以前、来年結婚する予感がするとブログで書いた。
来年結婚するのなら、今年中には付き合い始めることになる。しかし、今年の夏に新しい出会いはなく、秋に入り、このまま冬になって、俺の予感は外れるんだなと思っていた。
俺は初めて彼女と会った時、奇妙な違和感を覚えた。彼女の反応もおかしかったので、たぶん、彼女も同じことを思ったのだろう。
「あれ? この人、なんか違う」
それが俺の第一印象だった。その日は、その違和感の正体が分からず、もう一度会ってみたのだが、彼女から意外な共通点を話され、俺は確信した。
「俺は彼女と結婚する」というなんの根拠もない確信だ。
そんな確信を持った矢先に、例え話の台詞として、彼女から「結婚しませんか?」という言葉が出てきた。こんな偶然があるのだろうか?
俺は彼女が独身かどうか知らない。今現在付き合っている人がいるかどうかも知らない。ただ、彼女は病気について理解しており、同じ得意体質を持っていて、直感重視タイプで考え方も似ていた。また、俺と同じく絶望から這い上がったという経歴を持っており、マッサージも上手い。何から何まで俺と相性が良さそうだ。
うまく説明できないが、彼女は女性としてではなく、人として好きな存在だ。デートに誘いたいという感じではなく、一緒にいるだけで幸せという感じなのだ。存在するだけで満たされる。今までの女性と違って、彼女の前では等身大でいられるし、理屈抜きで彼女を受け入れられる。
もし、彼女と付き合うことになれば、間違いなく結婚することになるだろう。
彼女と会ってドキドキすることはない。ただ一緒にいると安心できる。そばにいることが当たり前という感覚がある。この感覚は生まれて初めてだ。
書いていてまとまりがないことは自分でも理解している。こういうのは初めてで、よく分からない。彼女が欲しいという感覚ではなく、彼女の元へ戻るという感覚が近いか?
運命の人がいるとしたら間違いなく彼女だろう。
彼女に付き合って欲しいと言いたいのだが、俺は進行性の難病持ちで安月給なため、告白する自信がない。昔の俺ならすぐに告白したのだが、ここ最近、会社で落ち込むことがあって、俺の自信はなくなってしまった。
俺にとって結婚する最後のチャンスだと思うが、色々考えると、難しそうで諦めるしかなさそうだ。あれだけノリがよくて、人当たりがいいのに、独身で彼氏なしとは思えない。やっぱり俺の予感は外れそうだ。