシェフを呼び、懐石料理と融合させた独自のメニューを確立。だが蓋を開けてみると「漢方」や「薬膳」は美食のイメージに繋がりにくく、反応は今ひとつ。それでもクオリティーの高い料理が食通の知るところとなり、各地から人が訪れるように。夕食は食前酒からデザートまで全12品。肉あり魚ありの献立は、質量ともに満足ながら食べ終えても胃は軽やか。ゆったりと温泉に浸かり、食べて体が健やかに―。そんな宿の料理は、今後ますます注目を集めることになるだろう。
アペリティフを片手に過ごす、夕食前のひととき。徐々に色を変えゆく海の景色は見飽きることがない―。熱海の高台で2016年秋に開業した宿は、日本のフランス料理界を牽引してきた『ひらまつ』が手掛けるもの。コンセプトは「滞在するレストラン」。グランメゾンの料理とサービスでゲストをもてなす。ダイニングが占めるのは、数寄屋造りの建物の中央部分。目の前に海がどこまでも広がる最高の舞台を用意する。
料理長は『ひらまつパリ店』などで研鑽を積んだ三浦賢也さん。時間があれば生産者のもとへ足を運ぶ行動派で、狩猟に参加することも。すべては「地元の優れた食材を探し出し、生産者の想いとともにここでしか味わえない料理を生み出したいから」と三浦さん。手に入れた食材も、例えば地金目鯛は内臓付きのまま氷温塩水で3日間熟成させるなど、ベストな状態を見極めて調理。それらをひとつずつ積み重ねながら、フランス料理の新たな境地を目指している。
料理だけにとどまらず、木下孝一の建築、ミロの絵画など館内は一流品揃い。贅を尽くした滞在に、たっぷりと酔いしれたい。
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