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金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~ 作者:十本スイ

特別篇

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第七話 不可思議な変貌

「――あれ、レッカくん。ルヴィ連れてくの?」
「あ、はい。何か離れてくれなくて」


 恐縮するように頭をかきながら言うのは、彼のいつもの癖だ。ミュアは彼の頭の上にチョコンと載っている紅玉のように美しい羽をを持つフェニックス――ルヴィを見て微笑む。


「でも危険だよ?」
「そうなんですけど……」


 意地でも離れないといった感じで、レッカの頭にしがみついているルヴィ。


「何かあっても自分が守りますので」


 レッカお父さんも子育てには苦労しているようだ。


「それじゃ調練場所に急ご。そこでアヴォロスさんが待ってるはずだから」
「オッス!」


 二人でアヴォロスが待つ調練場所へ向かう。そこには兵たちが調練をしているのを、静かに腕を組みながら見つめているアヴォロスがいた。


「お待たせしました、アヴォロスさん」
「! ……来たか」
「よろしくお願いします」
「自分もです! あと、お久しぶりです先生」
「先生はよせと前にも申したであろう」


 レッカがこの世界に生まれて一人ぼっちだった時に、いろいろ教えたのがアヴォロスだという話をミュアも聞いていた。日色の存在も、レッカは彼から聞いたのだという。


「し、しかし自分にとって先生は先生ですから! オッス!」
「はぁ、まあいい。ならさっそく向かうが、余の言うことを無視して行動はするな、絶対だ」
「「はい!」」


 ミュア自身、彼に一度殺されたという経験はあるが、今では良き日色の理解者であり、世界を守る担い手の一人であることを知っている。
 彼の実力だって誰もが認めているだろう。そんな彼が傍にいるというのは何よりも心強いのも確かだ。


 三人の足元に突如として水溜まりが出現する。これはアヴォロスが扱う転移魔法の一つなのは理解していた。


「では行こうか――――アクエリアス・ゲート」


 三人の身体が水の中へ沈んでいく。水の中に潜るということで、反射的に息を止めてしまう。
 しかし冷たさは感じるものの、服は濡れないし、ものの数秒後――。


「――もう着いたぞ」


 アヴォロスの声に導かれ、ミュアは閉じていた瞼を上げると、そこには広大な海が広がっていた。空と海しかない空中に、ミュアたちは浮いていた。
 正確にいえば、アヴォロスが創り出した水場に乗っているという状況だ。


「ありがとうございます、アヴォロスさん。……アヴォロスさん?」


 ミュアは彼に礼を言うために顔を確認していたが、その彼の表情が険しさを表していた。


「どういうことだ、これは?」
「へ?」
「ミュアさん、下を見てください!」


 レッカが眼下の海を指差して声を上げる。


「どうした……の……っ」


 言われた通りに視線を向けると、そこには確かに驚くべき光景が映っていた。
 少し前までは、ここにはただただ広大な海が広がっていたはず。
 それなのに、島ほどの規模ではあるが、大地が浮かび上がっているのだ。


「ア、アヴォロスさん、もしかしてここが……?」
「そうだ。ここはかつて海に呑み込まれた失われた大地。四つ目の大陸だ」


 まだ全容は海から出ていないが、間違いなく島のようなそれは、大陸の一部だという。


「それにしてもどういうことだ……?」
「確かに早いですよね。急に大陸がここまで浮上するなんて」
「違う。そういうことを申しておるのではない」
「へ?」
「余が疑問に思っておるのは、ここにあったはずの街が――消えておる」
「消え……てる?」
「そうだ。海に潜って確かめた。ここには様々な建物があったはずだ。それに…………例の井戸も見当たらん」
「先生、井戸というのは例の『クピドゥス族』がいたという?」


 レッカが尋ねると、アヴォロスは肯定するように小さく顎を引く。
 しかしどういうことだろうか。アヴォロスが転移した場所が間違っていた?
 いや、そんな凡ミスをするとは思えない。ならば、あったはずの街並みが消えたというのは一体……。


「とにかくこの地を調査してみる必要があろう。どうやら危険な様子もなさそうだ」


 アヴォロスが上空から大地を見回してそう言うので、ミュアとレッカも「はい」と返事をした。


「一応まだ上陸は控える。空からそれぞれ確認するのだ。互いにサポートできるくらいの距離を保ち動け、よいな?」
「「はい!」」


 ミュアは獣耳を翼――《銀耳翼》に変化させると、そのまま身体をフワリと浮かせる。


「――《創造魔法》」


 レッカは得意のユニーク魔法で風を生み出し、同じように自身の身体を浮かせた。その頭の上には、眠たそうに欠伸をしているルヴィがいる。
 アヴォロスは背中から翼を生やして、水の足場を消すと同時に空を飛ぶ。


 そうしてアヴォロスの忠告通りに、互いに離れ過ぎずに空から大地を見回ることに。
 別段変わった様子は見当たらない。どちらかというと、【獣王国・パシオン】と同じような自然豊かな土地である。
 草や木々が生い茂り、まるで緑溢れる山の一部のようだ。


「レッカくーん、何か見つけた?」
「いいえ、こちらは何も見つかりません! 至って普通の島だと!」


 どうやらレッカも何も発見できないようだ。アヴォロスを見てみると、やはり険しい顔つきのまま地上を睨みつけている。
 ここにあったという街並みのことを考えているのだろう。


(でもほんとにここに街があったんだったら、一体どこにいったんだろ……?)


 それに海の中に潜ってアヴォロスが大陸を確認してからそれほど時間は経っていないというのに、ここまで大地が急浮上するだろうか。
 何者かの仕業としか思えない事象のような気がする。それもやはり白髪の男……なのかもしれない。


「――ッ!? キュイキュイッ!」
「あっ、待ってルヴィ! どこに行くんですか!?」


 見れば、レッカの頭の上から一人で飛び出し、島へと向かっていくルヴィがいた。


「あ、ダメだよルヴィ!」


 ミュアも注意をするが、ルヴィはある一点を見つめたまま真っ直ぐ空を飛ぶ。そのあとをレッカが追っていく。


「――どうかしたか?」
「アヴォロスさん、ルヴィが?」
「何? ……そういえばあやつはフェニックスだったな」
「あ、はい」
「ふむ。…………フェニックスは自然が生み出した化身だ。何かこの大地から感じ取ったのかもしれぬな」
「そう、なんですか?」
「とりあえず追うぞ。放置はできぬ」
「はい!」


 ミュアとアヴォロスは、地上に降りていったレッカたちを追って行った。



次回更新は18日です。
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