京都府は12日、南米原産の強毒アリ「ヒアリ」とみられるアリが、同府向日市で、毛布を入れたコンテナで見つかったと発表した。千匹を超えており、うち1匹は女王アリとみられる。ヒアリと確認されれば京都府では初となる。
府によると、12日午前9時半ごろ、同市の倉庫業者から「開封したコンテナから疑わしいアリが出てきたので、殺虫処分した」と府に連絡があった。府と環境省は外見などからヒアリとみて確認を進めている。
荷物は、9月20日に中国の海南島にある工場から出荷され、香港でコンテナを移し替え、大阪南港で陸揚げ。向日市へ輸送されていた。
【共同通信】