1) パノラマ合成の開始 |
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左側の画面を表示後はブラウザのボタンで戻って下さい。
(画面の中から細部の表示ができます)
起動画面、画面は3つの部分に分かれている。
最上部: ファイル系ボタン、オプション、ヘルプ、画面サイズのアイコン。
2段目: パノラマ合成の起動: 新パノラマ(静止画から)、新パノラマ(ビデオから)、作業中のパノラマファイルを開く。
3段目: Photosynth、Microsoft
Researchのソフト紹介 |
(A) |
起動画面の左上隅の(A):とその他
: ウインドウ・サイズ(元のサイズに戻す、最小化、最大化、閉じる)でウインドウ・サイズが変化する。
その他: 2段目(C)のパノラマ処理選択のアイコンを表示 |
(B) |
起動画面の右上隅の(B):左から オプション(歯車)、ヘルプ(?)、最小化、通常のウインドウ、閉じる(X)のボタン。 |
(B)オプション |
作業用キャッシュ領域は画像ファイルの種類に関係なく同じエリアに画像を展開する筈。 大きな解像度の画像を多数合成する場合には注意が必要でFAQにも大きな画像を入力した時のトラブル事例が出ている。 パノラマ合成を繰り返し処理する場合には空き領域サイズに注意が必要。 |
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オプション(歯車)をクリックするとオプション設定画面が出る。
メモリ使用制限値: 搭載メモリが少ない場合は設定を小さく調整した方が良い。(バージョン1.4.4ではほとんど制限されなかった)
搭載メモリがTotal memoryで表示される。
作業用キャッシュ領域: 現在のキャッシュ領域の設定が表示される。 JPEG画像などが展開されるので作業に十分な空き領域のパーティションを設定する。(画像が展開できるエリア分必要)
(注)搭載メモリが少ない場合 ramdiskやSSDなどを指定するとパノラマ合成が速くなります。 1つのパーティションでサイズが不足する場合は複数の領域を指定することができます。(初期設定の変更が可能、設定順の優先度になっている)
起動時のICEの更新チェック: 起動時に最新バージョンの有無をチェックするが、させたくなければチェックを外す。 |
(B)ヘルプ |
ヘルプ(?)をクリックするとヘルプページ画面が出る。
ICE HomePage: ICEのダウンロードページを表示する。
ICE SupportForum: サポートフォーラムの英文ページを表示する。 どのような問題が起きているか、などの使い方の参考になる。
実際に同様なトラブルがあれば解決のヒントになるでしょう。
ICEのバージョン:最下部に小さな文字で ICEのバージョンが表示されています。 |
(C) |
起動画面の2段目の(C): パノラマ合成処理の起動
左から順に 新パノラマ(静止画から)、新パノラマ(ビデオから)、作業中のパノラマファイルを開く。(ここのアイコンを左上に表示) |
(D): Photosynth.net
の機能紹介 |
Photosynthの機能紹介、バージョン2.0.2のリリース当初は(仮)状態だったが2015年3月にかなり良い内容になった。
(注) 2017年2月のPhotosynth.netサービス終了により非表示に。 |
(E): Microsoft
Researchソフト紹介 |
Microsoft Research開発のソフト紹介、下部の青丸(●)で表示ソフトの画面を切替できる。 |
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パノラマ用画像入力
新規パノラマ合成をクリックでエクスプローラが開き画像を[選択]または[開く]と画像入力画面を表示する。
この画面の右上のボタンからドラッグ&ドロップでも入力できる。
(追加された画面)
パノラマ合成用に選択された画像が表示されます。
必要な画像が入っていることを確認する。
パノラマ合成結果が良くなかった場合にこのステップに戻って画像の追加、取捨選択などを行い、再度パノラマ合成を行う。
撮影方法に関係する場合にはCamera motionを調整する。
(注) 合成境界に大きく影響する画像を見つけて問題を起こしている画像の削除、または境界点を移動できる画像の組合せにする。(撮影時の問題が大きい)
Camera motionを調整した場合は投影法が変わりパノラマ画像の調整に関係することがあります。 |
3) パノラマ画像の調整 [STITCH] |
投影法、画像回転、ゆがみなどの調整 |
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合成画像の投影法の選択と傾きの調整
(注) パノラマ合成結果がダメな場合は[IMPORT]に戻り調整する。
(表示サイズの調整)
マウスホイールの回転または右上のズームスライダで表示画像のズームイン・アウト(拡大・縮小)で画像サイズを適当な大きさに調整する。
投影法の選択: 普通のパノラマは円筒面投影だが目的により投影法を選択する。 バージョン2で投影法が増えアイコンが投影法を表示。(注2)
傾きの調整: Auto orientationをクリックすると自動調整する。
(手動調整 - 同じことが画面のマウス操作でも実行できます)
Roll : 時計回りでの回転を調整。
Pitch : 上下方向のゆがみを調整。
Yaw : 左右方向の画像中心点の移動を調整。 |
4) 使用画像範囲の切り抜き [CROP] |
画像の使用範囲を切り抜き |
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使用画像範囲の切り抜き
ズームスライダーが表示されているのでマウスホイールとスライダーで表示画像サイズを変更できる。
[画像の自動補完] 新機能
(注3)
画像が不足する状況で[Auto complete]ボタンを押すと画像の自動補完を実行する。(切抜き選択範囲とは無関係に周辺部の画像が補完され長方形になるので必要な範囲を設定しなおす)
自動補完後の自動補完の解除はuse auto completionチェックボックスのチェックを外す。
[画像の自動切抜き]
● 最も手抜きは[Auto crop]ボタンをクリックすると合成画像の内側の最大サイズで切り抜きされる。
● マニュアル設定では四辺がそれぞれ独立にマウスで設定できるので使用範囲を設定する。
切り抜きをしない場合は[No crop]ボタンを押す、またはこのステップを飛ばして[EXPORT]ボタンを押す。 |
5) 画像ファイル出力 [EXPORT] |
サイズを決めて出力する |
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画像ファイル出力
[Image size] 画像サイズ
現在の画像サイズが表示されている。
Scaleの%、WidthまたはHeightにピクセル数を入力すると関係する箇所が自動的に変更される。
[Image file] ファイル形式とオプション設定
出力するファイル形式を指定すると設定可能なオプション表示が対応して変化するので確認、設定変更を行う。
ファイル形式はJPEG、JPEG XR、Adobe
Photoshop、TIFF、PNG、Windows Bitmapが選択可能。
出力先の選択
・ディスク出力。 [Export to disk]でエクスプローラが開く。
・Deep Zoom出力。
・Photosynth出力。 |
7) ICEの終了 (処理中ファイルの削除)
右上隅の[閉じる]ボタンでICEの処理を終了する。
(注) 次のパノラマ合成を行うには現在の入力画像を削除する。([IMPORT]ステップで画像を選択後に[Remove
selected]ボタン、またはキーボードの[Delete]キーを押す) |
ICEの終了 (処理中のファイルの削除)
(注) 左上隅の(ウインドウ・サイズ)の最下段の[X 閉じる]でも終了できる。
右上隅 [閉じる]ボタンをクリックすると[Save]保存、[Discard]破棄、[Cancel]キャンセルの3つのボタンが表示される。
[Discard]ボタンをクリックすると処理中の画像を破棄してICEの処理を終了する。 |